笑える乳がん闘病記
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2023.01.23 追記
我ながら、最後に出てくる、
復帰への気持ち。
特別な日にしないでおこう、
これを日常にするんだ。
この言葉は、サバイバーの方ならわかってくれるかもしれない。
なんて思いながら、
本当にいよいよ復帰です。
それでは、本編をどうぞ。
復帰への道のり40 甥っ子と七五三で爆笑
2021当時、復帰を待ちながら、
ファン通称ゼルバニア向けのブログに、
こんなことを書いていました。
※文体が変わります。
今日は甥っ子の七五三のカメラマンをやってきた。
彼は何故かこふじが大好きで、
今回もご指名頂いたので、
こふじと一緒に七五三に参加。
※一緒に絵本読んでる。
甥っ子は昔は、
トミカというミニカーが興味の全てだったけど、
今は何に興味があるか聞いたら、
「チェルノブイリ」
チェルノブイリ…？
トミカからチェルノブイリ…？
大人って、
興味の種類、そんな急にはぶっ飛ばなくない？
私が知らないだけなのかな。
みんなそんな自由に興味をぶっ飛ばしてるのかい？
それ最高じゃん。
そんな彼は。私が帰るとき、
iPadでパッと開いたとこに載ってた、
ヴィンテージカーを見せてきて、
「これ欲しいなぁ。何でかこれ懐かしい気がするんだよ。
昔から知ってる気がするんだよ」
と、
前世の記憶ある設定でおねだりししてきたから、
「昔ってせいぜい5年前じゃん。ダメ」
と、キッパリ断っておいた。
そんな甘い設定はダメ。
人間は知りたいものを知るのに貪欲で、
欲しいものを手に入れるために頭を使う。
ということで、
治療頑張って、なんとか復帰に漕ぎ着けた自分へのご褒美に、
欲しかったブレスレットを買った。
すごく高額なものではないけれど頑張ったぞ、って意味で。
手術の痛みや抗がん剤の辛さより、
検査待ちの時間や、
結果待ちの時間のメンタルがきつかった気がする。
そのご褒美だ。
復帰かぁ。
日々ムカつくこともあるけれど、復帰だ。
明日、最後のスタジオ入ったら復帰だ。
復帰できるんだ。
とか言って、自分で煽ると緊張しちゃうかもしれないから、
昨日もライブでしたよ、みたいな顔で行くわ。
特別な日にしないでおこう。
これを日常にするんだ。
ーつづき
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