先週ご紹介した図には、もう一つの図がありました。

それがこの写真でせす。

この図は 「経営者が“自分で抱え込む仕事”から、

“人を育てて任せる仕事”へ移行できるかどうか」 を示した、

とても本質的な図です。

特に、後継者育成・巡回監査担当者・他士業との連携を考えると、

非常に深い意味が見出せます。

☆ まず図の構造
中央のオレンジ = 「プレイヤー2の仕事」を表し、
下の青い箱 = 個別業務は、切り分けられた仕事を指します。

☆ この図が伝えたい核心
経営者の仕事は「自分でやること」ではなく、
 “仕事を切り分け、人が動く仕組みをつくること”
を意味しています。

 ① 後継者を育てられない経営者へのメッセージ
多くの経営者は、実は 「プレイヤー1」 のままで終わります。

 プレイヤー1
* 自分が営業する * 自分が判断する * 自分が顧客対応する
* 自分がトラブル処理する

 プレイヤー2
* 仕事を分解する  * 役割を定義する  * 判断基準を共有する
* 人を育てる  * 任せる

■ 後継者が育たない本当の理由
それは 能力不足ではなく、仕事が分解されていないから です。
経営者の頭の中にある暗黙知が、

下の青い箱(再現可能な仕事)に落ちていない。
だから後継者は「見て覚えろ」になり、永遠に育たないのです。

② 巡回監査担当者へのメッセージ
この図は、巡回監査担当者の価値を非常に明確にしています。

 ■巡回監査担当者は現場で何をしているのか?
単なる記帳チェックではありません。
社長の頭の中を「切り分けられた仕事」に変換しているのです。

例えば:
* 売上管理のルール化  * 資金繰りの見える化
* 月次決算の習慣化  * 部門別管理  * 数字による意思決定…

 

つまり巡回監査担当者は、

「社長依存経営」を「組織経営」に変える支援者なのです。
 

 ③ 税理士以外の士業(社労士など)へのメッセージ
図の右側に「士業」と書かれているのが重要です。

ここで言いたいのは、士業もまた

“切り分けられた仕事”を担う存在 だということ。

■ 社労士なら
* 労務管理  * 評価制度  * 就業規則  * 人材育成

■ 税理士なら
* 月次決算   * 資金管理   * 経営計画   * 財務戦略

本来、士業は「先生」ではなく、
 経営者に変わって

プレイヤー2を育てるための専門家チームなのです。

☆この図からひも解けること


「経営者が頑張るほど会社が止まる」
「経営者が育てるほど会社が伸びる」


いかがですか。

「なるほど整っている!」と感じていただけたら幸いです。
 

会計は、単なる数字ではありません。
会計は、「社長しかできない会社」を、

「みんなで動く会社」に変える技術です。

だから月次決算とは、利益を見るためだけではない。
後継者を育て、社員を育て、地域に会社を残すためにあるのです。

■ この図の本当のテーマ
「仕事を任せる」ではなく、「任せられる形に変える」
ここに、経営の本質があります。

 

今日の経営幹部との会議でも、プレイヤー2の育成が話題となり、

先週の図をお見せしたら、大きな頷きをいただきました。

この思想、続けて深めていきましょう。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

先週開催された「西武信用金庫第57期通常総代会」

その席で、高橋理事長より、西武を中心にした6つの信用金庫による、

製造業を支援する取り組みについての報告がありました。

 

