ゲップに関しての記事を改めてアップゲップの出し方ですが、その前に、、、質問です。
みなさん、ベビちゃんが授乳の時に飲み込む空気の量はどのぐらいだと思われますか~?
飲む量と同量なんだそうです。
、、、ってスゴいことじゃないですか~
つまり、20ccぐらいしか飲まない時なら、同量といっても知れてますが、100ccになるとかなりのものです。そして1日量で考えると、これまたタイヘンなことになります。
、、、なので、生まれたてよりも、飲む量が増えてくる1ヶ月ぐらいにゲップが原因でぐずつくようになるんですねぇ~
、、、で
=ゲップのだし方=
「まず初めは、、肩のところまでベビちゃんを抱き上げて背中を撫でます。」
こう云ってやってみせると
「そんなに高くまで抱き上げるのですねぇ~」と皆さん云われますが、
ベビちゃんの胃がママの肩あたりにくるとゲップが出やすいようです。
肩まで引き上げ抱っこです。
この抱き方、ベビちゃんの胃がママの肩辺りまでくると、ベビちゃんはママにかなりもたれた感じになります。
、、とは云っても、この程度ではなかなか出にくいようです。
そこで次は、ベビちゃんを腹這いにさせましょう。
ベビちゃんの胃は徳利状なので、仰向けに寝かせると、徳利状の胃が横になり、空気(ゲップ)の行き場が無くなりぐずつく、、という話を前回しました。
腹這いだって胃は横になるので同じように思いますが、おっぱいやミルクを飲んで重たくなった胃は下に下がり、食道が上がるからでしょうか~?
ゲップが出やすくなります。
腹這いの仕方は、寝返りの要領で、アンヨの方からころりんと返します。
そして、背中や後頭部やおしりやアンヨの裏側などマッサージをしてあげましょう。
普段、刺激をもらえない背面をマッサージされてベビちゃんは気持ちが良さそうです。
この腹這いでゲップが出ることも多いのですが
この後、またたて抱っこです。
首が据わっていないベビちゃんは「たて抱っこ」は無理と思われる方もおられるでしょうが
ママの胸にベビちゃんの頭が来るように抱いたり(前向き抱っこです)肘関節にベビちゃんの首が来るように抱くと安定します。
前向き抱っこでは、ベビちゃんの脇の下をはさみこみ、ママの親指でベビちゃんの頭と首の境目辺りを支えるとしっかりします。
肩まで引き上げ抱っこ、
腹這い、
たて抱っこでほとんどゲップが出ます。
= ちょっと休憩 =
おっぱいは左右飲ませるのですが、、
よく「左右5分5分でするようにと云われたのですが、そうなんですか」と質問されます。
片方を飲んでいてペースダウンしたなら、ゲップが溜まってきているので
そこで手間なようですがゲップを出すと、またしっかり飲みだします。
途中ゲップ出しです。
母乳育児に熱心な病院などでは「ふつう抱っこ、フットボール抱きで2往復しましょうねー」
とのありがたい指導があります。
先のゲップの出し方をして2往復したら何と生後8日目で、130グラム飲んだという強者が おりました。(今4ヶ月の孫です。。)
また、おっぱいの飲ませ方で云いましたように、授乳クッションの下にクッションなど入れて赤ちゃんの体勢が斜めからたて抱っこに近い感じで飲ませると、ごっくんと飲みやすいだけでなくゲップも出やすくなります。
おっぱいを飲みながら一緒に飲んだ空気が上へ上がるのでゲップが出やすくなるのでしょう。
案外、この授乳ポジショニングが大事です。
こんな感じでゲップを出しても、たくさんの量を飲むようになるとお腹にガスも溜まるし便秘にもなる赤ちゃんもいます。
そんな場合の対処法は次回で
なおゲップに関しての記事をまとめています。