『正しい愛情』

「ほんとうに愛するという気持ち=正しい愛情 というものは、
活きている「いのち」に対する尊敬という心理的現象が
これに相対するバロメーターをなすものなのである。

だから、こうして、呼吸し、飲食し、排泄し、そして、ものをいい、
互いにその心を感じ理解し、さらにこうして生命が動いている、

すなわち活きているという大事実を、
衷心(ちゅうしん)から尊敬するという
敬虔(けいけん)な気持ちにならないとしょせん(所詮)、

正しい愛情というものは、心の中から湧き出てこないのである。


― 中村天風 ―  思想家 
            1876年7月20日 ‐ 1968年12月1日  

正しい愛情…すごい言葉である。

愛がある、ないを人は語る。

それは自分の感情を愛という言葉でただ計っているだけかもしれない。
その感情が正しいものか、そうでないものかなど考えてはいないだろう。

愛が大事なことは誰でも説く。だが正邪があることは問わない。

いったい何が正なのか。それは活きていることを愛でる力。

毎日の日常が尊いものであるという敬虔。

当たり前が当たり前に進むことのありがたさ。

自分を活かしてくれるのは、社会の仲間たちであるという感謝。

その心が強ければ強いほど愛は正しさを増す。

感謝こそ正しさへの出発点である。

感謝の心を育てない者は、自ら命を弱めていく。

心の底から何を湧き出させるか。人生の勝負はそこにある。

 

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― 経営マインド 323  ―

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放送作家の小山薫堂氏が、何かの記事で、

「水道水がそのまま飲める国は世界に9か国だけ…」と教えてくれました。

世界には190以上の国家と地域があるのですが、

そのなかで水道水が飲めるのは5%未満の国しかないのです。

ありがたい話しであり、過酷な現実を知る機会になりました。

そして小山氏はさらに踏み込みます。

「飲める水をお風呂に使い、その中に体を入れるのが日本人…」だと。

これを読んで、かなりショックというか、衝撃を感じました。

なんて贅沢なことを、この国に住む私たちはやっているのだ?!と。

当たり前は、一つも当たり前ではない…

当たり前のことにどれだけ感謝の念を入れられるか。

人間力はそこからはじまるのだなと、強く感じました。

その日以来、お湯に浸かるたびに、飲める湯に入る、飲める湯に入る…

と念じるようになりました。

 

今週もお読みいただきありがとうございました。

 

素晴らしい一言。まさにこれに着きます。

「はじめの一歩」みたいな言葉です。

どこへ向かって立つか。何処へ向かって踏み出すか。

これですべてが決まります。結果はそのときに決まっている。

「発心正しかざれば万業も空し」ゴルフは、

今の心=念を正してくれるスポーツですね。

 

とするなら、ゴルフはやりません!と言い切る人は、

念を正すことに重要性を持たない人!ということでしょうか…

この気づき、これから深めていこうかと思った今週の事前準備でした。

 

いつもお読みいただきありがとうございます

 

 

 

映画『国宝』も素晴らしいですが、

少し前に封切りされた『フロントライン』も見応えがありました。

未知との遭遇。世間のパニックの中で、

冷静に事態の鎮静化に向けて行動するボランティアの医療従事者たち。

若き官僚の活躍にも感動しました。こんな官僚が日本にたくさんいたら…

映画のなかにそんなセリフが出てきましたが、まさにそうだと熱くなりました。

 

ダイヤモンドプリンセスが横浜港に停泊していたとき、

事務所では巡回監査が止まりました。

そのとき会計人は何を考え、行動したか…当時の記録が教えてくれます。

私たちは、DMATのような精神性を持っていたといえるでしょうか。

最前線に立ち、悩み苦しむ人に寄り添い命がけで守ることを実践したでしょうか。

恐らく思考さえしていなかったはずです。

そうした意味で、会計人もマスコミの餌食なっていたんだなと、

この映画を観賞して気づきました。
DMATはどんな報道をされ続けようが、反論しない。

ただ医療を提供するという本分に徹し続けます。

お金を貰えるからではありません。

DMATとしての活動は、基本的に無給だそうです。

手を上げればなれるものでもなさそうです。厳格な試験もあります。

推薦も必要です。自主申告だけではだめなのです。格調高いです。

 

使命感に生きるってこんなに素晴らしいのか!美しいのか!