これを伺いながら、私は、TKC会員事務所の可能性を強く感じました。

全国に渡る**TKC会員事務所(会計事務所)という強力な社会インフラ。

首都圏に限定される必要がありません。さらに高い精度で、

より本質的なアプローチができる取り組み**になるだろうと強く感じます。

信用金庫のプラットフォームが「面(地域)」での広域連携だとすれば、

TKCのネットワークは「信頼(同規格のシステムと月次巡回監査)」

で強固に結ばれた、全国規模の最高峰のインフラです。

会計事務所(実はTKC会員事務所)こそがこの仕組みをリードできる。

一度、動き出せば、雪だるまのように強みを発揮していくでしょう。

理由は主に3点あります。
---

 1. 「黒字化」と「事業継続」の判断を、一次情報(データ)で先手を打てる

信用金庫に相談がいく段階では、すでに資金繰りが逼迫していたり、

経営者が完全に心を決めてしまっていたりするケースが少なくありません。
しかし、毎月経営者と膝を突き合わせて「月次巡回監査」を行っている

会計事務所であれば、

**数字の微候(変動損益計算書やキャッシュフローの推移)から、

企業の「攻め時」や「ビジネスモデルの限界」を最も早く察知**できます。

* **事業転換(攻め):** 「このままだと危ない」ではなく、

「現在の自己資本比率や資金余力なら、

今すぐあの分野への投資(事業転換)を提案すべきだ」という、

科学的な経営助言が可能です。

 2. 「全国1万名超」の会員ネットワークによる超広域・高精度マッチング

信金が1都3県で連携したように、

TKCには全国に1万名を超える税理士・公認会計士のネットワークがあります。

* **「仕訳が正しい」という共通言語:

** TKC会員事務所が関与している企業は、

例外なく「経営革新等支援機関」としての高い信頼性と、

巡回監査を経た「正しい会計データ」を持っています。
 

* **定性・定量の両面での安心感:

** 関与先同士を繋ぐ際、単に「こんな技術を持った会社があります」

という紹介にとどまらず、「財務体質は健全か」

「経営者の経営姿勢はどうか」を、

お互いの顧問税理士が担保した上でマッチングができます。

これは金融機関単独では極めて難しい、会計事務所ならではの強みです。

 3. 「親族内承継」から「技術移転(M&A)」へのシームレスな移行

中小製造業の閉業に伴う技術移転(廃業支援・譲渡)において、

経営者が最も本音を打ち明けられるのは顧問税理士です。
身内への承継が難しいと判明した瞬間から、

自社が持つ特許や卓越した加工技術を

「どの地域の、どんな企業に、いくら(株価算定)で引き継げば、

従業員と技術を守れるか」を、事業承継・M&Aのスキームを用いて

一気通貫でサポートできます。
---

あるべき姿としての「信金 ✕ 会計事務所」の連携

 

> 信用金庫が持つ「地域の商流(ビジネスマッチング)の幅広さ」と、

TKC会員事務所が持つ

「企業の深部まで把握した財務・経営コンサルティング力」。

この2つが地域や組織を越えてコラボレーションすれば、

中小製造業のサプライチェーンを守る、最強のセーフティネットになるはずです。

関与先企業の「心理的安心感」を守り、

次の世代へ誇れるものづくりを残していくために、

会計事務所という社会インフラが果たすべき役割と可能性は、

まさにこれからさらに広がっていくのではないでしょうか。

 

私が所属する西武会のメンバー。その中心を担うのは、ほぼ税理士。

そして司法書士、行政書士などの、いわゆる士業で固められています。

そこに支店長の着眼をみました。

あるべき姿の実例を、支店が先駆けようとしているのです。

 

そう読み解けば、私の役割りも、より鮮明になるというもの。

これからの活動が楽しみになりました。

 

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

仕事を早々に切り上げて、新たな自分を構築するために学び問う。

そうした熱き経営者の集いが、経営実践研究会。脱帽です。

真摯な方々を前にすると、安心して踏み込んだ話ができます。

 

