BEROのBEROBERO通信 -9ページ目

★モダンドールズの答えは

モダンドールズ BEROです。
福岡の音楽シーンやSTONESにまつわる話、企てている企画の事などを配信していきます。


今日はモダンドールズ(Modern Dollz)の話を少し・・。


写真ファイルの整理をしてたらモダンの写真が大量に出てきた。


私は当時モダンドールズからオールアクセスの許可を得て、バックステージやオンステージの撮影をしていた。


これは多分、都久志会館でやったときのバックステージの様子だ。

モダンにとっては3回目の都久志会館だったが、ライブハウスでやるときとは違った緊張感があるようで、ライブが始まるまでのメンバーは口数が少なかったと記憶している。

でも、独特の緊張感の中、佐谷や小峰が他のメンバーを笑わせようとジョークを言っては緊張がほぐれる瞬間があった。

それでも、ファインダー越しに見えるみんなの姿は確かにいつもとは違っていた。

この日、大勢の某プロダクションの方々と一緒に大沢誉志幸が客席にいたことは、あまり知られていない。

ハスキーでソウルフルな声が特長で、当時多くのヒット曲をもち、作曲家としても沢田研二の「おまえにチェックイン」などでも大活躍していたヴォーカリストだ。

モダンの人気は最高潮に達していた。

この日も超満員。

彼らはアマチュアでありながら都久志会館を満席にするという偉業を簡単に成し遂げていた。

それから数ヶ月が過ぎた頃、モダンドールズは福岡にいた。

次のライブの計画を立てるため天神のシェーキーズに集合して、メンバーが全員集まるまでジョークを飛ばしあう佐谷達。

誰も、あのときの話をしなかった。

だから私も、なぜモダンドールズが「NO」という答えを出したのか、聞くタイミングを逃してしまった。

佐谷が逝ってしまった今、その真実は永遠にわからない。

また、暑い8月がくる・・・・・。

※敬称略
※天神のシェーキーズは、モダンが打ち合わせの場所としてよく利用していた

2006年7月の松川泰之インタビューはこちら
1983年12月の佐谷光敏のエッセイはこちら




★暑い夏にお薦め。背筋が凍る怖~い映画「HAIL! HAIL! ROCK'N' ROLL」

BEROです。

福岡の音楽シーンやROLLING STONESにまつわる話、企てている企画の事などを配信していきます。


HAIL! HAIL! ROCK'N' ROLL 「ロックンロールの神様」VS「リビング・レジェンド」

今回は映画の話を・・。

暑い夏がやってきました。夏と言えばホラー映画。

切ったり切られたりの映画は怖くて観ることができないのですが、なぜかゾンビ映画やドラキュラ映画は好きです(^^;。


ゾンビ映画のルーツであるジョージ・A・ロメロ監督の「The Night of The Living Dead」とか、ロック系の音楽が流れるポップなテイストが加味されたものが好みです。


でも、今回紹介するのはそんなホラー映画よりも怖い!背筋がマジで凍ってしまう映画です!

1986年10月16日に開催されたChuck Berryの60歳バースディ・コンサート映像を中心としたドキュメンタリー映画「HAIL! HAIL! ROCK'N' ROLL」が、その恐怖の映画です。


主人公はChuck Berry。彼の演奏を聴いたことない人でも、Rolling Stonesやビートルズなどが演ってるカバー曲で知ってる人も多いのでは・・・・、えっ? 知らない(;;)。 

映画「Back to the Future」(1985年)の中で主人公が1955年にタイムトリップした場所で・・・、えっ? 古い・・(;;)。

・・ま、とにかく聴いてもらえれば「あぁ」って曲がたくさんあると思います。

たくさんのミュージシャンがカバーしてます。

まさにロックンロールの創始者の一人ですね。そんな彼は、かなり偏屈な人だそうです。


黒人差別の問題と重なり、黒人ミュージシャン達はレコード会社との契約条件などで騙され搾取されていた歴史的背景もあってか、誰も信じられないとばかりにマネージャをつけず、自分でギャラを交渉し、歯ブラシとギターをかかえて現場にのりつけ、まずギャラを現金でもらう。

それから現地のバックバンドメンバーとリハなしの演奏をし、終わったら次の場所に移動する。まさにRock'n'Rollな生き方を現在も実行されている方です。(いろんな問題で刑務所にも入った経験をお持ちですが、なぜか憎めない方です。)

そしてもう一人の主役!Keith Richards (Rolling Stones)

この映画のサウンドプロデューサーでもあります。

彼は1969年、警備員として召集されていたヘルスエンジェルスが「騒いでいたファン」を殺してしまうという事件が起こってしまったあのフリーコンサート中、ビビるスタッフやMICK JAGGERとは違い、ヘルスエンジェルスと客席に向って怒鳴りつけた、そんな人です。 

