とても感謝しています。
経営コンサルタント
会社のお医者さん
ベストコーチの鈴木です。
今日は、人間関係を変える承認の仕方(相手の認め方)です。
いわゆる褒め方の事です。
心にも無いことを言うお世辞やおだて、おべっかの事ではありません!
あなたが自分中心の視点で相手を捉えると、どうしてもあなたの価値観が基準の褒め(認め)方になってしまいます。
つまり、あなたが相手の行為をどう見たか、思ったか、感じたかと言う評価になってしまうのです。
『良く頑張ったね!』
『すごく努力したね!』
『お利口さんだね!』
当然、違う価値観の相手からすると不快に思う事もあります。
『別に特に頑張ったわけじゃないし!』
『特に努力してないし、いつも通りだし!』
『お利口さんだと!?バカにしてるのか!』
と、まぁ、こんな具合です。
褒めたつもりでもこんな具合だから、怒ったり、罵倒したりすれば、相手がどんな感情を持つかは、もう言うまでもありません!
では、相手に不快な思いをさせない褒め方(認め方)はあるのだろうか?
相手の行為によって、あなたが感じた良い感情を相手に伝えるだけでいいのです。
例えば、
『君が自分で公言した目標を達成したので、今までの意志の弱い自分を反省して、僕はすごくやる気になったよ!』
こう表現すると
相手に対する感謝の気持ちが入っていませんか?
君のお蔭で僕は…○○に気が付くことができた。
どうですか?
ただ『頑張ったね!』と言われるのと随分違いますよね!
それを言われた相手にしたら
『お前に言われたくないよ!お前が頑張れよ!』
になるかもしれませんしね!?(苦笑)
相手の行為から自分が受けた素直な気持ちを認めることで、相手の『自己重要感』も満たしています。
《最高の褒め言葉は》、あなたが受け取った感情(気づき)に対する感謝の気持ちを相手に伝えるという事なのです。
常にあなたが感じた相手の良い所を探す視点とそれをうまく表現する事が必要です。
これは、お客さんに対しても全く同じです。
しかし、会社組織の中で上司、部下と言う上下(上司の方が偉い)意識を捨てない限り、かなりハードルが高い課題かもしれません。
しかし、社長・責任者(リーダー)して最重要の仕事が、部下のやる気(能力)を引き出す事、その気にさせる事だとすれば、一日も早い視点の転換が望まれるのではないでしょうか?