スポーツの視点 -10ページ目

京都パープルサンガと立命館!!

 6月9日、経済産業省が産業界の目で大学や公的研究機関における産学連携体制を評価し,トップテンを公表した。一位に選ばれたのは立命館大学。昨今、立命館大学の名前をメディアで多く目にするようになった。志願者は早稲田に次ぐ全国二位。また、立命館アジア太平洋大学の立ち上げなど積極的に大学改革を行ってきている。その結果、大学のブランドイメージは関関同立の中でもトップと言っていい。

 

さる5月23日、京セラ、京都パープルサンガ、立命館のコラボレーションによるサッカーのプロ・トッププレーヤー育成プロジェクトが立ち上げられた。この内容は、ユース選手が全員寮生活を送りながら立命館宇治高校に通学。学費は学校が負担するうえ、立命館大学への内部進学もできるものだ。

 

立命館は将来のサンガを担う選手の育成に手を貸す。彼らがプロや世界に羽ばたけば、広告効果やブランド価値の向上が得られる。また、プロになれなかった選手が内部進学し、体育会で競技を続ければ、大学スポーツの発展に貢献する。また、ユースでプレーしていた選手が一般学生と机を並べることで、新たな刺激が生まれる。無論、内部した選手が勉強を疎かにするようでは、この制度は形骸化する。

 

また、サンガにとっても立命館宇治高校に通学でき、内部進学の道が開けているのは、選手や保護者の理解を得られやすい。関西にはサンガのほか、ガンバ、セレッソ、ヴィッセルとJリーグのチームが四つある。その中で、有望な選手を採り、育成する競争は激しい。サンガが「教育支援」という一つの武器を手に入れたことは大きい。今後、ただスポーツができるだけのプロ選手は厳しくなるだろう。プロ選手といえど競技生活はそう長くはない。引退後のセカンドキャリアに苦しむ選手も多い。プロという浮き沈みの激しい世界だからこそ、自分の核となるモノを身に付けなければならない。教育はその一つとして、有効な武器となりうる。

アーセナルが新選手獲得!!

 アーセナルがシュトゥットガルトのMFフレブ(ベラルーシ)を獲得した。馴染みのない名前かもしれないが、彼はテクニックに優れた攻撃的MFだ。一昨年、今年しか見ていないが、シュトゥットガルトにおいて彼の存在は大きかった。現在、ドイツ代表で活躍するFWクラニイとも良好なコンビを築いていた。移籍金は1500万ユーロ(約19億9500万)とかなりの額に上る。年齢は24歳と若い。のびしろも期待でき、ベンゲルが気に入りそうな素材だ。

 

個人的には、ピレスのバックアップもしくはスタメンとしても面白いと思う。レジェスが伸び悩んでいる今、フィットすれば、アーセナルのパスゲームに彩りを与えてくれそうだ。サイドでも中に入ってきても面白いプレーをするはずだ。

 

ただ、問題もありそうだ。ベラルーシの公用語はベラルーシ語、準公用語にロシア語。ドイツでは当然ながらドイツ語を喋っていただろう。フレブは英語を喋れないのではと思う。ヨーロッパの人にとって外国語は基本的に似ているため、ある程度習得しやすい。ベンゲル監督はドイツ語を喋るため問題ないかもしれないが、アーセナル内にドイツ語を喋れるのはレーマンぐらいだろう。

 

レジェスのように言語を操れないとストレスがたまり、いいプレーができない。フレブの言語能力はどれほどかはわからないが、英語を操れることを祈る。

 

プレシーズンでどのような使い方がなされるか、興味深い。名前は知られていないが、いい補強だったと思う。早くフィットしてくれることを願うばかりである。

コンフェデレーションズカップで得たモノ!!