ドラッグ漬けで禁断症状に苦しんでいた時期に体の再生のために定期的にスイスの病院で血液をぜ~んぶ入れ替えていたという噂のある、そんな方です。

1981年の全米ツアー中、ステージに乱入しキースに向ってくる男に対してギターで殴り付け、その後何もなかったように演奏を続けた、そんな人です。

先日は某インタビュー中「父親の遺灰をコカインと一緒に吸引した」と言ってしまった、そんな人です。(もちろんキース流のジョークです。過去にドラッグとの関わりをもっていたKeithですが、現在はあーいう生活とは手を切ってらっしゃいます。決してドラッグ推進派ではありません。念のため。)

そーんなChuckとKeithのガチンコリハーサル風景の中に背筋が凍ってしまうシーンが2ケ所。

ひとつはChuckが自分のアンプをいじられたことにクレームをつけるとこから始まります。

シ~ンとする現場。ま、あの二人の間に入れる人なんていませんよね。

なぜ、そうしたのかをKeithが説明しても頑固親父は聞き入れません(^^;。

かなりギリギリの口論が続きます。よく、こんな映像を世に出したなと感動さえ覚えます。

Keith、ブチ切れる寸前でしたね。多分。

もうひとつは、「OH, CAROL」の音出しのシーン。・・・。

ChuckとKeithの軽いジャブの応酬があった後、・・・Chuckがですね。

Keithのスラーの弾き方にクレームをつけ、弾き方まで教授するわけですよ。

・・・あのKeith Richards

まるで学校の先生が下手っぴの私にギターの弾き方を教えるように、・・・ですよ。

イントロを弾くKeithに対して、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も演奏を中断させ「ちゃんと弾こうぜ」と。

まるで「ボスは俺だ」と周囲の人たちにわからせるかのように・・。


そこらへんのホラー映画以上の恐怖シーンだと思いますね。何回見ても背筋が凍ってきます。

Keith、ここでもブチ切れる寸前でしたね。絶対!

6回目の演奏に入る前、ビールを飲むためKeithがChuckの後ろに回り込むと、Chuckはビクッとした感じで警戒します。ここも訳ありな感じで印象に残ります。


でも、よくぞ耐えたKeith!! もし、あの場でKeithがブチキレテいたら、このプロジェクトはオジャンになっていたことでしょう。このシーンを初めとする貴重な映像が世の中に出たのはKeithの忍耐のおかげでしょう。

ありがとう! keef!!

「OH, CAROL」のシーンの一部は当時、MTVで流れました。

衝撃でしたね。その後、映像が発売されると即効で購入し、何度も何度も再生してKeithを激励したものです。


昨年、ボーナス映像が追加された日本語版スペシャルエディションDVDが発売されたので即効で購入して観ましたが、やはりあれ以上のシーンはありませんでした。でも、貴重な演奏シーンや撮影の裏話として、Chuckの強烈な個性を裏付けるエピソードや、すばらしい感動の秘話が収録されていました。

その中から感動的なエピソードをひとつだけ紹介します。

Keithがゲスト・ミュージシャンとして連れてきたチェス・レコード出身のあまり有名でない女性歌手ETA JAMESを加えたリハーサルのときの話です。

ここでもETAの参加に関してChuckとKeithの口論があったようです(深刻な顔をして向き合うKeithとChuckがチラッと写ります。多分、その口論中のシーンだと思います。怖いです)。

無名の女性歌手の出演を拒否するChuck。とりあえず、リハーサルをすることになりました。

でもETAにとって状況は最悪だったのです。飛行機が遅れて前日は徹夜。初めての曲。メガネを紛失して歌詞カードが見えない・・。そんな中、自分のことを快く思っていないChuckの目の前でリハーサルに望んだETA。

結果は、最悪の出来だったそうです。

でも、そんなETAをKeithは・・・・!!! 
・・・・・・!!!

そして2回目の挑戦。 



その歌声は最高のものになっていたそうです。
曲が終ると
Chuckはひざまずいて
ETAの足元にキス
をしたそうです。 


“そうです”としか言えないのは、このエピソードは監督の説明で伝えられていたからです。

ETAの最悪の状態を察知したKeithは、彼女に対する配慮で撮影を止めさせたから映像が残っていないのです。それほどETAの状態は最悪だったのでしょう。その分、Chuckの気持ちを一転させてしまうほどの結果を出したという、ETAに対して行ったKeithの魔法が胸にしみます(何をやったかは、DVDをぜひ観てください!)。

Chuckから子供あつかいされた「OH, CAROL」のシーンでさえ公開してしまう男なのに、ETAへの素晴らしい配慮。男だねぇ。

これ以外にも、本編より濃いエピソードがたくさん収められており、このプロジェクトがどれだけ大変なものだったか知ることができ、この作品の凄さを改めて知りました。

あの背筋が凍るシーン以外では、「Chuck BerryよりKeithのほうに注目がいくよね」「KeithよりERIC CLAPTONがおいしいとこ持っていってるな」という単純な感想しかもっていませんでたが、スペシャルエディション版のボーナスト映像を見ると、やはり偉大な2人のミュージシャンは凄かったと思い知りました。

恐るべしChuck Berry! 素晴らしきKeith Richards!


