今月も無事に月末を迎えることができました。

既存のお客さまだけでなく、新規の様々なお客さまの経営状況を

拝見し、率直なお話しをさせていただきました。

 

総じて、厳しい経営です。昨年より売上が下がっています。

これに伴い原価率が上がっています。バランスが取れていない…

打ち手が遅かったことが伺えます。経常利益はマイナス。

当然、現預金量が減っています。

これに対し、借入金残高は減少していません。

現預金残高から借入金残高を引くと預金残高が無くなる…

もしくは引けない状況もあります。

完全に負のスパイラルに陥っています。

そんな状況にならなければ、ご相談にはなりませんよね。

厄払い?に社名を変更した企業もありました。

 

決算書を拝見しながら、これまでの経営活動を伺います。

なるほど、それでどうしました?

ふんふん、わかります。それでどうなりました?

きっとそうでしょうね。それから?

耳を傾けた後で、お話しされたことが、決算書に表れているか、

そうでないのかをお伝えして、共通認識をつくります。

頷いていただいたところで、

さあ、ここからどうする?のお話しに転じます。

ですよね、それでどうしますか?

なるほど、それはよいですね。それでどうします?

ふんふん、なるほど。それで?

そうですか。それなら方向が見えてくるかもしれませんね。

 

こんな会話を毎日のように繰り返していて気づきました。

この相づちは落語だな…と!

落語という話芸の本質は、励ましです。

宵越しの金を持たない町方の庶民を笑わして、励ます。

木戸銭を払ってでも笑いたい、そんな人情によって育った芸術です。

そうかい、そうかい。それで、それで。それから、それから。

会話のテンポをよくする相づち。

上手く相づちを入れていくことで話が盛り上がっていく。

盛り上がっていくということは、心が元気になっている証拠です。

お客さまのために、話芸を磨いていこうと誓った長月の晦日でした。

 

「おい、となりの敷地に、囲いができたぞ」

「へ~(ぃ)!」

 

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会計で未来が変わる その②

戦略家としての才能が数字で表れるところが、限界利益です。

①「売った」②「買った」③「儲かった」

俗っぽい言い方ですが、式にすれば①-②=③ですね。

売りも外。買いも外。外部環境との戦いです。その差額が付加価値を生む。

市場で高く売り、市場で安く買う。

差額が大きくなればなるほど付加価値(率)は高くなります。

その取引規模を大きくすれば、付加価値(額)も大きくなります。

先ず率を高める。そして額を大きくする。

一時的ではなく、それに継続性をつけていく。

継続性が確保されて、はじめて市場から

受け入れられていることを実感することができます。

この戦略家としての才が磨かれなければ、

経営を安定させることはできません。

有り体に言えば、借入依存症の経営になってしまいます。

厳しく言えば、借入依存症の経営は、心の緩みが起こすのです。

借りない!と決めることで、市場で戦う勇気が湧いてきます。

本当の経営が、そこからはじまります。

社長が自ら立ち上がり、経営者になるはじめの1歩。

その1歩とは、変動損益計算書を手元におくことなのです。

 

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今回お越しいただいたお客さま。

「急ぎ、決算を組んでください!」というご依頼でした。

なぜ急なご依頼になったのか。

年一だったからです。年一とは業界用語ですね。

決算の時だけ、会計事務所に資料を持ち込んで、まとめてもらうこと。

これを年一処理と言います。

例年通り、資料を集めて会計事務所に連絡すると、

「受けられない」とあっさり断られたそうです。

年々お世話になっているので、

すっかり関係性ができていると思っていたこの方は、耳を疑いました。

しかし聞き間違いではありませんでした。

理由を訊ねると、担当者が退職したとのことでした。

これで「ああそうですか…」とはなりません。

当然、別の担当をつけてくれと提案したところ、人手がないと返されました。

HPを見ると、大きな会計事務所でした。

人は少なくなったのかもしれませんが、人手はかなりあるという印象でした。

つまり、人間関係はできていなかったのです。さびしい結末となりました。

その話を聞きつけた、元気のよい経営者さまが、

当事務所をご紹介されたのです。

この方、会社を興して20年の歴史がある方でした。

ミレニアム辺りから独立を指向されていたそうです。

ITバブル、ゆるやかな景気上昇を味わい、それなりに美味しい思いもしました。

しかしその後、リーマンショック、東日本大震災と、

未曽有の経済環境の波に飲み込まれ、事業は縮小のスパイラルに入ります。

直近3期分の決算書を拝見しましたが、確かに滝を下る舟のような状態でした。

この間、ずっと年一で決算しきたといいます。

会社としての歴史はある、社長はアイデアマン。頭の回転も速い。

それなのに自信がない。今後の経営に期待が持てない。力が湧かない…

そんなことを呟かれます。そこで弱気になる理由を訊きました。

するとズバリ!自分の会社には「土台がない!」とおっしゃいました。

突っ込んで、土台とは何かと訊ねますと、「会計です!」と叫ばれたのです。

どうも元気のよい経営者の方に勧められて、

『小さな会社を強くする会計力』を読まれたようです。

できることなら20年前に戻りたい、はじめから会計力をつければよかった…

そんな思いを吐露されました。

今後は数字を手元において、専門家と伴走しながら経営していきたい…

「その出発の決算にさせてください!」という誓いでした。

これから20年、生まれ変わった思いで頑張ることをお約束いただき、

この方へのご支援を決めました。

 

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「限界利益」との出会い。

こんな新聞広告が目に留まりました。

 

限界利益といえば、売上高から変動費を引いた利益のことですが、

日本中の中小企業の限界利益額アップが、GDPの底上げになる!