 「サッカーで勝つためにはどうすればいいか」。最もシンプルな答えは、相手より一点でも多く点をとることだ。ゴールを奪わなければ、相手を負かすことはできない。

 

では、「サッカーで負けないためにはどうすればいいか」。それは、相手を0点におさえることだ。相手に一点も与えなければ、負けることはない。極論を言えば、自陣に引きこもって、敵の攻撃をひたすら凌ぎ続ければ、勝てないかもしれないが、負けることはない。

 

この根本的な問いこそが、サッカーの本質のような気がする。そして、一般的に「勝つためのサッカー」は、サッカーを見る者を魅了する。ただ、見る者を魅了するのは、そこに勝利があって初めて生まれる。いくら「勝つためのサッカー」を志向しても、結果が伴わなければ、監督の首は飛び、選手は路頭に迷う。

 そこで、「負けないためのサッカー」を志向するチームが多いのだろう。手堅いこのスタイルは、見る者を魅了することはないかもしれないが、結果を持ち帰り、そのチームのサポーターに充足感や優越感を与える。

 

今まで、日本代表は「勝つためのサッカー」を唱えてきたが、内実は「負けないためのサッカー」を志向してきた。ジーコが就任当初に活用していた「黄金の中盤」は、私たちに理想郷の実現を期待させた。しかし、結果が伴わず、頓挫。テレビ朝日の「絶対に負けられない戦いがそこにはある」というキャッチコピーを地で行く戦い方は、けっして日本サポーターを魅了させるものではなかった。アジアの4.5枠を得るために、あの戦い方を志向しなければならないというのは少々寂しい気もした。

 

コンフェデレーションズカップ初戦のメキシコ戦でも、日本は「負けない戦い」に終始した。結果は1-2の逆転負け。1点を取ってからの日本は、目も当てられない惨状だった。プレスはかからず、ズルズル引いていく。ボールを奪っても、位地が低く、押し上げもないため、攻撃につながらない。勝ちに行く姿勢は、最後まで見ることができなかった。試合後に中田英が、「チームには全てが足りない」といった言葉が、事態の深刻さを表していた。

 

しかし、そんな日本代表が、ギリシャ、ブラジル戦で劇的に変化した。ギリシャ戦は終始、試合を支配し、1-0ながらも完勝。調子の上がらない欧州王者だったが、その試合内容は、どこに出しても恥ずかしくないような見事なものだった。そして、迎えたブラジル戦。前からボールを果敢に追い、中盤で華麗にボールを回す日本代表は、ブラジル相手でも見劣りしない素晴らしいものだった。2-2の同点で、惜しくも勝ちを逃がしたが、あと一歩のところまで2002年のW杯チャンピオンを追い詰めた。サントスは試合後、「あと5分あれば、逆転できた」と話しているが、この意見にうなずく人も多いはずだ。

 

この劇的な変化は、「勝ちにいく」姿勢を全面に押し出したことによるものだ。前半から目一杯アクセルを踏み込む姿は、見ている私たちに後半ガス欠になるのではと心配するほどの飛ばしようだった。しかし、そんなことに気を止めるでもなく、走り続けたことが、このような好結果を生み出したのだろう。ゴールへの姿勢もはっきりしており、華麗なパス回しもゴールを得るための手段となっていた。たびたび、手段が目的化する日本代表にとって、ゴールに向かい続けたことは大きな収穫だ。日本代表が100%の力を出せば、世界に伍していけることが証明された二戦。

 

二度続けてできた戦い方を積み重ねていくことができれば、W杯本選も大きな期待をよせられる。これが新たな船出だと信じて、日本代表の戦いを見守りたい。

 

 

大学スポーツが果たす地域貢献。

 「大学スポーツ」と聞いて頭に浮かぶのは、冬の箱根駅伝や大学ラグビー選手権ぐらいのものだろう。新聞やスポーツ紙を開いてみても、大学スポーツの記事は、片隅に申し訳ない程度にしか載っていない。実際、大学スポーツの現場に行くと、観客はまばらで活気はない。また、大学の体育会側も、その状況に対し、具体的な手を打つことはなかった。ある種の閉鎖的、排他的な香りがそこには漂っていた。繋がりを重視するのは、他の学生や地域ではなく、クラブ内、クラブOBであった。

 

そんな大学スポーツ界ではあるが、今、少しづつ変わろうとしている。2007年度に大学希望者数と定員が一致する大学側の問題。企業スポーツが廃れ、地域総合型クラブが叫ばれる社会からの要請。スポーツの本質を理解せず、「ただスポーツのできる人」にしてしまってはいけないという指導者の問題意識。これら三つの事情が複雑に絡み合い、各大学では様々な取り組みを行っている。

