笑える乳がん闘病記
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脳疾患84 主治医からまさかの悲しい言葉
色んな異常がありつつも、
少しづつリハビリをしていたので、
なんとか聞き取りにくいながらも、
喋れるようになってきました。
車椅子で行っていたリハビリへの道も、
誰かが付き添いでいれば歩けるように。
院内のコンビニにも歩いて行けるようになりました。
そんな中、
そこへこちらでも書いている主治医の山下先生が病室に来ました。
そしてこう言ったのです。
先生
「ユータが退院するまで見届けたかったけど、
次にいかなくちゃいけないから…挨拶しにきたよ。」
私
「なんで?先生どこいくの?」と聞きました。
先生
「次の科に。○○科なんだけど」
私
「どうして?」
先生
「研修医ってそういうもんなんだ。俺も残念だけど」
研修医!?
そうなのです。
この先生はものすごく堂々としていて、
研修医っぽいミスとかドタバタした感じが全くないので、
私も家族もメンバーも、
山下先生が、研修医だということを失念していた…
よく考えたら女性のパキッとした先生も居た。
その先生が正式な主治医なのか?いや、指導医?
山下先生は退勤する前にもしょっちゅう来てくれて、
資料もたくさん用意してくれて、色々話して、
本当にいい先生でした。
私がバンドマンであることをすごく尊重してくれてた。
呂律も回らない私なのに。
退院まで見てくれなくて、
本当に残念。
実はこの後、再会するのですが…
ー脳疾患幻覚ダイアリーに続くー