いつしかTKC全国会は、そのような認識に立ちました。

この認識を、日本中の中小企業のみならず、

官公庁、立法者、金融機関…共通の認識にしようという作戦。

これがいよいよ実行されたのです。

 

TKC全国会は楽しいです。

常に深い哲学を基に、現実を解釈し、行動を起こすからです。

その行動は、蟻の歩みの如く、のろく見えるかもしれませんが、

社会を大きく、じっくりと動かしていきます。

時代を動かしているのです。だから動いているように見えないわけです。

 

とはいえ、これまではTKC全国会だけが活動していたようなものでした。

しかしいよいよ、これから、日本中の中小企業を巻き込んでいきます。

楽しみですね。こんな大きな楽しみ。今まであったでしょうか。

この広告、今週、毎日続きます。

 

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未来創造企業とは何か。

チェックリストを進めながら気づきました。

未来創造企業とは、未来を視覚化できる企業のことだと。

視覚化とは言語化のことなのですが、

言葉にして、その言葉をたえず磨いていくことが、

企業の未来を造っていくのです。

ですから、言語化する力こそが、

企業存続の時間を決定してしまうと言ってよいでしょう。

「日本語で考えろ」
これは、ドイツと日本を行き来する友人の口癖です。

母国語で思考することが、どれほど重要か。

ぜひ言葉に挑戦し、未来を創造していただきたいです。

未来の創造とは、すなわち希望に他なりません。

 

言葉にできて、他者から共感が得られたら、

今度はそれを数値化しましょう。数値化は意外に難しい作業です。

しかし数値化できないものは管理できないといいます。

ですから数値化への努力は経営の大事な一歩なのです。

中期の計画を立てましょう。計画ができたら、それを予算に落とし込みましょう。

 

本業を通して社会課題を解決しようと挑戦する未来創造企業。

そのチェック項目の中から、

今回は、地縁とインフラについての質問項目をご紹介します。

 

【地縁】
①地域コミュニティとのかかわり方についての取り組み方針が策定されている
②地域の行政や住民・市民団体と協働している
③地域で活動する異業種の人々等と交流し、継続して連携・協力している
④地域の多様な人々と対話(交流)する機会がない
⑤地域の雇用に貢献していない

【インフラ】
①地域の教育機関や児童福祉施設等を通じて

 未成年者への教育に協力・支援を行っている
②地域における文化・芸術・スポーツ・国際交流活動に対して

 協力・支援を行っている
③企業の施設・設備・乗用車等の提供や人材派遣等を通じて、

 地域の医療や介護、社会福祉に協力・支援を行っている
④地域の危機・危険に対応する取り組みを行っていない
⑤地域からの要望・要請(企業の施設・設備の開放、従業員の派遣等)に

 対応する取り組みを行っていない

 

中小企業の経営者の視野を広げてくれる項目ばかりです。

数字は一応できたが、どうやってその数字をクリアするか。

【地縁】や【インフラ】を意識した経営になっているか。

それを土台にして、経営活動を続けることで、

要件が企業の成長を促していく…

そんなスパイラルが生まれることが望まれます。

 

山下明宏税理士事務所は、

職業会計人第1号の未来創造企業を目指します。

 

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

 

Wedge 10月号 P.22

ミスミグループ本社名誉会長 三枝匡氏のインタビュー記事より

 

事業再生専門家である氏の言葉は、何とも強烈です。

歴史的な話ですが、バブル真っ盛りのころ、

日本型経営は世界から注目され、評価されていましたが、

社員の目には輝きがなく、覇気がなかったといいます。

氏はその姿を見て、日本企業の経営実態に強い危機感を持ったそうです。

 

そこから氏の事業再生専門家としての道がはじまります。

日本が、経済的繁栄に酔いしれていたころ、

その衰退の兆しをビジネスマンの瞳に見出したというのは圧巻です。

この方のコンサルは、企業を劇的に変化させます。

変わるための時間は2年。たった2年で人も企業も変わるのですね。

 

どうしたらそうなるのか。ぜひこの雑誌を手に取り、

次に著書を読んでいただきたいのですが、

入口だけ記しておけば、

「日本企業の経営を革新するには”戦略”と”組織の問題”を

ワンセットで扱う」ことだそうです。

具体的には、「経営者自らが事業のことと同じ熱量で組織に向き合う」

この姿勢です。これができている中小企業がどれほどあるか。

そこを軸にお客さま支援に当ってまります!

