風邪を治すために、寝たのはいいのですが、「なんとしても、今日で直す。」

その意気込みで結局、文字通り、寝ました。ですので、書き込みも今、更新です。南陽のことで、なんとしても書きたかったこと。それは試合後の練習です。


2試合終わった後に選手は、又練習ですから大変だったでしょうが、午前中の試合より、実は、強くなるために必要な、その練習を行えることに、期待していたのです。

もちろんNさん主導ですが、「午後練どういう内容でしましょうか。」の相談に不用意にも私は口を出してしまいました。2時間配分で打撃を多めにして、守備を少し減らす。そんな内容で始めようと急激に冷え込んできた天候の中で始まりました。

打撃はもちろん体の遣い方がわからない選手が多いということで、体重移動のトレーニング。予定通り1時間と、少しで終了。

守備練習に移り外野、内野それぞれの守備位置ほど距離をとり、ノック。

合間合間にもちろん中断して、注意が飛ぶわけです。それは文字通り、緊迫感を出すため、選手の意識を変えるため、試合のための練習にするためと、意義が盛りだくさん。

私が南陽の遠征で是が非でも、書きたかったこと。それは、ここの中にあります。Nさんのノックで進行しているのですが、実はしばらくぶりの合流でした。今年度から加入したチームがテレビにも取り上げられたりして、活躍、全国大会にコマを進め、マラソンのトレーニング、こちらの合同練習と、数ヶ月ぶりだったのです。


ノックをしている相手は、要は知らないのです。どう気持ちを表現していいか、どう動けばいいか、どう掛け声をかけて盛り上がればいいか。

だんだん進むとふと私はあることに気がつきました。

この数ヶ月前と何か違うぞ。


その疑問はまもなく私の中で解決しました。ノックをしているNさんの人間力が格段に進歩しているのです。わかりやすく言うと、指導力がかなり上がっているとでも、言えばいいでしょうか?なぜと、考えたとき、思い当たることは加入したチームでは主将を務め自分より先輩となる年齢の方の中で如何にやる気を出させ、如何に盛り上げていくか、ここではどんな言葉をどう掛けていけばよいか。そんな思考がその場その場で最適の言葉を掛ける力のアップを生んできたことに気がつきました。それはノック終盤になるほど、選手の気持ちが見えてきたこともあるでしょうが、「このボールはなんとしてもとる。」そういう姿に、皆が変わってきたからなのです。

続けざまのノックを一人で1時間こなしたのですから、そのエネルギーはすさまじいものでしょう。ゆっくり打つノックは誰でも経験者は呼吸を整えながら出来るものです。これはボクシングでいえば15ラウンドくらいを戦った感じではなかったでしょうか。

この練習に立ち会えて、本当に良かった。この同じ場面の中で、選手を見続けることが出来てよかった。ですから、帰路に着き家の中に入っても、風邪気味だということは一度も脳裏に浮かんでこないで、幸福感で家の玄関を開けることが出来ました。子猫が飛び上がるように前足を広げ、ジャンプしながら階段の上で、待っていたのは言うまでも、ありません。よき場面との出会いに、感謝。

私に土曜日になって、異変が・・・・。


喉が腫れ、悪寒がし、熱っぽい。まさしく、風邪の症状なのです。

今まで、確か5,6回しかひいたことの無い風邪を、まさか、しかも明日は遠出なのに。

子猫がいなくなり、何度も深夜に近所を探し回ったのがいけなかったのだろう。選手に自己管理を、といいながら不覚であります。そこで、朝早くの出発をやめ、早めに南陽に着いて、宿に泊まって休めば、いい。そんなプランを経て準備していたまさにそのとき、めったに電話ではかかってこないのですが、「こちらが、もし明日雨だ練習場所が確保できません。」との内容。相手方のせっかく来てくれるのだからの気遣いもよくわかります。

結局、「明日朝方まで出発待ってくれ、」に自宅で連絡待ち。

連絡を受けて3時出発、5時半に熱っぽいかなという自覚でSAで、少し横になり、それでも8時50分、到着。

リラクゼーションは、間に合わず、第一試合、観戦。第2試合に、待ち合わせのNさん、到着。観戦しながら、しばし、会話(チームの現状など)。バックネット裏なので、Nさんの檄が選手にとぶ。私は、「今日、午後の練習を、どうもって行けば、この選手達にとってプラスになるか。」それに腐心していた。合間に第一試合を戦ったチームの監督さんが寄ってきて、いろいろ、Nさんにアドバイスを求めてきた。こういう姿勢が評価できるのです。自分の経験ばかりにこだわらず、より自分のチームを強くするためには何が必要か、そのためには、百聞は一見にしかず。なのです。すぐ行動に移した監督に、心の中で敬意を・・・・。

午前中の試合が終わり食事に連れて行ってもらい、(おいしいとんかつを頂きました。ありがとうございます。)

今朝は熱のため、朝の散歩、行ってません。少し静養させてもらって、数時間後に、書きます。どうしても、今回の出来事を書きとめておきたいもので。

昨夜のテレビ、アジアの中、ミャンマーで野球のナショナルチームの監督として、頑張る姿が放送されていた。もともと、こういう放送は大好きであります。思わず見入ってしまったのです。画面で見る限りはおそらく日本の高校野球のレベルにも、及ばないと、思うのですが、雨季、貧困、家庭環境など、ハンデだらけの中で、資材を投げ打ちグランドを作り、仕事を斡旋、又は自分のところで、働いてもらうなど、こまごまとした苦労を、一杯経験してきたようで、選手達は、口をそろえて、「父親のような存在です。」という。

野球は丸っきりの素人だと話しておられたが、ノックする場面もあり、なかなか、なかなか、見るからに、監督然としていられる。


これぞまさしくボランティア。それを支える家族あってのボランティア。うらやましい気持ちと同時に、近いうち、ここに足を運んで、何かしら出来ることを応援したい気持ちを強く持たせてもらいました。


若者に野球を教えて、若者を変える。その変わり方を見た大人が、今度は変わる。それがいつかは国をも、変えるのだと、強くも、感じました。