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脳疾患57  「自称死神」との病室での会話







死神を名乗る女性は、

「では、読み上げます。」




日本語に聞こえるけれど、

全くよくわからない言葉を喋り始める女性。




私は黙ったまま、

「私、もう死ぬの?」と思いました。



すると、女性というか、誰かから、

言葉の意味だけが頭の中に湧いてきました。




こんな感じの会話です。

あくまで頭の中で聞こえてるもの。



聞こえてるというか、認識できてること。







「見て、あそこ」




急に視界に酸素ボンベ?プロパンガス?が写ります。

そこがぐっとズームされ、上から下まで細かい傷が入ってるのが見えました。



その映像を見ながら、

言葉の認識をします。





脳疾患幻覚ダイアリーに続くー






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