2024年11月30日(土)第37節 VS 横浜F・マリノス 湘南ベルマーレ公式サイト
勘違いするな。
まだそこまで強くない。
PHOTO by 湘南☆浪漫 from TORCIDA FURIA SHONAN
HOME平塚で89分から連続失点して逆転負け。
2024HOME最終戦、満員のスタジアムで、
こんな試合をHOMEチームがやってはいけない。
「勘違いするな。まだそこまで強くない。」と
サッカーの神様から釘を刺されたような感じ。
実際、個人の能力は横浜FMのほうが
明らかに上だった。
最後の最後、シュートの精度を欠いていたから、
いい試合のように見えていただけで、
目指しているポゼッションサッカーは、
横浜FMに完全に封じ込められていた。
しかしそんな劣勢の中、CKから先制点を奪い、
後半早々に追いつかれたものの、
GKからの縦1本で再度突き放すゴールを奪った。
ポゼッションサッカーとは真逆とも言える形で、
勝ち越しゴールを奪ったわけで、
自分たちの狙っているサッカーを封じられても、
違う形でゴールを奪えたという点では、
明らかに以前より強くなったのだと思う。
そんな試合展開であと数分のところで、
勝ちきれない、逆転までされてしまうあたりが
「まだそこまで強くない。」と言ったところで。
以前と比べて強くなった湘南で満足していては、
ずっと残留争いを続けていってしまうだろう。
強くなっていっていることは喜ばしいことだが、
満足してしまっては成長は止まってしまう。
こうした試合でしたたかにもう1点奪って、
相手の心を折ってきっちりと勝ちきることが
できるチームになりたい。
(ほんの一瞬だけなりかけたんだけどね…。)
この試合結果により、神奈川県内J1最上位も
一桁順位も実現不可能になってしまった。
神奈川県内J1最上位どころか、横浜FMも
川崎もどちらも抜けなくなってしまった。
15位以上は確定したが、15位でいいのか?
ひとつでも上を目指すのではないのか?
相手は優勝をかけて、完全本気モードの神戸。
NHK全国中継もあり、通常よりも注目される中、
神戸優勝の引き立て役となるのか。
意地を見せる絶好の機会ではないか。
空気なんて読まずに、神戸から勝利を奪って、
湘南の意地を見せつけてやろうじゃないか。
本当ならば今節で神戸の優勝が決まって、
スタジアム全体で「未月おかえり」って、
できることをかなり本気で願っていたのだが…。
とにかく2024湘南で戦う試合はあと1試合のみ。
2025年、新たに湘南の勇者となる選手もいれば、
新天地を求めて湘南を離れる選手もいる。
湘南が強くなるためには、上へ行くためには、
そうした寂しく悲しい別離を乗り越える「覚悟」も
サポーターには必要になってくる。
そうしたあらゆる感情をひっくるめて、
2024湘南の選手を代表してピッチに立つ彼らに、
感謝の気持ちを込めた最大限の声援を送って、
勝利で笑って2024シーズンを終わりたい。
絶対勝つぞ、ベルマーレ!