 

6月18日に京都コンソーシアムで開催された「大学スポーツが果たす地域貢献ー我がクラブの取り組みー」は、各大学の取り組みを報告、議論するシンポジウムとなった。パネリストとして、古橋由一郎(立命館大学アメリカンフットボール部ヘッドコーチ)、鳥和成(京都産業大学バスケットボール部コーチ)、望月慎之(同志社大学サッカー部コーチ)、記虎敏和(龍谷大学ラグビー部監督)が招かれていた。

 

立命館大学アメリカンフットボール部では、94年から小学校を訪問し、子供たちに「フラッグフットボール」を教える取り組みを行っている。現在では草津市で4~5校、京都市で3~4校教えるまでに規模を拡大している。これを「ファンディベロップメント」と称し、ファン獲得や地域貢献に対する活動と位置づけている。

 

京都産業大学バスケットボール部では、03年度から中学、高校生向けのスポーツクリニックを開催している。初回は平均して20人弱、去年は60人弱の人数が集まったという。関西屈指の名門校の選手が教えることで、子供たちも真剣なまなざしで練習に打ち込む。「競技力の底辺拡大や地域の活性化がその狙いだ」と鳥コーチは語る。

 

同志社大学サッカー部では、学生に対する教育の場と位置づけ、スポーツフェスティバルや同志社サッカーフェスティバルを開催、また、合宿地である香川県高瀬川町で同志社サッカー教室、親子教室を開催している。背景には、全日本サッカー連盟の「リーグ運営を学生の手で」という理念がある。運営主体を学生にすることで、世代間交流や社会性の獲得を目的としている。その効果もあり、キャリアアップのための指導者講習会を受講する選手もいるという。また、合宿地の香川県高瀬川では、サッカー振興を柱とするNPOを立ち上げるといった変化もあるという。

 

こういった各大学の活動を通して共通するのは、選手の意識改革だという。古橋コーチはそれを「心がきれいに、前向きになる」と表現し、鳥コーチは、「スポーツを通じての人間形成」という言葉に集約、望月コーチは、「なぜ」から「ぜひ」への考え方に変わると語っていた。地域や子供に目を向けることで、選手の人間的な成長にもつながるようだ。

 

大学スポーツは少しずつだが、外に目を向けようとしている。大学の最も誇れる財産は多様な能力を持つ人材が一堂に会していることだ。その資源を活用すれば、学校教育や地域のなかで貢献していけるだろう。それは産学連携にとどまらない。今の取り組みを積み上げていくことが、大学スポーツの発展につながる。それは、大学生の質の向上を意味している。

プライスレス!!

 二十世紀の社会は「経済が発展すれば人間は幸せになれる。物質的な豊かさが人間の幸せをもたらす」と考えられてきた。たしかに、資本主義経済の下、私達は物質的な豊かさを追求し手に入れてきた。その結果、私たちは満足しているのだろうか。

 

東京外国語大学名誉教授の山口昌男氏は「技術が生み出す価値が中核だった二十世紀に対して、二十一世紀は文化の生み出す価値が中核になる時代である」と、述べている。文化の生み出す価値を考えたとき、私は「スポーツ」に多大な可能性を感じる。

 

スポーツは世界の共通言語といっても過言ではない。2004年に開催されたアテネオリンピックでは202の国と地域が参加した。世界各国でテレビ中継がなされ、選手が織り成す筋書きのない「ドラマ」に人々は酔いしれた。日韓共催の2002年W杯では、大いに盛り上がり、日本代表の試合後は、通りに人があふれた。今もその感動は、人々の胸に生き続けているだろう。

 

明日、W杯最終予選の北朝鮮対日本がタイで行われる。無観客試合という異例の状態で試合が行われる。引き分け以上で日本の2006ドイツW杯出場が決まる大事な一戦だ。試合会場に入れないにもかかわらず、数百人の日本人が現地に足を運ぶという。また、スポーツバーには予約が殺到。長居や国立、埼玉ではパブリックビューイングが行われる。高視聴率も間違いない。

 

W杯出場権を賭けた戦いが人々をここまで惹きつけるのはなぜなのだろうか。彼らにとって、日本代表は「プライスレス」なモノなのだろう。そこには心にひびく魅力ある価値がある。

 

スポーツを文化として消費していく世の中になれば、人々の生活は今より豊かになるだろう。お金に買えない価値、それを私はスポーツに見出す。

 

 

アジアチャンピオンズリーグ!!