ある意味、本編より凄い内容でした。
スペシャルエディション版を買ったのにボーナス映像版をまだ見ていない方や、途中で見るのをやめた方がいるとしたら、ぜひ最後まで観てください!改めてこの作品のすばらしさを感じることができますよ。

Rock'n'Rollの神様=Chuck Berryと、彼をリスペクトし、彼以上の名声と称賛を得ているリビングレジェンド=Keith Richardsの対決映画! 「HAIL! HAIL! ROCK'N' ROLL」!

恐ろしくて、素晴らしい映画です。


あっ、そうそう。もひとつ、バースディ・ライブ本番の映像に驚愕の事実があったのですが・・。

それはボーナス映像を観た人だけが知りえる秘密にしておきましょう。

あと、もうひとつ。この映画が公開できた功労者としてプロデューサー! 監督! がいたことも忘れてはいけません。彼らがChuck相手にどれだけ奮闘したか!! 
出演者とスタッフの方には「労い」と「感謝」として、この言葉を贈りたいです。

HAIL! HAIL! ROCK'N' ROLL!! ロックンロール万歳!!


★インストアライブ

マリアンヌフェイスフル BEROです。

福岡の音楽シーンやSTONESにまつわる話などを配信してます。


今日はイギリスの話を少し・・。


ROLLING STONES狂いと旅行好きの趣味が上手い具合にマッチするのがイギリス旅行。

というわけで、イギリス旅行が趣味です。

いわゆるSTONESの縁りの地を隅から隅まで見てまわるには行くしかないわけで、年期が入ってます。


ところで今では、レコードショップで大物タレントがライブをやるのは普通のことになってますが、昔は日本では考えられない時代があったわけで、イギリスって素敵だぁと感激していたものです。


着いたら即「TIME OUT」をチェックするか、直接ショップに出向いてスケジュールチェックを行うと、あるんですよね。あの人がぁ~ってのが。

その中で印象に残ってるのが「JOE STRUMMER」と「MARIANNE FAITHFULL」。

JOEは、このシステムで初めて会った好きなミュージシャンだったから、何が何だかわからずサイン攻めの人だかりの中を友人と二人で突入した思い出がある。
購入したアルバムだったり本だったりにサインを書いてくれるのだが、昔はルール無しの修羅場でした。
でも小柄の東洋人女性には外国人(私が外国人?)はとても親切で、わりとすんなり譲ってくれるからありがたい。
スイスイ前に行くと、やはり最前は屈強なファンが揃ってるので譲ってはくれないケースもある。
それでも、もみくちゃになって写真撮ったりサインもらったりで忙しいのなんのって。・・楽しい。

最近は、整列させるケースが多く、順番にサインと写真を撮れるのだが、MARIANNE FAITHFULLの時は、わがままな彼女らしく「疲れた」とかなんとか理由をつけたのだろうか途中で奥に引っ込んでしまったんですよね。

MICK JAGGERの元カノということ(それだけではないんですが)でご挨拶したかったのに、2ショットは夢に終ってしまうのかぁ~と1度は諦めムードになりましたが、主催の方々が説得したのでしょう、随分経ってから戻ってきました。おかげで2ショットとサインをいただくことができた。

で、ですね。

日本でも、インストアライブが普通になってるんだから、アマチュアバンドの発表の場として、どこか企画してくれないかなと思ってるんですけど。

それなりのブースを作ってもらって定期的にライブするの。

週末だけでもいいんです。そこに行けば誰かがライブをやってるわけだから、新しいバンドとの出会いがあるかもしれないという場にできないかな。

ライブハウスに行くという行為は、入場料が発生するからむやみやたらに行けない。
好きなバンドのライブに行ったときに対バンとして出演しているバンドとの出会いしかないんですよね。
だから、もっと敷居を低くした企画が必要なんです。

う~ん、なんとかなんないでしょうか。

頑張ってるバンドを広くみんなに知ってもらう方法!

みなさんも、「たくさんのバンドをたくさんの人にアピールできる方法」、なんか良いアイデアがあったら、聞かせてください。宜しく!