BMW X6 M Competition【試乗】❶こいつはモンスターマシン! | ベルトーネ★BMW X3と輸入車レビュー、キャンプブログ

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所有のBMW X3 G01に関するメンテナンスやチューニング、輸入車やSUVの試乗記、過去に所有していたシトロエン、最近はじめたキャンプなどをトピックにしています。ジャパンモビリティショーについても速報をあげています。

今度は、X5 45eとは真逆の性格、BMWで最もハイパフォーマンスなSAVモデル、X6 M Competitionに試乗した。
X5にもM Competition モデルがあり、兄弟車種的位置付けに思っていたが、見た目も素質も結構異なる。X5 M がM5なら、X6 MはM7に準ずるような違いか。
奇数のクーペシリーズに通じるワイドなキドニーグリルやフロントサイドグリルの形状を持つ他、ルーフレールは省かれ、全高は75mm低く、フロントのウィンドウスクリーンは寝かされ、車両重量は30kg軽い。
X6ならではの暗闇で光るキドニー・グリル・アイコニック・グローも、グリルシャッターもM Competition にはない。大きなグリルからクーリングシステムが左右、センター、そしてアンダーにも広がっていることが見える。すぐにでもサーキット走行も可能な状態。
M8譲りの4.4ℓV8 ツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、最大出力624ps/6000rpm、最大トルク750Nmを1800rpmから5800rpmの回転数で発生。0〜100km/h加速は3.8秒、0~200km/h加速13.5秒、最高速250km/h。エンジン周りのインテークのエグさと共に、ロールバーがスゴイねー
サイドをしゃがみ込んで覗くと、アンダーにもクロスバーが巡らされているゲラゲラ
サイドベントがダミーでない点は、M Competitionならでは。
フロントタイヤ295/35 ZR21、リアタイヤ315/30 ZR22Mと、前後異径ライト・アロイ・ホイールを組み合わせている。
リアのデザインは、ロボット的なテールランプのせいか、GUNDAMを彷彿とさせる。ルーフラインの激しいスラントから渦を発生させない為のM Sportスポイラーとトリムスポイラーがつく。サイドには巨大なリフレクターも。
マフラーは4本出しで、バルブ開閉によりエグゾーストサウンドも変わる。爆音とまでは行かず、ヤンチャなX3Mよりも上品な印象だ。