心療内科と精神科や神経内科との違い | ~応援家・放射線技師 小山田薫のブログ~ 自分を知り、自分を大切にし、笑顔あふれる人生を楽しむ

~応援家・放射線技師 小山田薫のブログ~ 自分を知り、自分を大切にし、笑顔あふれる人生を楽しむ

アタマのゴチャゴチャやモヤモヤ、ココロのイライラやウツウツ、カラダのゴリゴリやガチガチ
それらをスッキリさせて、笑顔で人生を楽しむためのヒントをお伝えし、ココロとカラダの健康を応援するブログです。

ココロとカラダの健康を応援する 放射線技師の小山田薫です。

五月風のブログへようこそ!


様々なストレスがあふれている現在、ストレスクリニック、メンタルクリニックが増えましたよね。
 
その看板に書かれているのが、
 
心療内科・精神科・神経内科
 
この違いわかりますか?
 
 
心療内科は、主に心身症を扱う科です。
 
心身症の定義は
 
「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的、ないし機能的障害が認められる病態をいう。
 
ただし、神経症やうつ病など他の精神障害に伴う身体症状は除外する。」
 
(日本心身医学会, 1991)
 
心身症は身体疾患ですから、身体の症状が主訴(主たる訴え)ということになります。 

動悸や息苦しさがある、めまいがする、下痢や便秘が続く、頻尿、疲れやすい、肩や腰が凝るなどの症状です。
 
 
精神科は精神疾患を専門に扱う科です。
 
不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚、幻聴、妄想などの心の症状、心の病気を扱います。
 
うつや統合失調症、神経症や不眠症も精神科になります。
 
 
神経内科は、脳神経系の疾患を扱います。
 
脳血管障害やパーキンソン病、ニューロパチーなどの神経の病気を扱う科です。
 
ですので、そうお世話になることはないですね。
 
身体の動きがおかしい、ふるえる、傾く、力が入らないなど神経の異常が疑われる時には、神経内科です。
 
 
身体の症状がメインだが、検査をしても異常がない。
 
あるいは、経過からストレスなどが関連していると思われる時には、心療内科
 
不眠や不安、イライラ、抑うつ、幻覚など、心の症状がメインである時には、精神科
 
となります。
 
 
心療内科は内科の一部なのですが、軽度の精神科といった印象はないですか?
 
やはり精神科となると、敷居が高くなり、抵抗感も出るので、心療内科と名乗っている所も多いようです。
 
メンタルクリニック、ストレスクリニックなども、そんな配慮からの名称なのでしょうね。
 
判断がつきにくいことが多いかと思いますが、
 
身体症状がメインなら心療内科、
 
心の症状がメインなら精神科です。
 
それをメインに診療にあたり、経験を積んできた医師かどうかで判断すると、いいかもしれませんね。
 
 
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
 
<#1207>
 
あと、先生との相性は、とても重要ですね。
 
ホームページ☆講座案内☆ 五月風 Ownd