そこで今回は、あえて「会計の説明」はしませんでした。
「会計とは、人を磨き、会社を磨く営みである」

という本質をお伝える内容としました。

 ☆会計とは、数字を作る仕事ではない

会計という話をすると、多くの方はこう思われます。
「節税の話ですね。」「利益を増やすテクニックですね。」
もちろん、それも会計の一つの役割です。

しかし本当は、そのもっと手前にある話があるのです。


☆会計とは何か

**会計とは社会と会社をつなぐ言語** です。
会社は、お客様からお金をいただき、仕入先に支払い、

社員に給与を払い、金融機関から信用を得て、国へ税金を納めます。

つまり、一社で存在しているように見えて、

実際には社会全体との関係の中で生かされています。
その関係を、誰にでも分かる形で表現するものが会計です。

だから決算書は、単なる数字の集まりではありません。
その会社が、社会とどのような関係を築いてきたかを映し出す、

いわば、一枚の経営者自身の「通信簿」なのです。
---

☆では、その会計は、

いつ、どのように行えばよいのでしょうか
山下事務所では、「毎月」を原則とします。
しかも、できるだけ事実が起きたその都度、

正確に記録し、毎月巡回監査を受けることをご指導しています。

「そんな地味なことに意味があるのですか。」とよく聞かれます。
はい。あるのです。むしろ、そこに一番大きな意味があります。

毎月、自分の会社の現実を見つめる。
ごまかさない。先送りしない。事実をそのまま受け止める。
この営みを繰り返していると、不思議なことが起こります。

会社が浄化されていくのです。
そして実は、それ以上に浄化されるのは、経営者自身の心です。

 

数字をごまかさず、現実から逃げず、

事実に向き合い続ける習慣は、経営者の心を鍛えます。

感情ではなく事実で判断する力。都合ではなく真実を選ぶ力。
その積み重ねが、意思決定の質を変えていきます。

経営とは、意思決定の連続です。
だから、意思決定の質が上がれば、経営の質も必ず上がります。
---

☆さらに、もう一つ面白い現象があります

心が整ってくると、経営者は自然に

「もっと正確に会計をしたい」と思うようになります。

領収書を丁寧に整理する。証憑をきちんと残す。
在庫を正しく把握する。現場でも整理整頓が進む…
誰かに言われたからではありません。

経営者自身が、「整っていること」の価値に気づくからです。
その変化は、やがて社員にも伝わります。
会社全体に整然とした空気が生まれます。
企業風土が変わるのです。そして企業風土が変われば、判断が変わります。

判断が変われば、行動が変わります。
行動が変われば、結果が変わります。
だから業績は、ある日突然良くなるのではありません。

毎月の会計という、一見地味で目立たない営みの積み重ねが、

会社の土台を強くし、結果として利益や資金繰りを改善していくのです。

私は、この姿を何社も見てきました。だから確信しています。

会計は、数字を作るための技術ではありません。
会社を磨き、経営者を磨き、社会から信頼される企業を育てる営みです。
その積み重ねの先に、本当の意味での成長と繁栄があるのです。

山下事務所では、「**心 → 行動 → 数字**」という思想に基づき、

30年間、経営をご支援してきました。その結論がこれです。


> **「会計は過去を記録する技術ではありません。

未来を正しく創るために、現在を正しく見つめる技術なのです。」**

 

数字の話し、テクニックの話し、お得な話しは一切なし。

それでも会計の話しができます。そこに受講者が感動して、

時には笑いを、そして歓声まであげて聞き入ってくれました。

 

人間の素直さ、人間の情熱。すべてはここから始まるのだな…

講師も学びをいただきました。話してと聴き手の共感。

最高の学びの空間を作っていただきました。感謝。

 

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

中村天風の言葉「真理は厳しいもの…」を心の真ん中において、

関与先に寄り添うことが大事だと強く感じました。
真理とは別の条件(属人的思考)を持ってきて、

あれこれ相談される方が多いことの理由が整理できました。

経営者の心の土台・軸がしっかりしないまま作成した事業計画から、

金融機関の納得は得られません。所詮は、枝葉に過ぎない。

ここをどう乗り越えていただくようご支援するかを考えることが、

私のこれからの課題だと感じました。 

-----

 現場で活躍する職員さんの日報(一部)です。

肉薄しているな、仕事を楽しんでいるなと、深く感じました。

この文章、AI先生は、どう感じたでしょう。
-----
明宏さん、この日報を読んで、
私は「知識が増えた」というよりも、
「視座が一段上がった瞬間」を感じました。

