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7月23日
少し前の毎日新聞の記事ですが、取り上げるのを失念していました。
日本振興銀行はSFCGへの実質的な融資だけでなく、顧客間の迂回融資を、貸付債権の保全として利用したり、一企業への融資枠の規制を越える融資をするために使ったり、とても銀行とは思えないことをしていたんだと、忌憚なく言ってびっくりですね。
私も、日本振興銀行とは設立当時は付き合っていましたが、実態が分かるにつれ、正直、弊社の顧客に紹介できるような銀行ではないという判断から遠ざかっていたし、次のことがあって、綺麗さっぱりこの銀行とはお付き合いをやめていたので、記事のようなことをしているとは明確には知りませんでした
 
どのようなことがあったかというと、もうかなり前になりますが、日本振興銀行に2年位前に紹介した会社が破綻して代表者の行方が分からなくなった時、紹介責任を問うような行動に出てきてびっくりしました。紹介後数ヶ月以内ならまだしも2年もたっているのに、紹介者の責任があるというのだから馬鹿間抜けですよね。
おまけに、その頃は、情報保護の法律も制定された後で、顧客の信用情報を、いくら紹介者とは言え、2年も経過しているのに流すこと自体、法律違反で、本当にこの銀行はどうしようもない銀行だと思ったものでした。さらに、その時の行員の超頻繁にかかってくる電話のすさまじさと、その態度があまりにも悪いので、それこそ、当時の木村元会長あてにメールで抗議したことがありました。
当時のブログに詳しく顛末を書いていますので、ご興味ある方はご一読ください。

    

日本振興銀行の話

昨日は失礼しました。今日は日本振興銀行の後日談です。

日本振興銀行は少し変では・・・?    

  

たぶん、木村元会長が見ることはなかったと思いますが、「貴殿の金融コンサルタントとしての名声と見識をなくすような、商工ローン以下の行員の行状をどのように思うのか・・・・」と、氏のプライドを逆なでするような嫌味な文章のメールを送りつけたところ、多分、翌日か翌々日ぐらいに執行役員から平身低頭した謝罪を受けたことからも、けっこう効き目があるメールだったのだと思います。
今から思えば、そのぐらい、私が想像する異常に、木村氏は金融コンサルタントとしての名声やプライドを気にしていたのだと思いますし、行内で恐れられていたのだと思います。
でなければ、見ず知らずの影響力のない私などからのメールぐらいで、本当に、あれぐらい、超スピーディーに、それも役員が謝罪するなんて、普通の銀行ではありえないし、もっと居直って、攻撃してくるかと身構えていたから、正直、肩透かしと言うか、驚いたのを記憶しています。
もちろん顧客情報を第三者に流すこと自体問題があるのではないかと、その頃金融庁に知り合いもいたので、聞いてみると言うことも書いたから、木村氏のことプラス金融庁に垂れ込むぞと言うことが効いたからだったかも知れません。
  
ここで、関連記事をどうぞ。
  
振興銀:会員間で迂回融資 削除メールに記述
日本振興銀行の検査妨害事件で、銀行法違反(検査忌避)容疑で逮捕された同行前会長、木村剛容疑者(48)が削除を指示した電子メールに、同行の親密企業でつくる「中小企業振興ネットワーク」会員企業への迂回(うかい)融資を示す内容のものが含まれていたことが警視庁捜査2課の調べで分かった。同行の貸出残高約4219億円(09年3月期決算)の8割以上が会員企業への融資だったことも判明。捜査2課は、同行が不良債権化を防ぐために、会員間で迂回融資を重ねていたとみて調べている。
 関係者の話では、同ネットは同行の融資先など百数十社で構成する企業グループで「互恵互栄」をうたい顧客を紹介し合うなど協力関係にあった。中核は中小企業保証機構、中小企業信用機構などの保証会社約30社で、これらの保証会社が産業別、業務機能別、金融機能別などの小グループに分類された会員企業を束ねている。
 同ネットの形成は07年ごろ。同行への返済に窮し、保証会社に株を代物弁済する企業が相次ぎ、同行が支配を強めていったことがきっかけだったという。
 会員企業は表向き同行と資本関係は薄いが、同ネット理事長に木村前会長が就任しており、同行幹部が複数の会員企業に送り込まれるなど、実質的には同行の関係会社という。
 同行関係者は同ネットを「迂回融資など不正取引の温床」と指摘する。説明によると、同行から融資を受けた会員企業Aの返済が滞ると、不良債権化を防ぐために(1)同行が会員企業Bへ融資(2)B社がA社へ貸し付け(3)A社がその資金で同行に返済する--というケースが横行しているという。関係者は「実際の迂回融資は複数の企業を経由させたり、投資ファンドに出資させるなど複雑な形態が取られている」と証言する。
 また金融庁の大口融資規制で、1企業への融資は銀行の自己資本の一定割合以下に制限されるため、規制を超える融資をするために迂回融資されるケースもあったという。
 同行関係者は「預金者から集めた資金が倒産寸前の会社の延命に使われている。金融庁が振興銀に1億円以上の融資を停止する命令を出したことで、資金繰りができなくなる企業も出てくるだろう」と話している。
   
読まれてどのような感想持たれましたか?
想像の域を超えませんが、逮捕された気村元会長は本当に銀行経営者として、結果を出したかったのだと思います。
金融のプロとしての世間の評価を潰したくないあまり、かなり焦っていたのではないでしょうか。
でも、金融コンサルタントや金融庁顧問のときのような、颯爽とした木村氏の姿は銀行経営の場ではなく、なんか、木村氏の強い執念、もっと言えば怨念のようなものを感じませんか?
このようなことが、結果として、中小零細企業に唯一無担保でも資金を出す金融機関として残ったのだとしたら、
やはり無理があるから、このような事件が明るみに出なくても、いずれ破綻したのではないかと思います。
他の金融機関同様、中小零細企業の与信を審査できる能力がないのは日本振興銀行も同じだったことが分かり、まさに信用保証協会の代わりに、顧客間の迂回融資という手段で、保全していたことになり、無理をしていたんだと思います。
私は、商工ローンや消費者ローンなどを吸収し、中小零細企業の情報や審査のノウハウを得たうえ、銀行と言うことで預金で資金調達ができる強みで、行儀が悪いことはさておいて、一応の成功を勝ち得ていたのかと思っていましたが、内情は、かなりめちゃくちゃだったことが分かり、これは、日本振興銀行の先行きはかなり厳しいものになると思いました。
夏から秋にかけて目が離せないと思います。