こんにちは。
敏感肌専門スキンセラピストよーこです。
敏感肌さんのケアでピーリングはちょっと待って!
ということを書きました。
ケミカル=化学的な
ピーリング=肌に残った古い角質を柔らかくして取り除く美容法
もっと知りたい方は日本皮膚科学会のページを参考に。
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa25/q01.html
ケミカルピーリングとは、皮膚に化学薬品を塗り、皮膚を剥がすことによって起こりうる現象や効果を利用して行う治療のことです。
1990年代になり、美容に関する情報や治療が日本でも広く普及しました。その中で以前より欧米で広く行われていた、ケミカルピーリングという方法が日本に導入され、多くの施設で行われるようになりました。しかし、それとともに国民生活センターの全国消費生活情報ネットワーク・システムには、腫れや炎症などの危害例の相談が多数寄せられるようになり、厚生省としても早急な対応が必要となり、2000年6月には厚生省健康政策局医事課より「ケミカルピーリングは業として行われれば医業に該当する」と明言されました。このような背景のなか、日本皮膚科学会はケミカルピーリングを行う医師、当該関係者の教育、国民への周知が責務と判断し、安全なケミカルピーリングを行うための治療ガイドラインを2001年に作成し、2008年、3回目の改正を行いました。本ガイドラインには、基本的理念として「ケミカルピーリングが、皮膚科診療技術を十分に修得した皮膚科専門医ないしそれと同等の技術・知識を有する医師の十分な管理下に行われるべき行為である」と記載されています。
エステティシャンは医者ではないので、ケミカルピーリングの取り扱いはできませんし、
ピーリングをお客様に提供していることをPRすることも慎重になるべき案件。
エステティック業界でもしっかりと対策をして行うことが求められています。
最近では「ハーブピーリング」が人気のエステ業界。
ケミカルピーリングよりも剥離の幅がコントロールされていて、「剥離せずに活性化するのみ」というものまで登場しています。
その反面、肌に作用が緩和であるために施術者の指導が行われずに導入されて、お客様への施術が提供されているケースを耳にします。
剥離の幅がコントロールされていて、「剥離するもの」から「剥離しないもの」まであるということは
それを見極めて使用できなければ満足できる結果に導くことは難しいと言えるのではないでしょうか。
そのためには絶対に「皮膚の知識」が大切です。
基礎的な知識がしっかりと確信が持てるようになればどんな商材もより価値を高めて提供することができます。
肌の専門家であるエステティシャンが活躍できれば敏感肌で悩む人は少なくなると私は考えています。
なので、毎月1回、基本的な皮膚セミナーを開催しています。
エステティシャンの皆様、ご存知のこともあると思いますが、今一度、皮膚の基礎知識をインプットしませんか?新しい発見があるかもしれません。
ピーリングをよりよく取り扱うためにも、
さらに満足度の高いカウンセリングを行うためにもおすすめです。
お申し込みの際のメッセージには
「毎年、花粉で肌が荒れるお客さまの改善方法を学びたいです。よろしくお願いいたします。」
「皮膚学しっかり学びたいのでありがたいです!」
このようなお声に応えるために準備してまいります。
前回の皮膚セミナーのご感想はこちら
9月に向けてエントリーお待ちしております。
この条件でエントリーできるのは4月末までとなります。