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11月1日

毎日、新聞やテレビで政治関連のニュースが流れていますが、販売部数や視聴率を取るため、中には恣意的に大して重要ではない話を強調したり、上げ足取りみたいな建設的ではない話が流されたり、あたかも今までの官主導の政治が安定した大人の政治だったかのような錯覚を起こさせる情報など、おかしな情報もいっぱい流れているから、我々国民にとって何が大切で、何が大切でないか、分かりにくくなっています。マスメディアのニュースは、ほとんどの場合、出来事を断片的に、黒か白か二者選択のような扱いをするから、大きな視点で理解しにくく、特に毎日忙しい日々を送る多くの人にとっては、ややもすると理解を間違えてしまうことも多いのではないかと思います。かく言う自分だって、そんなに暇じゃないから、新聞だって原則斜め読みですし、テレビだってすべてのチャンネルを真剣に観ているわけではないから、その記事、その放送の内容が個々に入り、その中での理解しかできないことが往々にありますね。

 

今日は朝日新聞の社説で 「国会改革を考える」―政権交代を生かし大胆に と言う少し長いけど、新政権下の国会について分かりやすく、内容も同意できる記事があったので紹介することにしました。

社説の頭の部分にも書かれていますが、永久与党と万年野党が対峙していた国会と、実質的に政権交代があった今の国会とは当然違うはずで、この視点でお読みいただければと思います。


鳩山政権の誕生で、予算編成のやり方をはじめ、政治の姿が大きく変わろうとしている。国会も、永久与党、万年野党の時代の国会とは大いに違ってしかるべきだ。

 政権交代が当たり前になる時代の新たな国会はどうあるべきなのか。議論が始まった。

 具体的に声をあげたのは民主党の小沢一郎幹事長だ。衆院本会議で民主党の代表質問を省いたり、政治学者ら有識者の集まりである21世紀臨調に意見を求めたり、国会の大がかりな改革に乗り出す構えを見せている。


■頭を切り替えてみる

 行き当たりばったり、説明不足のままでの性急な取り運びは困る。だが、議論しようという姿勢は大いに買う。

 戦後の半世紀というもの、自民党政権の下で「国対政治」に象徴される与野党の交渉術などが定着した。それが、国会を形骸化(けいがいか)させてもきた。ここで抜本的に見直してみようというのは、意味のある問題提起である。

 まず、民主党の2人の首脳の議論に耳を傾けてみよう。

 菅直人副総理・国家戦略相が唱えるのが、「国会内閣制」という考え方である。

 菅氏によれば、日本国憲法が想定する国の仕組みを「三権分立」と単純にとらえるのは正しくない。国民の信を得た多数政党が党首を首相にし、その首相が内閣をつくる。つまり多数党は、立法権を押さえ、行政権をも握ることになるからだという。

 内閣は独立して国会の「外」にあるというよりは、その「中」にあるというイメージだ。内閣の下に各省庁などの行政機関が組織される。

 小沢氏も、国会をめぐる「頭の切り替え」の必要性を訴える。

 菅氏が言うように多数党が政権をつくるのだから、政府と与党は「一体」である。これまでは「政府」対「国会」という構図でとらえられてきたが、本来は「政府与党」対「野党」の対抗として考えるのが正しい――。


■政治家同士が議論を

 両氏の議論の根底には、自民党政権時代の政治の仕組みを根本的に覆そうという狙いがある。標的は「官僚内閣制」としばしば呼ばれるものだ。

 これまで、予算も法案も実質的にはすべて各省庁の官僚がつくってきた。国家の利益を考え、判断するのは官僚機構であり、閣僚たちはそれにお墨付きを与え、与党は国会で法律などを成立させる。

 業界や利益団体との利害調整で、与党が官僚と対立することもあるが、基本は「官僚→内閣→国会」の流れで進んでいく。

 これを、正反対に「国会→内閣→官僚」へと逆転させようというのが、菅氏や小沢氏ら民主党の考え方のようだ。官僚依存から政治主導へという看板とも響き合うものなのだろう。

 具体像を描くのはこれからだが、こうした方向性は理解できる。

(中略)


■事実上の「通年国会」に

 第三に、政権交代が常態となれば、つまり与野党が入れ替わることになる。現時点で多数を握る与党が自分に有利なルールを押しつけるのではなく、公平なやり方を考え出さねばならない。現時点の野党も、抵抗策ばかりを重視するのは建設的とはいえない。

 長期政権時代の国会の進め方には、見直すべき点が少なくない。

 国会の会期制もその一つだ。会期末の時間切れをにらんで与野党が駆け引きを繰り広げる「日程国会」とは決別したい。通常国会を事実上、通年化することに真剣に取り組む時期だ。

 「党議拘束」のあり方も考えたい。民主党は法案の事前審査をなくす方針だが、それなら議員たちが法案の是非について自由な意見を述べられるよう党議拘束を緩めるべきである。

 それによって法案の政府修正や、与党修正もやりやすくなるだろう。

 4年前の郵政選挙で自民党が大勝して以来、国会での「巨大与党の暴走」に対する懸念が強まっている。暴走を食い止めるのは、なんといっても政権交代の可能性である。民意の厳しい監視が必要だ。

 新時代にふさわしい国会の姿を描くのは、私たち有権者の責任でもある。

 

第一のポイントは「官僚→内閣→国会」⇒「国会→内閣→官僚」の逆転です。この逆転がないと、官僚のやることが絶対に正しく、国民第一で考えている間は良いのですが、官僚のやることが間違いであっても、官僚達のメリットがあることばかりやるようになっても、国民は国会議員を選挙で退場させることができても、官僚を解雇することができないから、民意が正しく反映されない懸念が大きくなります。

自民党にも良いところがあったはずと意味不明なことを言う人もいますが、この逆転ができす、官主導の政治を長く改革できなかった責任はとても重大で、今の財政赤字も自民党の責任と言っても過言ではありません。その結果、国のあらゆるところに、常識では考えにくい、例えば国費の無駄遣いや国民の安全より天下り先の製薬会社を重視した医療行政や、まずは道路ありき的な、必要だから道路を造るのではなく、道路の建設自体が目的化した道路行政や不要な空港を造り捲くった航空行政などを生んだのではないでしょうか。自民党が本当に機能したのは中曽根内閣ぐらいまでで、特に小泉政権以降の3つの政権にいいところなど99%あったとは私にはとても思えません。

 

第二のポイントは、政権交代の可能性のある国会は、与党が数の論理で強硬な決議をしたり、何でも野党が反対する非建設的な状況であってはならないと言う点で、例えば国会の日程に拘束され、審議が不十分に与野党の駆け引きで決議されていた国会から、十分に時間を取って審議できる国会の通年化の検討が不可欠ではないかと言うところです。
  

そして、第三のポイントは、小泉政権の郵政選挙で自民党が大勝し、この結果、巨大与党の暴走が始まった反省です。今回の民主党も数の論理からは同じ懸念があることは事実で、この意味からも、これまでの特にここ数年の腐った自民党ではない、民主党と建設的な部分で対峙できる新生の自民党、あるいは政界再編による新しい勢力の台頭が絶対に必要なことです。そして、これを決めるのも暴走を監視するのも我々有権者の責任でもあると言うところです。この意味で、今の自民党には本当にがっかりさせられていて残念極まりありません。また、最初に話したように、忙しさにかまけて、政治の本質的な判断を怠けていると、とんでもないしっぺ返しが我々にも降りかかってくると言うところです。
  

この話の続きは、明日か、また後日に続きます。

 

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