この職員さんは、

単に中村天風の言葉に感銘を受けたのではありません。
自分の日々の巡回監査の現場に照らし合わせ、

「自分は何を見落としていたのか」を言語化しています。

特に心を打たれたのは、この一節です。
> 真理とは別の条件(属人的思考)を持ってきて、

あれこれ相談される方が多いことの理由が整理できました。
これは、現場に立つ人間だからこそ出てくる気づきです。

例えば経営者は、
* 「景気が悪いから」
* 「人が採れないから」* 「物価が上がったから」
* 「銀行が貸してくれないから」
* 「社員が動いてくれないから」

と、無数の"属人的・環境的条件"を持って相談に来ます。

もちろん、それらは事実でしょう。
しかし天風のいう「真理」は、それらとは別の次元にあります。

自然界には原因と結果の法則があり、
利益にも、資金繰りにも、組織にも、例外はありません。
そこから目を逸らしている限り、どれほど立派な資料を作っても、
本質は変わらない。

この職員さんは、その違いを掴み始めていますね。
---

さらに私が感心したのは、最後の一文です。

> 経営者の心の土台・軸がしっかりしないまま

作成した事業計画から、金融機関の納得は得られません。
ここには大きな真実があります。

一般には、「銀行が見るのは数字」と思われています。
もちろん数字は見ます。しかし、本当に見ているのは、
**「この数字を実現できる経営者なのか」** です。

つまり、事業計画とは、未来の数字ではなく、
**経営者自身の人格や覚悟を写した鏡** なのです。

心が揺れていれば、数字も揺れます。
覚悟がなければ、計画にも覚悟は宿りません。
だから金融機関は、数字だけでは納得しない。

これは、現場を知る人ほど実感することです。
---

そして最後の文章に、この職員さんの成長を感じます。

> ここをどう乗り越えていただくようご支援するかを考えることが

私のこれからの課題だと感じました。

ここが一番大切です。
多くの人は、「経営者が分かってくれない」で終わります。
しかし、この職員さんは違います。

**「どうすれば乗り越えていただけるか」**
と、自分の課題に変えています。

これが、主体性です。
相手を変えるのではなく、自分の支援の質を高めようとしている。

まさに明宏さんが日頃お話しされている、
「巡回監査担当者の在り方」そのものですね。
---

ただ、一点だけ。

この文章にはさらに深められる余地があります。

それは、
**「心の土台・軸を整える」とは具体的に何を意味するのか**
という点です。

私は、それは経営者に「正解」を教えることではないと思います。

 

むしろ、
* この会社は何のために存在するのか。
* 社長は何を守りたいのか。
* 誰を幸せにしたいのか。
* 10年後、どんな会社でありたいのか。
* その理想に照らして、今日の意思決定は一致しているのか。

こうした問いを重ねることで、経営者自身が自らの軸を見出していく。

その過程を伴走することではないでしょうか。

税理士や巡回監査担当者は、答えを与える人ではなく、

**経営者が真理に向き合えるよう支える人**です。
---

明宏さんが以前お話しされていた、

「赤字企業や資金繰りに苦しむ経営者は、

自力では負のループから抜け出しにくい。

だからこそ巡回監査担当者が粘り強く寄り添う」という考え方とも、

この日報は深く響き合っています。

寄り添うとは、相手の言い分に同調することではありません。
**真理から目を離さず、それでいて相手を見放さないこと。**
この一見矛盾する姿勢こそが、本当の寄り添いです。

天風の「真理は厳しい」という教えと、

TKCが大切にしてきた「親身の指導」は、実は対立するものではありません。

**厳しい真理を、温かい人間性で伝える。**
この両輪があって初めて、経営者は自らの軸を取り戻し、

金融機関にも伝わる「生きた事業計画」を描けるようになるのだと思います。
------

 

