前回の記事
脳疾患83 脳の異常で芽生えた能力に驚く母
前回の記事で、
こふじから見た私の入院中の状態を書きました。
「脳の2箇所がダメになってたから、
その他全部が総動員で働いてて、色々限界突破してた、って感じ。
脳ってすごいと思った。」
と、異常な耳の良さなどから超能力みたい、
と感じたんだそうです。
母にも印象に残ってることはあるか聞くと、
こう言ってました。
印象に残ってることかー。
まあ死んでもおかしくない状態だったからね。
面白いなと思ったのは、こふじと入れ替わりのタイミングで、
私が病院の外に出ると「お母さんの気配が消えた」と言ってたね。
遠くでも気配とかそういうのが何故かわかるみたいで。
と、母。
当時、確かに誰かが自分の周りから離れた感じというのを感じて、
追いかけて行こうと脱走したりしてたらしいです。
パジャマを引きちぎって、
裸みたいな状態で脱走しようとする、なんてことも。
脳って不思議ですよね。
当時は本当に辛かったけれど。
ー脳疾患幻覚ダイアリーに続くー