レイバン風のティアドロップのサングラスをかけたちゃらい見た目のあんちゃん、名前はチュー
今回参加したツアーのガイドだ
ガイドのチューと運転手のヤン
2人合わせてチュー&ヤン
これなら名前を覚えるのが人一倍苦手な私にも簡単に覚えられそうだ
なんせ日本で昔流行った中国人タレントのチューヤンを思い出せばいいのだ
チュー&ヤンはチューヤンの2人の息子で、父の名前を半分ずつ分け合いチューとヤンになったとでもストーリーを頭の中で描いておけば私は彼らの名前を生涯忘れることはないであろう
タイ滞在8日目の今日は
タイ北部の都市、チェンライ行きの現地ツアーに参加してみる事にした
タイ、ラオス、ミャンマーの国境であるいわゆる”ゴールデントライアングル”を挟むメコン川をラオス側に渡るのがこのツアーのメインイベントだ
途中、ホワイトテンプルなる寺や、首長族カレン族の住む村に寄る丸一日のツアーだ
途中で寄った寺でまたまた金ピカの仏像を発見
タイに来てから芽生え始めた
わたしの中の違和感は膨らむばかりだ
なぜここまで金ピカである必要があるのか?
寺での集合時間、早めに到着したわたしはチューに聞いてみる事にした
ねえチュー、
どうしてタイの仏像はぜんぶ金ピカなの?
チューの答えはこうだ
アキ、それはね、
人生は競争だからさ
天国に行く事はその競争を勝ち抜いたものに与えられるご褒美のようなものだからね、だからその象徴となる仏像は金ピカなのさ
詳しく聞いてみると
タイの金ピカの仏像のルーツはインドなんだとか
しかし実際のところは色々な国から色々なしきたりが伝わりミックスされているのがタイの仏教のスタイルなのだという
ミックスか~
なんかいいとこどりな感じがするし
やはり仏像の顔も怖いし
そもそも競争はきらいだ
タイに来たらもしかしたら仏教にめざめちゃうかも
なんて思っていたりもしたけれど
やはり私は仏教徒にはなれないな~とつくづく思い、深い意味もなく聞いてみた
ねえ、
チューは仏教徒なの?
国民の90パーセントが仏教徒
しかも寺をめぐるツアーのガイドだ
その答えはもちろんYESと思ったが意外にもNOだった
なんと彼はクリスチャンだという
何という巡り合わせ
国民の大半が仏教徒の国、日本とタイ
全体の1%未満の少数派の私たちの奇跡的な出会いだった
ツアーの間
私たちは色々な話をした
ラオス側の川沿いで
ギターを弾いて歌を歌ってくれたりもした
別れの時
明日のフライト気をつけてね
God bless you, Aki
と、ハグをした
タイ訛りのその”God bless you”の響きをわたしはきっと忘れない
そしてまた
必ずチェンマイに帰ってくると心に誓った
こう見えてシャイらしくなかなか目を見てくれなかった