 アジアチャンピオンズリーグから横浜マリノス、ジュビロ磐田の両チームが一次リーグで敗退した。日本勢 は3年連続で決勝トーナメントにすら進めず、敗れ去ったことになる。日本代表がアジアで強豪の地位を揺るぎないものにする一方で、クラブの低調振りが目立つ。日本人の多くが感じているJリーグはアジア最高峰というのは幻想なのかもしれない。敗因を過密日程に求める意見があったが、過密日程だけが主要因ではあるまい。来シーズンのアジアチャンピオンズリーグにはより真摯な姿勢で臨んでほしい。3年連続一次リーグ敗退に危機感を持つべきだ。

 

今大会は過去の大会に比べ、日本サッカー界にとって大きな意味を持つ大会になっていた。大会の優勝者は、十二月に開催される世界クラブ選手権の出場権を手に入れることができる。しかも、第一回大会となる今年は日本で開催される。ホスト国のクラブが出場すれば、大会の盛り上がりは日本代表の試合に負けず劣らずのものになっていただろう。

 

世界クラブ選手権は各大陸の王者が一同に会することに大きな魅力がある。ヨーロッパチャンピオンが順当に勝つのか、はたまた違う大陸の王者が栄冠に輝くのか、興味はつきない。また、アジアのサッカーがどのレベルに属しているかを計る指標にもなる。もし、日本のクラブが出ていれば、その興味はサッカーファンに留まらなかったはずだ。それだけに、今回の敗退は惜しい。

 

ヨーロッパや南米以外は地域で完結していた物語が、世界にもつながる可能性を秘めた世界クラブ選手権。FIFAにとってもこの大会は今後の収益の柱となる可能性があるだけに、成功の可否は大いに関心があるだろう。この大会が世界にどのように受け止められるかはわからない。ただ、世界に認知されていけば、非常に魅力溢れる大会となる。

 

 

ネーミングライツ!!

 ネーミングライツが日本でも定着し始めている。2003年に東京スタジアムが味の素スタジアムへ、グリーンスタジアム神戸がYahoo!BBスタジアムへと変更したのを皮切りに日本でもその存在感が認められてきている。現在は味の素スタジアムをはじめ、ニッサンスタジアム(横浜国際競技場)、スカイマークスタジアム(グリーンスタジアム神戸)、ヤフードーム(福岡ドーム)、フルキャストスタジアム宮城(県営宮城球場)、インボイスドーム(西武ドーム)の計六つの施設がネーミングライツを導入している。

 

ネーミングライツはアメリカで生成、発展してきたものだ。スタジアムやアリーナにスポンサー企業名やブランド名を付与するもので、「施設命名権」と呼ばれている。日本では比較的新しい広告概念といえる。

 

フルキャストの平野社長によると、ネーミングライツを獲得した効果は上々のようだ。知名度上昇によって、派遣スタッフの登録者数が増加。ネーミングライツの獲得を発表した今年1月から3月までに同社の社名が新聞や雑誌などに登場した回数は2400回にのぼる。契約は3年、その負担額は6億円だが、「三年の投資は一年で十分回収できる」と笑顔で語ったという。

 

フルキャストのような世間の認知度が低く、マーケットが限られていない企業にとって、ネーミングライツは最も費用対効果の見込める広告の一つだろう。ただ、問題がないわけではない。どの企業も契約期間が3~5年と短期間なことから、一抹の不安もよぎる。広告効果を十分に得た企業が次回の契約を更新しない可能性もあるからだ。施設名称の短期間の変更、定着している名称の変更は地域住民、ファンに不便を強いる。地域住民やファンにとって、施設は一つのアイデンティティーでもあるからだ。甲子園や国立競技場が名称変更するなど考えられないだろう。

 

海外を例に取れば、イチローの所属するマリナーズの本拠地セーフィコフィールドは20年48億円を保険会社のセーフィコ社が支払っている。また、イギリスのアーセナルも新スタジアムのネーミングライツを15年契約でエミレーツ航空と結んでいる。このように海外では長期間の契約を結ぶ傾向にある。

 

施設名が地域のアイデンティティーと融和し、広く認知されていかなければ、ネーミングライツという概念は定着していかないだろう。地域のイメージと企業のイメージをいかに長くシンクロさせていくかが課題といえる。

楽天頑張れ!!

