広島2-0湘南 | FOREVER NO.10

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2024年4月7日(日)第7節 VS サンフレッチェ広島  湘南ベルマーレ公式サイト

 

突き抜けてこい、石井久継!

 

PHOTO by 湘南☆浪漫 from TORCIDA FURIA SHONAN

 

48分にソンボムクンが大橋祐紀を倒して、

レッドカードで一発退場。

あとから映像を見たら、ソンボムクンが完全に

大橋祐紀を投げ倒していて、納得の判定。

 

前半にもキャッチしきれずにこぼしていた。

鈴木雄斗の懸命なカバーで失点は逃れたが、

このプレーでもソンボムクンは

キャッチできそうなボールをキャッチできず

自分のすぐ前にこぼしている。

前半にそういうプレーをしていれば、

広島は詰めてきて当然なわけで。

 

ソンボムクンは大きく弾くことをしないで、

自分の前に小さく弾く(こぼす)ことが多く、

詰めていればチャンスになる可能性は大きい。

まして相手が大橋祐紀となれば、

そうしたクセも知っているだろうから、

詰めてきて当然なわけで…。

 

中盤が突破されてしまって、

スルーパスを出されたのは事実だが、

鈴木雄斗も一所懸命に戻って滑っていて、

その時点では大橋祐紀もボールから遠かった。

キャッチさえできていれば問題なかったはず。

滑った鈴木雄斗の脚に当たって

コースが変わったわけでもない。

あの程度ならば収めてほしかったとは思う。

逆に鈴木雄斗のスライディングの脚が

気になったしまったのかもしれないけどね…。

 

 

そんな中で石井久継には大きな希望が持てた。

プレータイムは短かったとは言え、積極的に

攻め込んで、チャンスを作り出してくれた。

積極的に前へ仕掛ける姿勢も好感が持てた。

前節の東京V戦でもメンバー入りして、

短い時間ながらも出場することができた。

チャンスを掴みかけているところだと思う。

昨年の鈴木章斗のように、

ゴールやアシストといった目に見える

数字という結果を出して、より多くの出場機会を

自分の手(脚?)でもぎ取ってほしいと思う。

突き抜けてこい、石井久継!

 

 

 

2023年5月のAWAY広島戦でも

10人での戦いを強いられている。

 

ずっと勝てていなくて、内容的にも悪い内容が

続いていた中でのAWAY広島戦。

13分で舘幸希が一発退場してしまい、

その後は広島に一方的に攻め込まれた。

しかし残った10人が闘志あふれるプレーを続け、

結果的には1-0で敗戦したものの、

どん底の状態に光明を見出した試合だった。

 

結局、そのあと勝利をもぎ取ったのは

リーグ戦では8月のHOME広島戦だったし、

あのHOME鳥栖戦のように

もっと内容の悪い試合も途中にあったから、

あまり意味がなかった…かもしれないけど。

 

2024年のこのAWAY広島戦でも、

選手はしっかりと戦ってくれたと思う。

これくらい前節(HOME東京V戦)で

やってくれたら、勝点3獲れていた…とも思う。

結果に繋がっていないのだから、

もちろん褒められたものではない。

しかし…選手と一緒に戦う立場であるならば、

選手がもがき苦しんでいるときに、

しかも試合直後の冷静でない状況で

選手を責めるキツい言葉を投げかけるのは

絶対に違うと思っていて。

 

選手と一緒に苦しいことも共有しながら、

この状況を乗り越えて、

一緒に上に昇っていきたいと思う。

いったい何年このように思い続けて、

いつまで変わらないんだ、とも思っているけど、

やり続けるしかないからね…。

今年こそ昨年と違って、このAWAY広島戦を

糧にしてもっと早く立ち直ることを期待したい。

 

「甘い」と言われるとも思うけど、湘南って

まだまだそういう成長過程にいるクラブだと

思うから、仕方ない部分もまだあるかと。

J1にいてこその現在の成長曲線だから、

結果も追い求めないといけないという

現実も理解しているけどね…。

 

 

次節はまたもAWAYで横浜FM戦。

理屈抜きに、どんなときでも負けたくない相手。

昨年7月のAWAY戦では内容的にも論外で

まったく話にならなかった試合だったけど、

4月のHOMEでは鈴木章斗のゴールで

勝点1をもぎ取った。

ソンボムクンは出場停止による不在で

富居大樹もどうなるか不明な状況。

そして田中聡はU-23代表で不在と、

かなり難しい状況ではあることは承知している。

でもこういうときこそ、新しい戦力が出てくる

チャンスでもあるわけで。

(期待していた舘幸希が負傷とは悲しいが…)

湘南のエンブレムを胸にピッチに立つ選手を

ひたすら後押しすることしか我々サポーターには

できないわけで。

とにかく、湘南への愛情を魂のこもった言葉、

「言霊」に替えて、ピッチへ送ることが

我々のやるべきこと。選手に負けないくらいの

強い気持ちでがんばろう。

 

おれたち湘南はもっとやれる。