湘南0-1神戸 | FOREVER NO.10

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2024年4月20日(土)第9節 VS ヴィッセル神戸  湘南ベルマーレ公式サイト

 

戦えていればOKという

わけではない。

 

選手は戦っていたと思う。

少なくとも自分はそう思った。そう感じた。

でも…それは最低限のライン。

個の力や足元の技術で

相手をなかなか上回れることができない

湘南にとって、戦うことができて初めて

勝負になるわけであって、それが大前提。

戦えていればOKというわけではない。

 

湘南の選手ががんばってくれているのは、

もちろん嬉しいことではある。

選手たちのプレーから勝ちたいという気持ちは

伝わってくる。決して「負けてもいいや」という

そんな気持ちは伝わってこない。

 

子どものころからボール蹴ってて、

いろんな選手たちと勝負してきた選手たち。

ピッチに立ったら、目の前にボールがあったら、

あえて意識しなくても勝ちたいと思うはず。

だから、がんばって勝とうとしてくれていると思う。

 

だからこそ、失点に繋がってしまったが、

最後の髙橋直也の縦パスを選択したことは

否定されるべきではないと思う。

勝点1を狙っていたなら、大きくクリアして、

陣地だけを回復していたことだろう。

ゴールを奪うために、最適解となるLUKIANを

ターゲットにして果敢に縦に繋いで、

ゴールを狙っていったわけで。

その勝点3への強い気持ちを

髙橋直也が持ってくれたことは嬉しい。

 

もちろん冷静な状況判断も髙橋直也は

身につけなければいけないけど、

勝利をつかみ取れそうなときにビビッて

自分からそのチャンスをつぶしてはいけない。

 

 

 

最後の最後で勝点を失った。

ここ数年で何度も見せつけられた光景。

サポーターにとっても厳しくてつらい現実。

選手もつらい思いをしていると思う。

強い気持ちで選手と一緒に乗り越えたい。

きっと簡単なことではない。

何せ問題は相手ではなく自分たちにあるから。

 

昨年の終盤にできたことができなくなっている。

昨年もそうだった。前年の終盤にできたことが、

開幕して少し経過したらできなくなっていた。

今年も同じことを繰り返している。

 

しかし昨年もどうにか乗り越えることができた。

今年だって乗り越えなければいけない。

またか…とも思うけれども、

また再び乗り越えなければいけない。

このままズルズル落ちていくわけにはいかない。

 

強い気持ちでやるしかない。

選手もサポーターも。

自分たちが愛する湘南の選手のために。

自分たちが愛する湘南というクラブのために。

最終的には、自分の歓喜につながるのだから。

 

とにかく、湘南への愛情を魂のこもった言葉、

「言霊」に替えて、ピッチへ送ることが

我々のやるべきこと。選手に負けないくらいの

強い気持ちでがんばろう。

 

おれたち湘南はもっとやれる。