論語229子罕篇第九(24) 新興宗教の布教 | 山田光復のブログ

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<本日のメッセージ>

『時の勢いに負けてはいけません。』水火既済 初爻変

 

 

<ワンポイントレッスン>

■論語229子罕篇第九(24)

 

子曰、主忠信、毋友不如己者。過則勿憚改。

 

先師がいわれた。――

「忠実に信義を第一義として一切の言動を貫くがいい。安易に自分より知徳の劣った人と交わって、いい気になるのは禁物だ。人間だから過失はあるだろうが、大事なのは、その過失を即座に勇敢に改めることだ」(下村湖人『現代訳 論語』)

 

山田解説:この章は、下村湖人氏の『現代訳 論語』の解釈だけで理解できる内容ではありますが、明らかに後世の創作文であるといえます。

このような創作文が掲載された背景を掘り下げてみたいと思います。

「自分より知徳の劣った人と付き合うな」という教えは孔子の本来の教えではなく、後漢の滅亡期に儒者たちが意図的に捏造したものであると考えられます。

この創作の動機には、当時の社会的・政治的な背景が影響している可能性があります。

後漢末期の混乱期において、儒者たちは儒教の権威を維持・強化するために、新たな教えや重複する教えを追加したと考えられます。

これにより、儒教の教義を広め、社会の秩序を保つ意図があったかもしれません。

「自分より知徳の劣った人と付き合うな」という教えの意図は、愚かな人と関わらないことの重要性を説くことで、個々人が自らの品格や知識を高めることを促すと同時に、

社会全体の知的水準を維持・向上させようとするものです。

歴史的文献や教義が後世の解釈や政治的な意図によって改変されることは珍しくなく、このような事例は多くの宗教や哲学に見られます。

重要なのは、その改変がどのような背景や意図で行われたかを理解することです。

 

この内容を掘り下げた理由は、歴史的な文献や教えは必ずしもその時代の真実を反映しているわけではなく、

後世の改変や解釈が加わることがあるという点です。これは、歴史や哲学を学ぶ上での重要な視点と言えます。

<本日のつぶやき>

昨日、懐かしい代々木公園で開催された「ベトナムフェスティバル」を楽しんできました。コロナ前は毎日代々木公園で朝のトレーニングをしていたので、『自称代々木公園観光大使』を名乗っていました。あの頃(コロナ前まで)は毎週末に何かしらのイベントが開催されていましたが、コロナ禍では禁止や自粛となっていました。その間、弊社事務所も渋谷から移転し、それ以来初めてのイベント参加となったため、とてもノスタルジックな気持ちに浸りました。

 

そんな気分の中で、イベントで販売されていた『ドリアン・フルーツ』に挑戦してみました。ドリアンの味はカスタードのようにとろりと甘くクリーミーですが、臭いは地獄のようです! 嗅覚と記憶は密接に関わっていると言われますが、間違いなく、ドリアンの臭いをかぐとこのベトナムフェスティバルを思い出すことでしょう。

 

これからは『元自称代々木公園観光大使』として頑張りたいと思います(笑)。

 

 

<活動予定>

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<奇門遁甲:開運方位>     

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☆:開運旅行におススメ! ☆彡:開運合宿日!!

 

 

<開運合宿スケジュール>

2024年

・6月15日神奈川県横須賀市(よこすかし):南 

・8月6日千葉県南東部(勝浦市、御宿町):南東 

・11月2日静岡県静岡市:南西

 

※<本日のメッセージ>は出版社のご好意によって『マーフィー博士の易占い(王様文庫)』から引用させて頂いています。

 

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