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​2022.10.16 追記



言葉は魔法、というか、
言葉が全てという考えの人間の私。

言葉で人を救えたり、
言葉で人を救えたり。


なので、
本編に出てくるおばあさまは、
めちゃくちゃ損してるなぁと思ってました。


看護師さん、
お医者さん、
なんだってそうだけど、
萎縮させていいことない!!


それでは、本編をどうぞ。


退院と抗がん剤開始84 看護師を煽る陰険な女性




私は、



「言葉は魔法」




と、普段から思ってるのですが、




逆効果だなと思った、

隣のおばあさま。




とにかく血管が細いのが自慢なのか、

看護師さんがくるたび、

めちゃくちゃプレッシャーかけてる。




おばあさま

「あたし、血管細いの。

刺すと、みーんな失敗するのよ」




看護師さん

「あら、じゃあ、

すーっごく丁寧にやりますね」




おばあさま

「丁寧でも無理!

あなた若いし絶対失敗する!出来っこない!」




看護師さん

「いやいや、ちゃーんと刺しますからね、

リラックスしてくださいね」




おばあさま

「いいえ!あたしの血管に、うまく刺せる人なんていない!!!」






うーん…



ここまで言われたらもう、

看護師さんも頑張るメンタルにならないよな





細いって言われます、

くらいでやめておけばいいのになぁ。




逆に緊張を煽って、

失敗の確率を上げてる気がする






そして隣から毎回、


痛い痛い!下手ねぇ!と声が聞こえるわけです。




ある日、

看護師さんではなくドクターが来た様子。

※カーテンで見えないけど





ドクター

「血管が細いって?僕が刺しましょう」




おばあさま

「先生だって無理よ!

あんた若いし、私の血管の細さを舐めないでよね!」




ドクター

「大丈夫、大丈夫、痛くないですよ」




おばあさま

「痛い痛い!痛い!あ、急に痛くなくなった」




ドクター

「ほら、大丈夫でしょ」




おばあさま

「うーん、まあ、

若いけど…あんたのことは認めてあげてもいい」






いや、

どういう立ち位置!





もしかしたら血管の太さじゃなくて、

看護師さんを舐めてて、

自己暗示で、痛かっただけだったりもしたりするのかな、

なんて思ったりもしました。



もちろん看護師さんでも、

注射や採血の得意不得意はあるでしょうけど、



みんなプロだから、

私は信頼して腕出す。




そしてリラックス!



まあカーテンの向こうの出来事だから、

色々不確かですけどね。




おばあさま、煽ってたなぁ…




ーつづく








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