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2022.10.03 追記


本編に出てくるピントを合わせる、というのは、
フォーカスする、と言う言い方もしてます。


健康な時、
人生は永遠に続くと錯覚してる時、
明日は必ず来るものと思ってる時、
見えないものは沢山ある。


でも、

病気になり、人生は永遠ではないと改めて自覚し、
明日が来るというのはなんてありがたいんだと感じられた時、
沢山のことに感謝できます。


そうすると楽に生きられる。


ムカつくおっさんはムカつくおっさんではなく、
感謝すれば教師になる。

ああ、ああいう歳の取り方はしないよう、
気をつけよう、とね。まあ、ムカつくけど。

感謝の気持ちを持つとめちゃくちゃ楽になる。
それは本当。


それでは、本編をどうぞ。






検査結果47 ガンでも幸せになるピントの合わせ方


※出番前なのに顔が死んでる



そうこうして、

手術までの日々を送っていた私。



ここ数話で書いてきた手段のおかげで、



何だか開眼したかの様な気分、

になったりしました。





病気になる前は、

スタジオで編曲してても作曲してても、

出産したての動物のように気が立ってたんですが、




ぜんぜん。ぜんぜんへいき。



ライク・ア・菩薩。




前向きな気持ちと、

現状に対する感謝。




これのフィルターにかけると、



世界サイコー!

となるんですよね。





私のバンドは、


飲み会の後、

毎度やすやすとタクシー使えるほどは売れてないけれど、





ガンになってから、



ファンのみんなにお花や、

最近私が好きなもの、

お米やお見舞いのお金や、

ギフトカードなどなど、


めちゃくちゃ頂いたんですよね。

心のこもったお手紙も沢山。





で、でもね。


よく考えたら、




ガンになる前からも、

本当に沢山の物を頂いてきたし、

沢山の言葉も頂いてきたよな、



と思って。





ずっと物質でも心でも私は沢山もらって来て、

改めて考えたらずっと生きてて有難いんですよね。



たまにやってらんねーわ!ってなる時もあったけど、


基本はずっとハッピーだったんです




それに気づけた。





死ぬほどありがたいよーー!!

そんなんなかなかないよーー!!



と部屋で叫ぶ。





ピントを合わせたら、


如何に自分が幸せで、

如何に自分が幸運か、


わかった。






そもそも、


やりたいバンドを、

同じメンバーでずっとやれているって、


ついてきてくれてるメンバーに、

むちゃくちゃ感謝だし、


こういう状況になった時に、

バンドメンバーの範疇を超えて、

家族同様色々やってくれてること、


そんなメンバーに会えて、

20年近く一緒にやれてると言う事実、




めちゃくちゃラッキーじゃん!

5年前の写真。すげえ髪色。



左から、

ドラム、大佐。ベース、俊司。

ボーカル、わたし。ギター、こふじ。



喧嘩もめちゃくちゃしますが、

有難いしかない。


すげぇ髪色!


これもすげぇ髪色。



ーつづく








💋笑える乳がん闘病記


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