 

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

 

「いかにすぐれた才能があっても、健康を損なってしまっては
十分な仕事もできず、その才能もいかされないまま終わってしまいます。

では健康であるために必要なことは何かというと栄養であるとか、
休養とかいろいろあるが、特に大切なのは心の持ち方です。

命をかけるというほどの熱意を持って仕事に打ち込んでいる人は
少々忙しくても疲れもせず、病気もしないものです。

 

― 松下幸之助 ― 日本の実業家 1840-1984

 

このメッセージに注釈をいれることはできない。

「不健康もまた結構なり」という別の名言を残した氏は、

実際、病弱な肉体を克服し、95年の天命を仕事に捧げた。

命をかけるほどの熱意をもって仕事に打ち込んでいる人は、

病の方から去っていくことを、私は身近な人に教えられた。

 

― 経営マインド 157 ―

 

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Lady Baba​​​​ こと湯川れい子さんのお話を聞く機会に恵まれました。

比べてはいけませんが、わが母の1つ下。

驚くほど元気、明るい、弾んでいます。90歳までピンヒールを履くそうです。

履けるだろうなという意気が伝わってきました。使命感が高いのです。

これが健康の秘訣なのだなと感じました。

湯川流、還暦からの健康法。

 

あ:会いたい人に会いたい
い:行きたいところに行きたい
う:嬉しいことがしたい
え:選ばせてもらいたい
お:おいしいものが食べたい

 

あいうえおの法則というそうです。湯川さん曰く、

人というのは還暦を境に、ますます輝くか、火が消えていくか…

大きく分かれていくそうです。

あいうえおの法則を使える人になろう!と隣にいた人と笑った週末散歩でした。

 

今週もお読みいただきありがとうございました。

 

 

永遠の大スターと、語らうひとときをいただきました。

なぜそんな身近にさせていただけたかというと、一言。

相性が良いから…ということでした。

芸能(術)の世界に暮らす人は、特に相性に敏感です。

なんで相性がよいのか。そんなことを聴けば野暮になります。

言葉にならない世界で、語り合い、触れ合わなければなりません。

しかし向こうは感性のプロで、こちらは素人。

つまり真剣勝負を実践させていただけるありがたい機会です。

俳優さんと身近に接する魅力は、

何と言ってもその態度、振る舞い、そして言葉に直に触れられることですね。

数え切れない台本を読んで来られたわけです。

そして、作り話を本当の話しのように仕上げてしまう技をお持ちなわけです。

ですからオフタイムとはいえ、人生、仕事、男と女、親と子と…

話は縦横に展開しますが、味わい深い言葉が重なります。

そして一言ひとことに実に、重さがあり、味わいがあるわけです。

その語りに抑揚が加わって、さらに目力や顔の表現が乗っかります。

話が面白くならないはずがありません。

心が動かされ、引き付けられ、酔いしれてと、コテンパンにやられます。

まるで観客1人の芝居を見せていただいているかのような贅沢でした。

一期一会。このありがたい機会が、私の使命をさらに大きくしていくことでしょう。

超ド級の事前準備となりました。

 

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

1つ上の従兄夫婦と会いました。
60歳定年。65歳まで延長できたはずですが、

新たな空気を求めて退職されました。

家族は反対。しかし本人の決意は固いものでした。

 

60歳って若いですね。

まだまだ何でもできるそんな若さがあります。

けれども世はDX時代。仕事道具がことごとく入れ替わっていきます。

若いと言っても60歳。昔の人と比べて若いと言っているだけのことです。

20代、30代の人たちに敵う話ではありません。

 

保守的な思考でいえば、あと5年、今の仕事を続けることが、

社会の役に立つも最も有益な時間の使い方なのではないかと思えます。

しかしこの方は違いました。

そういえば先日店じまいしてしまった、すし屋の主人も同じ年でした。

すし職人こそ、なおさら続けた方が世のため人のためになると思うのですが…

 

職業も違う、生活する水も違う、歳だけが同じ…

この方たち共通のお考えは、こういうことでした。

65歳まで、これまでの仕事を続けて、そこから新しい仕事を覚えることは難しい。

60歳なら、まだ新しいことに挑戦できる。今なら意欲が持てる。

そしてもし身に着いたら、70歳まで働くことができるかもしれない…

その可能性にかけたのです。

 

今、私の周りに、還暦の人たちが、なぜか集まりはじめています。

還暦はまさに人生の一区切りですね。

この人たちとこれからの20年、30年を生きる道を探さなければなりません。

数少ない若い人たちと、長生きする老人とのバランス。

若き人たちにご迷惑がかからない生きざまを、朗らかに創造していきます。

 

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いつもお読みいただきありがとうございます。