私も何かしなければいられない!そんな高揚感を持たせてくれる名作です。

自利利他の実践を学ぶテキストです!
巡回監査って紛れもないフロントラインですよね。

次の研修で職員全員で観たいです。

 

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「日本中にたくさんの会社の中でうちを選んでくれてありがとう、本当に感謝します。そのかわり皆さんが入って来年4月からうちに来たら、雨が降ったらカッパを着て、長靴はいて自転車をこぐんです。」そういう覚悟がある人でないとこの仕事はできないのです。入ったら違うという話にならないようにしています。」

『金融タイムス』2025年10月15日号

自分は〇〇の専門家だ、と自己アピールして入社してきたものの、

実際は一般職より知識がなかった…というケースはままあります。

そうした人の態度、行動を見ていると、都合のよいときは世間の常識をかざし、

都合が悪くなると、自己主張に固執するという傾向がみられます。

結局のところ、自分にご褒美を上げるだけで、お客さまをはじめ、

周囲を喜ばせるようなことは何一つ成すことなく終わるケースがほとんどです。

そもそも発想がないのですから当然と言えば当然です。

どうやら違う文化のところに来てしまったらしい…

気づいてくれたらありがたいですが、そういう人に限って居座ります。

理念というのは単なるスローガンだ!と思っているのかもしれません。

 

理念は実践原理なのです。これが分かるか否かが別れ道。

そこで信金の理事長は、理屈を超えた課題を突き付けるわけです。

雨が降っても外にでる。カッパを着て、長靴を履いて、自転車をこぐ。

まさに巡回監査です。人間修行なのです。

知識を使うのも経験を活かすのもその後のこと。ずっと先だよ。

先ずは人間を造れ。この仕事が何を求められているのか、

それがわかるまで、雨に濡れて、自転車をこげ!これなんですね。

 

モチベーションが上がらないから給料を上げてくれという人に、

こうした課題を提示することがこれからは大事です。

人手不足を嘆いてはなりません。

給料を求める人は、周囲のモチベーションを下げる人。

はじめに金ありき。周囲が見えない人の特徴です。

 

信用金庫と深い関係性を構築して今後の中小企業支援に当たるときです。

山下事務所は雨に濡れて汗をかける人たちで組織づくりをしていきます。

 

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「生き残るには金融じゃない、お客さま1社1社の売上を我々が上げ、

技術開発もやるんだ。そういうことをできなければ、うちも消える運命にある。

一旦、金融をやめよう」とという決断。『金融タイムス』2025年10月15日号

 

この大いなる舵の切り替えを、30年前に打ち出した信用金庫は、

今どうなったか。信用金庫の中で日本一の利益を上げています。

 

もちろん当時は、逆風が吹きました。

集金をやめる、夜間金庫をやめる、両替をやめる…

お客さまからは、相当なクレームがあったことでしょう。

従事員の人たちさえ、理解を示していかったと思われます。

その逆転した価値を定着させる…まさに生みの苦しみです。

一代でできることではなかったかもしれません。

しかし理念を継ぐものたちが育ったので、理念は結果をもたらしたのです。

 

「金融を止めて金融機関として生き残る。」

ここに下山の時代を生きるヒントがあるのではないでしょうか。

この言葉、これから深めていきましょう。

 

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成長戦略本部で掲げられた重点投資の17分野

成長戦略は安倍時代⇒菅時代⇒岸田時代⇒石破時代と、

継続して掲げられてきました。

高市時代に入り、あらためて列挙された分野を眺めました。

中小企業が向うべき先は何処でしょう。取り組むべき事は何でしょう。

見える人には見える。見えない人には見えない…当たり前のことですね。

この17分野は、現政権だけが掲げた特殊なものではありません。

これまでも検討され、これからも継続される重要分野です。

自社の発想、自社の資源では何ができるか。どこに取り組むべきか…

考え抜いていくことが大切です。

政府は成長という言葉が大好きですが、

中小企業は付加価値を上げていくことに思考の軸を置くことです。

事業を成長させることより、存続に重点を置くことです。

大きな成長を目指すのではなく、いつの間にか成長していた?!

