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​2022.10.03 追記


本編に出てくる、


病気は私を不幸にはできないよ


これが闘病の軸になったような気がします。


不平不満、泣き言や不安、
言いたのは当然。しかたない。


なんの因果か知らないけれど、
私は脳の病気でも危なかった時があって、

病気続きで、他人からしたら、
ついてない可哀想な人だとしても、
私だけは勝手に幸せでいようと思ってました。

私の人生だもの。

この物語の監督も演出も脚本も私なのだから。
幸も不幸も勝手にするわよ、ってね。


それでは、本編をどうぞ。





検査結果48  ガンになった時の絶対的な信念





ガンになったら感覚が変わりました。



もうね、


幸福案件の入ってくるゲートが、

ガバガバになるんですよ。



今までだったら、

何とも思わない様なことも、



うおーちょうど青信号!

すげー!ラッキー!



晴れてるー!

出かけるから最高にありがたいー!



ご飯、ウメー!

お茶、ウメー!

テレビ、オモロー!



みんな!

やれば!

できる!



みたくなる。



脳内にティモンディの高岸くんがいる。




自分がガンでないときに、


ガンになったら幸せになった、


という話を聞いて、




えー病気なのに?と思ったのですが、

こういうことか深く納得しました。




自分自身の嫌いなところは沢山あります。

鼻が低いし、上唇が薄いし、

眉毛が左右ぜんぜん違う形だし、

上半身XLなのに下半身4Lで、

何その体型って思うし、

ボーカルだけど声も変だし、

身振り手振りでかいし、

めっちゃトイレ近いし、



でも生きてるー!最高ー!



生きてればとりあえず最高。

最高が基準で生きてるという感じ。





さて。



そんな私は満たされた気持ちで、

まるで新婚旅行にでも行くような、

ワクワク感を携えて入院に必要なものを揃えたりしてました。



入院に持っていくキャリーケースは、

野宿でリリースツアーを回ってた時から使ってるもの。



そこに入れるものの多くは、

気がつけばファンの人から貰ったものばかりで。




また、

ありがてーーーーーーー!

となる。




※準備が進まねぇ





パジャマもメンバーと買いに行き、

メンバーのプレゼントのスリッポンを持っていくことにして。





私が、

ミワユータです、


と名乗ったら、


ミワユータであるように、




私が幸せだと宣言したら、

私は幸せなんだと思いました。



幸せは靴のようなもの。

裸足が痛ければ靴を履けば良い。

誰の許可なく勝手に履いていい。

だから、勝手に幸せになっていい。





例え、現状ガンだとしても。

病気は私を不幸には出来ないよ。




そう思ってた入院の少し前。


ーつづく









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