人の志や信念は、物理的な力や圧力では奪えない「論語」 | 山田光復のブログ

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<本日のメッセージ>

『人に知恵を与えれば、貴方はますます磨かれます。』易卦:山沢損 上爻変

 

 

<ワンポイントレッスン>

■論語230子罕篇第九(25) 人の志や信念は、物理的な力や圧力では奪えない

 

子曰、三軍可奪帥也。匹夫不可奪志也。

 

先師がいわれた。――

「大軍の主将でも、それを捕虜にできないことはない。しかし、一個の平凡人でも、その人の自由な意志をうばうことはできない」(下村湖人『現代訳 論語』)

 

山田解説:この章の本質は、「人の志や信念は、物理的な力や圧力では奪えない」という点にあります。

具体的には、次のような要点が含まれています。

・物理的な力の限界:

物理的な力や軍事力で大勢の人々を捕虜にすることは可能であるが、それだけでは人の心や精神までは支配できないということ。

・個人の志の強さ:

どんなに無力に見える個人でも、その人が持つ志や信念は非常に強いものであり、外部の力で簡単に変えられるものではないということ。

・精神と物質の対比:

物質的な支配(捕虜にすること)と精神的な自由(志を持つこと)との対比が強調されている。物質的な状況は変えられても、精神的な自由や信念は個人の内面的なものであり、それを外部から取り上げることは難しい。

 

この章は、個人の内面的な強さとその重要性を強調しており、外部の圧力に屈しない精神の価値を示しています。

 

 

<本日のつぶやき>

多くの映画は社会風刺を目的として制作されており、単なる娯楽を超え、社会的・政治的メッセージを伝える強力な媒体です。昨日視聴した日本映画「ゴジラ1.0」も、現代社会の問題や課題に対する批判的なメッセージが多く含まれていました。

 

・歴史的背景: 初代「ゴジラ」は、核兵器の恐怖と人々の不安を背景にしています。「ゴジラ1.0」も現代社会の恐怖や課題を反映し、人間や政府の対応を批判的に描いています。

・環境問題: ゴジラは自然の復讐者として描かれ、人類の活動が引き起こす環境への影響を象徴的に表現しています。

・政治批判: 政府や軍隊の対応、情報の隠蔽、危機管理の失敗など、現代の政治的問題を風刺しています。

・社会の不安: ゴジラが都市を襲うシーンは、テロリズム、自然災害、パンデミックなど、現代社会の不安や恐怖を象徴しています。

・技術への警鐘: 核エネルギーやAIなど、技術の進歩がもたらす潜在的なリスクについての警鐘を鳴らしています。

 

 

<活動予定>

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<奇門遁甲:開運方位>     

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<開運合宿スケジュール>

2024年

・6月15日神奈川県横須賀市(よこすかし):南 (満員御礼)

・8月6日千葉県南東部(勝浦市、御宿町):南東 

・11月2日静岡県静岡市:南西

 

※<本日のメッセージ>は出版社のご好意によって『マーフィー博士の易占い(王様文庫)』から引用させて頂いています。

 

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