東中野で柳家あお馬さんの『三枚起請』を聴く | きるろいの快刀乱麻を断つ

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主に近世日本と落語ネタを綴っていくことを目標にして開設。最近は食いもん系が多いです。2024年はちょっと慎重に動きます(`_´)ゞ

東中野 Space & Cafe ポレポレ坐

昔、私が近くに住んでいた頃は三遊亭ときんさんが時松時代に落語会をやっていたような記憶があるが、当時は一度も行っていなくて実は今回が初訪問。

バブルの頃はムーンロードにあった『大政小政』という居酒屋🏮で若手の落語会をやっていた。

今はもうない『朝日寿司』🍣は三代目圓歌一門の若手の溜まり場だった。


東中野、中野〜高円寺は今も若者の町。今の私にはアウェーだ😅

さて、あお馬さんは根多出しで『三枚起請』

私の最も好きな噺だ。行かない手はないDASH!


開口一番

ひろ馬『好きと怖い』


あお馬『鈴ヶ森』

この人は渾身の表情が実に噺家さんらしい噺家さん。「噺家らしい」の定義は?と聞かれればそれは困るが、個人の感想です(笑)


〜 お 仲 入 り 〜


あお馬『三枚起請』

奇しくも以前二ツ目さんのを聴いた時と同じ事を感じた。以下、当時の記事のコピペ。


私が感じたことを率直に言うと…。
棟梁が亥のさんの起請文を読み始めてから自分の持っているのと同じ、と気づくまでをもう少し細かく演るといいと思った。

「朝日楼内喜瀬川こと〜」まで読んで、
はてなマーク🤔
もう一度読み返す。
(そんなはずは? 読み違いだろうと)
ここはなぞるように音読するのがいいんじゃないかな。

そしてさらにもう一度最後まで。
信じられん⁉️😡といった面持ちで
焦りながら一字一句をなぞるように
喜瀬川の署名であると確かめる。
(間違いない!俺のと同んじだ❗️騙されていたw)

志ん朝師匠の弟子であった桂ひな太郎さんのここらへんの細かい描写が好きだ。ちなみにその二ツ目さんは今は立派な真打ち。時の流れは早い。


ちなみに起請文の重さについて以前書いた記事下矢印

ここは重要で喜瀬川はかなりヤバいことをやっているというメッセージが伝わらなければならない、と私は思っている{emoji:爆弾}