相手より一歩でも先へ。決して遅れをとることは許されない。既存のビジネスモデルはすぐに陳腐化してしまう。そんなスピード勝負のIT業界を渡り歩く三木谷オーナーのとって、楽天の成績は我慢ならないのだろう。

 

キーナートGMを解雇、山下ヘッドコーチ、駒田打撃コーチを二軍降格。まだペナントレースの四分の一も消化していない現状での人事異動はいささか違和感を感じる。その少し前には、田尾監督に若手を積極的に使うよう要請したという。勝率が二割近辺をうろうろしている状態では、現場介入もしたくなるのかもしれない。しかし、現状を変えても結果は変わらないだろう。

 

GMが外国人補強を請け負った失敗の責任をとるのは仕方ない。なにせ楽天の外国人は助っ人どころかお荷物にすらなっている。オープン戦好調で「不動の四番」と目されたロペスは、打てずに「不動の空砲」と化している。

 

しかし、コーチ陣の編成を変えたところでどうにかなるのだろうか??田尾監督の要請なら、話は別だ。しかし、そのような類の話は聞かない。5月2日の時点でチーム打率は.224、本塁打は12本、チーム防御率は6.15と各数字の上でもパリーグの最下位をひた走っている。手をつけることは多すぎる。コーチを変え、選手の目先を変えたところで、どうにもならない。

 

日本シーズンの敗戦記録は103敗。現在のペースで行けば、109敗になる。開幕前から戦力格差の問題が取りざたされていたが、開幕して一ヶ月半、早くもその馬脚をあらわしたようだ。今すべきことは、「信賞必罰」の人事ではない。ともすれば、崩れていきそうな選手とコーチ陣の信頼をつなぎとめることだった。内部紛争は絶対に避けなければならない。

 

他球団に比べ、貧弱な陣容なのは自他共に認めるところだろう。今シーズン、ユニホームが着れなかったかもしれない選手も多くいる。そんななか、ファンに見てもらうのは野球のやれる喜びをかみ締め、一生懸命プレーする姿だろう。高校野球みたいと言われるのも、また一興だ。

 

時に、スポーツは結果が全てではないと言われることがある。情緒的になっていては、経済活動を行う社会では受け入れられないかもしれない。しかし、スポーツの現場だからこそ、情緒的になってもいいだろう。全盛期を過ぎたベテラン選手達が、無様な姿をさらけ出し、必死にプレーする姿は心を打つ。東北に咲いた一輪の花が大輪を咲かせるのはまだ先だろう。しかし、来たるその日の礎を築いているのは、今の選手たちだ。楽天頑張れとエールを送りたい。

 

日本対北朝鮮

 「継続は力なり」、頭でわかっていても、実践できるかは別物。四月から始めたブログだが、日常に忙殺され、更新がおろそかになっていた。今日はひさびさにブログを書く。

 W杯アジア最終予選は、第三国での開催決定となった。日経新聞の一面で掲載されるほどの記事かと思うが、サッカーの位置づけが一昔前とは変わってきた証拠だろう。

 北朝鮮のサポーターが暴徒化したための措置としての第三国無観客試合、北朝鮮にとっての利点、欠点を考えてみる。

 まず、北朝鮮にとっての利点。

1.北朝鮮国民の前で、日本に負ける屈辱を避けられる。

 当然、負けは不確実な未来だが、客観的に見れば、日本が勝つ可能性が高い。さらに言えば、北朝鮮の観客は日本を一敗地にまみれる姿が見たいだろうから、引き分けでも満足しないだろう。

