凛とした女性が、食事中、着物の懐から白い紙を出し、口元をおさえるしぐさ。
上品で、気品に溢れ、美しいですよね。
そんなエレガントな所作を身に付けたいと、鎌倉へ行ってきました。
ココロとカラダの健康を応援する 放射線技師の薫です。
五月風のブログへようこそ!
昔の田舎の祖父母の家を思い出させるような古民家で、開催された、ハピカルフル.「和空和空」という和を存分に味わえるイベントでした。
その中で、私が参加したのは、「和・懐紙とお箸の簡単お作法講座」
懐紙ってご存知ですか?
「かいし」もしくは「ふところがみ」と読みます。
よく、茶道の席で、和菓子をいただく時に使われる和紙です。
昔の人は、いつも着物の懐に忍ばせていました。
それを特別な時だけでなく、日常に取り入れていきましょうと、いろいろな使い方を教えていただきました。
上ふたつは、箸入れと箸置き。
下ふたつは、ポチ袋。
そして、懐紙を入れる懐紙入れ
洋服には、懐紙を忍ばせる、懐がありませんからね。
そして、お箸の上げ下ろしのお作法も教えていただきました。
こうして、ひとつひとつの動作を心を込めてするって、いいですね。
この美しい所作は、一朝一夕には見に付かないものです。
この懐紙入れを持ち歩き、目にする度に、一呼吸おいて、意識していきたいです。
そんな講座をしてくださったのは、浜本恭子さん。
所作は美しく、気遣いや心配りも素晴らしく、ユーモアもある、素敵な女性です。
恭子さん、ありがとうございました。
あなたも、懐紙を使って、所作の美しい人を目指しませんか。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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右が浜本恭子さん、左は古川直子さん
直子さんは大阪からいらしてました。
後ろの陰に大笑いです。