このスタンスを大切にすることです。結果的に発展していた。

この在り方を大事にすることが中小区企業経営の急所だと考えています。

自社の得意分野は17項目中のどこなのか。

「ウチは〇〇屋だ」という既成概念にとらわれず、

監査担当者と一緒に考えていきましょう。

 

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山下 明宏先生
 

おはようございます。
先日お邪魔しました、税理士のY.Tです。
その際は素晴らしい時間を共有できて、とても勉強になりました。

西武信用金庫の高橋様のお話、

売上成長だけを追い求める時代の終わりであることが心に残りました。
品質の向上、相手を思いやり、必要としていることを考え、

共に成長することの循環。
分かっているつもりが、やりきれていないことだらけだと思いました。
前回の山下先生のお話を拝聴した際も同じ気持ちでしたが、

着実に一つ一つ、関与先の方だけでなく、

関わってくださっている皆さまに感謝をしながら進もうと感じました。 

先生の関与先様のプレゼンも素敵でした。
関与先様が事務所をとても信頼されており、

事務所の信念がしっかりと伝わっているからこその関係性だと感じました。
どんな未来にしたいのか、そのために忘れてはいけないこと、

それが理念なんですよね。

最近、よく色々考えます。
自分が心から何を目指し、どうしていきたいのか。
立ち止まり、考えて、また走り続けられるように、もっと頭と心を使います。

また山下先生とお話できる機会を頂戴できる日に向けて、頑張ります!

30周年、誠におめでとうございました!
そして、この次の40周年、50周年も益々のご繁栄をお祈り申し上げます。

伝えたい気持ちが多すぎて、長文になり失礼いたしました。


「寄せては返す波のように…♬」

セミナーに参加していただき、その感想をいただき、

今度は主催者がエネルギーをいただいて、さらに感想をお返しする。

この波動が、人を成長させ、組織を生み出す源泉なんだと感じます。

 

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経営を破綻させるのは経営判断の失敗そのものではありません。

失敗はどんな経営の現場にもあります。完璧な人間などいません。

本当の失敗は、その判断に執着することなのです。
本当に強い経営は、過去を切り捨てられる勇気の中にあります。

勇気とはしがみつくことではなく、手放すこと。

これを巡回監査の父、飯塚毅先生は次のように指導されました。

「未来に挑戦するとは、現状を否定し、踏み越えることである!」と。

もうそのやり方は止めたほうがいい、いますぐ手放すべきだ!

そんな経営が散見されますが、責任者は、一向に経営判断を変えません。

「努力は絶対むだじゃない!」「今の苦労には意味がある!」
「必ずこの状況は打開される!」と信じています。

未来に挑戦していれば、それらの言葉は生きていくでしょう。

しかし同じ言葉を使っていても、

実は過去の自分に執着しているケースがほとんどです。

過去を手放さない限り、未来への挑戦ははじまりません。

過去が書き換わることもないのです。

 

巡回監査は、ある意味、徹底的な過去の否定だと言ってよいでしょう。

先月も、今月も、来月も、黒字にならない経営があります。

毎月、毎月、債務超過という現実を見せつけられます。

膨大な借入金残高を、毎月、確認しなければなりません。

なんでこんな経営になってしまったのか…

現状を否定しない限り未来はやって来ません。

 

未来とは時間の経過のことではありません。希望なのです。

希望がない今に、未来は起こせません。

過去のしがらみという言い方はあっても過去の希望という表現はありません。

過去に生きている今か、未来に挑戦する今か。

今の在り方は、この二択です。二択しかありません。

 

さて監査担当者である私の生きざまは、いったいどっちだろう…

そんな厳しいお題で問答した今週の会議でした。

 

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会計を武器にするという本当の意味を知りました。
支払先に感謝する、支払額を値切るのではなく、

支払先が感謝するような行動をすることで感謝として返ってくる。
BSからその経営者のお考えがもっと見えるようになりたい、と思いました。
まずはBSから中小企業の型をお客様と一緒に作り、

共感する場を作るところから始めていきたいと思います。

 

信じるか、信じないかはあなた次第…というお話しにも聞こえます。

長いながい会計の歴史を踏まえれば、そのように捉える人もおいででしょう。

しかし長い会計の歴史の主な歴史は、ニヤイコール資本主義の歴史です。

本来の会計とは、資本主義でなく、貨幣経済に親和性がありました。

そこに気づかせてくれるテキストはあまりありません。

 

そこで纏めたのが本書になります。

一人でも多くの経営者、そして会計の専門家に届くことを願っています。

 

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