2.北朝鮮の状況を日本に見られないですむ。

 北朝鮮に入った日本人サポーターおよびメディアについては、厳重な監視体制がひかれると思うが、入った以上抜け穴はあるはず。メディアは試合以外にもそういった部分のニュースを得ようとするだろう。

3.北朝鮮サポーターの暴徒化が避けられる。

 北朝鮮ーイランであの状況。日本なら、最悪の事態が起こる可能性もゼロではない。そうなった場合、北朝鮮はFIFAから半永久的に追放されるだろう。それは北朝鮮にとっても、困るはず。久しぶりに北朝鮮が予選に出てきた背景には、国威発揚を担えるだけの戦力が揃った証拠と見ることもできる。そのため、次回も見据えているだろう。

 次に、 北朝鮮にとっての欠点。

1.興行収入がなくなる。

 第三国でも、観客がいて北朝鮮に収益が入るのなら、北朝鮮にとっては厳しい処分ではない。しかし、観客のいない以上、収入は見込めない。さらに、北朝鮮に落ちるはずだった、日本人のジャパンマネーも失う。外貨獲得手段としてこの試合の位置づけは、北朝鮮には大きなものだっただろう。

2.ならず者国家としての国際社会での位置づけを証明する形となった。

 サポーターのサッカー観戦に対する知識のなさが、あの事件を引き起こした主な要因だ。しかし、今回の措置でやはり北朝鮮は危ないという見方がなされるのは避けられない。サッカーも満足に運営できないマネジメント能力では、そう思われても仕方ないだろう。

3.選手のモチベーション。

 北朝鮮選手にとって、ホームでお国のために戦うのは大変名誉なことだ。北朝鮮のホーム二戦をTVで見たが、最後まであきらめない姿勢は、その賜物だろう。第三国で無観客の中、試合することは、敗退の決まっているチームのモチベーションの維持を難しくさせる。たとえ、相手が日本だとしても。

 今回は特殊な二国間関係が背景にあるのだが、国際試合の一つをとっても様々な視点から事象をとらえることができる。日本人にとって、W杯の最終予選は一大イベントになっている。日本のサポーターにとれば、このような喧騒より、勝ち点3を積み上げることのほうが、よほど重要だろう。もちろん、ジーコや選手にとっても。

TOTOの対策

 
建前はスポーツ振興に少しでも役立てたらとの思いから。けれど、本音はいつか一億円当たるんじゃないかって射幸心たっぷりの俺。

 そういうわけで、過去の反省を次回への挑戦に生かすためMY TOTOの分析をしてみたいと思う。

 第157回

 千葉ー大分  1    オシム監督好き。あと大分には負けないだろう。

               結果は4-2で正解!

 清水ー柏   1    長谷川監督にそろそろ一勝を!!柏は組みし易し。

               結果は1-2で不正解

 広島ー鹿島  0    直感。あと今年の広島はいいと雑誌で読んだため。

               結果は0-1で不正解!!

浦和ーG大阪 2    ガンバファンなんで譲れない。

               結果は1-1で不正解!!

 新潟ー大宮  2   大宮のサッカーの完成度は高い。

               結果は3-2で不正解!!

 C大阪ー名古屋 2  C大阪は戦力的に疑問符!!

               結果は1-0で不正解!!

 川崎ー東京V  0   ロスタイムの悲劇にまた川崎が泣く。

               結果は1-0で不正解!!

 F東京ー磐田  1   FC東京のほうが勢いがある。

               結果は1-0で正解!!

 横浜M-神戸 1   戦力差を考えてみれば・・・

               結果は1-1で不正解!!

 札幌ー湘南  2   札幌は戦力的に見劣りする。  

               結果は0-0で不正解!!

 甲府ー鳥栖  0   当て勘。

               結果は3-1で不正解!!

 徳島ー山形  1   昇格チームを応援してみる。

              結果は1-1で不正解!!

 京都ー仙台  1   京都は地元。常に勝利。

              結果は1-0で正解!!

 

 13問中3問の正解。的中率23%!!不甲斐なさ過ぎて次の句が続かない・・・

 次回の取り組み。J1の的中精度を上げる。そのためには??自分の勘に頼る。

 こんなんだからギャンブルって勝てないようにできてるんだろうなあ