従来の野菜栽培に関して驚いたこと！

ブログ更新、滞っておりました。。。

継続は難しいものです。

がんばります！




さて、先日私に野菜や食生活についてご教授いただいている方から、驚くべき事実を聞きました。

それは、「雄性不稔」について。

簡単に説明するのなら野菜の奇形児。

野菜として、生き物として、「オス」の部分が欠落しているから種が出来ないのだという話でした。


私は、「えー、そんな野菜があるのか・・・」とびっくり。

そんな野菜がスーパーで売られている野菜の大部分だというのですから更にびっくりしました！！

私たちはそんな野菜を食べていたのですね・・・



本来なら花が咲いた後は実が出来て、種が出来てそれを蒔けば芽が出ます。

大部分の野菜、「雄性不稔」の野菜は種が出来ないんです。



この瞬間、はっとしました。

実家は農家なのですが、野菜の苗を毎年買っているんです。農協から。

そうか！！

種が出来ないから、苗を毎年買っていたんだ。

苗から植えたほうが安定して育成できるからだと今まで考えていました。

もちろんそれもあるかも知れませんが、種から植えることができないなんて！！



そうやって品種改良することで、JAは農家に苗を毎年買わせる事ができる・・・

なんて邪推も働きました。

いや、むしろその通りなのかも知れません。

JA、農薬販売やら機材の販売等、かなり農家から搾取してますからね。




JAと農家の関係は置いておくとして。

一般の人がそういった野菜を、口に運ぶことに関してはどう感じているのでしょうか？？

「雄性不稔」は生き物としては完全に、欠陥品ですからね。

そういったものを大部分の人たちが口にし続けている・・・

「医学的にどうこう」といったことはわかりませんが、なんか気持ち悪くないですか？？



そういった事実を、知らないことも含めて。

僕らの世代が農業を考えるということ

僕らの世代が農業を考えていかなければならないと思っています。


なんで？？

なんで？？


と聞かれると困ってしまいます。



うーん。。。



もちろん、理由はたくさんありますよ。


日本の食料自給率とか・・・

農業従事者の現象＆高齢化とか・・・

農業の儲からなさとか・・・

農薬＆科学肥料の弊害とか・・・





でも、僕の場合、一番は当事者の方からの言葉だったりするのかも知れません。。。





先日うちの社長のブログでも紹介していた、とある農業法人の社長様から、


「もっと、若い人に農業を考えてもらいたい、実際にやってもらいたい」


といった言葉を頂きました。





うまくはいえないんですが、当事者が言うのは説得力があります。


ずしーんっ。


ときます。



もちろんその社長様の苦難の道のりを聞いてきたから共感、というのもあるでしょう。



しかし、その社長様が実際に作物と向き合って、感じ取ってきたこと。


それが、


僕の心にも入ってきたからだと思っています。


社長様の言葉、響きました！！


（ちなみにこの社長様、かなーり、弁の立つ方です・・・若いころはNo.1営業マン！！）







ちなみに、本日。


この社長様から、「東京に今度行くので会って話ししよう！！」


とお電話いただきました。


そして、「もっと若い人にがんばってもらいたいから、一緒に何かやっていきましょう。」


といっていただきました。


感激。。。












今のままで日本の農業はいいの？？


これから、どうしていくべきなのか・・・


自分ひとりでは到底どうにも出来ませんが、


いろいろな人のお力添えを受けて、少しずつ考えがまとまっていけばいいな。





と、思いました。

食べる事ってなんだろう。。。その2

人間をはじめ、いきものはみんな食べています。

自分より弱いものの命を頂いて、自分を生かしています。

つまり、頂いた命のつよさが自分の強さになって返ってくるのといいます。

命のつよさは自然の中に宿ります。

どのような物が自然のあるべき姿なのか⁇



ウチの社長のブログにも紹介されていますが、先日茨城の農業法人さんへおじゃましました。
こちらは有機無農薬で作物を栽培しています。

本当に一切の農薬、科学肥料を使っていません。
普通の農家の実情を知っている物としては、聞くと見るとでは大違い！
こんな事、本当に出来るんだ‼ と驚きました。


何よりも驚き、考えさせられたのが農業法人の社長さんの考えでした。


従来の農業は畑に生えてくる雑草ややって来る虫を農薬を使い、殺し、排除してきた。
そんな中で、自分たちの作る野菜だけを生かしている。

僕は話しを聞いて、従来の農業は自然のあるべき姿ではない事にきづきました。

野菜が生えてくる土地には栄養があるのですから他の草も生えてきます。
野菜は虫のエサにもなるので、虫も住み着きますよね？

つまり、雑草や虫がいるのが当たり前の環境なのです。

人間が野菜の育つ環境を変えて、野菜に影響が無い訳がない。

この農業法人さんで作られている、ニンジンジュースをいただきましたがもう衝撃でした。


ニンジンジュースなのに、ニンジンの味がしないのです。

むしろ柿をジュースにしたような、干柿のような豊潤な甘みでした。

市販のニンジンジュースが飲めない僕が、感動してしまいました。

もちろん独自の製法も影響しています。

しかし、ソレ以上にベースのニンジンの味が違う。

私たちがいつも食べている農薬使用のニンジンは元々のニンジンの味ではないのを実感しました。


人間によって味が操作されています。



その味に慣れてしまっていたので、ニンジンジュースで本当に感動してしまいました。