不動産鑑定業界未経験者新人向け業界用語 | 『士』業で成功にトライアル中

『士』業で成功にトライアル中

士業とは具体的には不動産鑑定士と土地家屋調査士ですが、様々な自己啓発本でロバートキヨサキ氏のいう『B』クワドラントが勧めてありますが、私があえて士業で独立した理由、そうなった過程、なぜ士業がよいと思うのかなどを書いて行きます。

平成26年度不動産鑑定士試験論文式試験の合格発表まであと一ヶ月くらいですね。
既に面接を進めてる方も、合格発表後に就活する方も、もうすぐ業界入りです。

不動産鑑定業界特有の得意げな言い回し(地方によって違うかも)を紹介しときますので、入社したときに役立ててください。
私の目線は不動産業経験者かつ地方出身者かつ独学ですので、そんな私から見て違和感のあった言い回したちです。

1ディーシー(DC
直接還元法

2キャップ
還元利回り

3ターミナル
最終還元利回り

4キャペックス(CAPEX
修繕更新費

5とちたて
積算価格の土地と建物の比率
収益価格で、価格を決めるものの、減価償却が配当に関係するので、積算価格の土地と建物の比率を質問されます。

6君、鑑定向いてないね
彼らの口癖なので気にしないでください

7BMフィー
簡単にいうと、各論3章の収益費用項目の維持管理費です。

8PMフィー
簡単にいうと、各論3章の収益費用項目のプロパティマネジメントフィーです。

9CMフィー
物件管理に伴って、工事の監理するのに、工事代金高いならフィーもらうよ?って契約があるときは、上記キャペックス以外に考慮します。

10エムエル(ML
マスターリース
田舎の人でもわかるように言えば、よく大東建託やマンスリーレオパレスの大家向けのCMでいってる「一括借り上げ」のことです。
厳密にはMLPM契約で、借り上げと賃貸管理運営業務の一括委託です。

11鑑定評価書と鑑定評価報告書
基準上は別物ですが、厳密に別々に作成されてません。
入ってから実感してください。

12公示価格、路線価(÷0.8)
私は田舎の不動産屋だったので、結構意識してましたが、そんなに縛られる必要なないようです。

13中間報告、内示
評価書出す前にだいたい価格を先に伝えます。
ちなみにここで先方に伝えた価格のまま評価書発行に至るのが一般的で、勝手に価格変えたら問題になること間違いないので、新人の頃は気をつけましょう。

14ドラフト
評価書出す前にだいたいドラフト版として、提出します

15ダウンタイム
空室期間?
あまり使う人いないので、よくわかりませんが、たぶんそういう意味です。

16アップサイド
DCFでキャッシュの上昇想定すること

17アクチュアル
現行賃料
総賃料÷貸し床面積のこと

18インデント、スタイル
役所勤めだった人は気にするかもしれませんが、たとえば演習の模範解答で

A原価法
1.土地
(1)取引事例比較法
①比準価格の査定
事例1

ってかいてあるとしたら、左端から微妙にずれていってるでしょ?
本とかもよく見たらずれてますよね?
評価書中でも、こういうずれ作っていくのですけど、なにも意識せずに書けばどんどん所定の場所からずれていきます。
これ新人は特によくぐちゃぐちゃになって怒られますので、意識したほうがよいですよ。
ついでに、コピペ繰り返すとフォントの文字体や大きさがいつの間にか変わってることあるので、気をつけたほうがいいですよ。

19じっさ(実地調査の略)
物件見に行くことです。

20てうち、じかうち、こわれてる
エクセルで式が入ってるところに式を無視して、直接数値を入力すること
最初は、複雑な式が組んであるのを読み取るのがめんどくさくて式をこわしがちですが、まじでミスのもとなので、式を一生懸命理解しましょう。

21住商混在地、商住混在地
基準上はあり得ない種別ですが、実務上は使います。
住が先にくる場合は、住宅地域色強く混在地域で、商が先にくるときはその逆です。

22べーしす
利回りの話とかで、10ベーシス下げたといい、0.1%下げたとはいいません。

このへんにしときましょうか。
あんまり多いと読む人も読む気なくなるでしょう。
新人が知っといた方がいいことばっかりなので、ちゃんとよんどいたほうがいいですよ。

来週は就活についてでも書きます。

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