きるろい十八番中のの十八番!
いやいや、私は演らないから(笑)
つまり、一番好きな噺。
贔屓の噺家さんの会は平日が多い。
土日に何かないかと協会HPで探していたら、正太郎さんが演るというから行ってみた。
正太郎コンプレックス@神保町
神田古書センター内『らくごカフェ』
午後からなので会場近くの蕎麦屋で昼食。
店内にラジオと思いきやあらまぁ、
CD? 志ん生師匠が流れていました
志ん弥さんと菊春さんの兄弟会以来。
ただでさえ入り口がわかりにくいのに
あんまり久しぶりだったから迷ったw
時間通りに始まる。
正太郎 『長屋の花見』
正太郎 『火焔太鼓』
古今亭を主に観てきた私にとって
これは大ネタ。根多おろしと告知した『三枚起請』の前にこれを演りますか
〜ゲスト〜
桂 夏丸 橘ノ圓物語
典型的な昭和の噺家の圓師との思い出、
エピソードを盛って、盛って(笑)。
〜 仲入り 〜
正太郎 『三枚起請』
まだ師匠の正朝師から定席で上げることを許されていないという。稽古段階らしい。
私が感じたことを率直に言うと…。
棟梁が亥のさんの起請文を読み始めてから自分の持っているのと同じと気づくまでをもう少し細かく演るといいと思った。
「朝日楼内喜瀬川こと〜」まで読んで、
ん?
もう一度読み返す。
(そんなはずは? 読み違いだろうと)
ここは確かめるように音読すべき。
ふむふむ、ではいけない。
そしてさらにもう一度最後まで。
信じられん⁉️といった面持ちで
焦りながら一字一句をなぞるように
喜瀬川の署名であると確かめる。
(間違いない。騙されていたw)
志ん朝師匠の弟子であった桂ひな太郎さんのここらへんの細かい描写が好きだ。
それからサゲ。
喜瀬川の開き直り。
志ん朝師匠と同じだった。
「だってお勤めの身だもの。
朝寝がしたいのよお〜ん」
では何か可愛いぶってて甘えてる。
私の理想はもっと毒づくのが自然。
「あたしゃ朝寝がしたいのよ!」
三人も手玉にとったお女郎だもの。
たぶん、起請は彼ら町内だけで三人。
でも実際はもっともっといるかと。
そんな気がしてならない(笑)
それかちょっと私が女性不信過ぎ⁇