素晴らしい分析であり、解説です。

大きな流れ、悠然とした流れで、職員さんが指導の河を渡っていく…

そんな印象を確信的に感じた今週の日報でした。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

株式会社TKC出版が、

『Q&A 経営者が知っておきたい節税の誤解と適切な節税対策』

という小冊子を作成しました。

関与先企業向けに配布したり、職員教育に使ったりする冊子です。

毎回、このシリーズには感動しています。

 

今回は何に感動したのか。

それは、最終ページに表記されたチェックリストです。

いわゆる、この冊子の結論ですね。

 

失礼な表現になりますが、思わず笑ってしまいました。

このチェックリストは、単なる「節税リスト」ではなかったからです。

いい意味で、期待を裏切ってくれました。


TKCの文化が薫り高く盛り込まれていて、いわば、

**「利益を守り、会社を強くするための経営チェックリスト」**

になっているのです。

一般的な節税本のように

「税金を減らすテクニック」を並べたものではなく、
**「正しい経営をしている会社には、

  結果として適切な節税がついてくる」**
という思想で構成されています。

その視点で、一つひとつ読み解いてみましょう。
---

 

☆ まず最初に理解していただきたいこと
タイトルは、> **「適切な節税」**となっています。

ここで重要なのは、
**「節税」ではなく「適切な節税」**というワードです。

つまり、
* 利益を隠す * 経費を無理に増やす * 税金だけを減らす…
ではありません。

経営を良くした結果として、税制を正しく活用する。
これがTKCの考え方です。

ですから15項目を見ると、
実は、**節税の話は半分しかありません。**
残り半分は、**経営改善そのもの**なのです。
---

 ① 月次決算を行っていますか?
これは最重要です。


毎月数字が分からなければ、節税どころか、経営そのものができません。
決算になって初めて利益を知る会社では、できる節税は限られます。

逆に、毎月利益が分かっていれば、決算半年前から、
* 投資 * 人件費 * 賞与 * 設備入れ替え …などを計画できます。
つまり**最大の節税は「早く数字を知ること」です。**
---

 ② 決算事前検討会
これは、**税理士と経営者の作戦会議** です。

決算2〜3か月前なら、まだ打てる手があります。
ところが、決算後では「もう終わりました」になります。
いうまでもなく、経営は、後手ではなく、先手。
---

 ③〜⑦
ここは「経費を正しく管理する」項目です。

例えば、領収書管理。
実のところ、これは単なる整理ではありません。
経費の内容を見ることで、会社のお金の流れが見えます。
使い方がわかります。

 

広告費も同じです。「いくら使ったか」ではなく、

「いくら利益を生んだか」を見る。
接待交際費も、「使う」ではなく「活かす」。
旅費規程も、本質は節税ではなく、福利厚生を制度化すること。

つまり、**ルールによって会社を強くする**という思想です。
---

 ⑧〜⑨ **将来への投資** 

・共済 ・iDeCo ・企業型DC などは、
税金を減らす制度というより、会社と社員の未来を守る制度です。
つまり **お金を残す節税** です。
---

 ⑩〜⑪ 設備投資

ここも面白いところです。
当たり前ですが、節税目的で機械を買うのではありません。
必要な設備だから買うのです。
その結果として、税制優遇を受ける。

 

ところが、これがわからない経営者が結構います。

補助金が貰えるから、設備を購入する…

事業転換などする智恵など本当はないのに貰えるならと申請する…

私もたくさんお手伝いしてしまいました。

 

順番が逆になると、確実に失敗します。

経営では> 必要だから投資する、のであって、
> 節税したいから買う…ものではありません。

未熟な思考に、本末転倒の行動を促してしまうのも、

貰えるという、ありがたい制度なのです。
---
 ⑫ 短期前払費用

これは、数少ない「純粋な節税技術」です。
ただ、使える会社と使えない会社があります。
だから基本は、制度だけ知っていても意味がありません。

 

ところが、ベテラン監査担当者になると、

この堂々と使えばよい制度を、あえて助言に使わなくなります。

本質が、一過性のものだからです。この姿勢に、美しさを感じます。
---

 ⑬ 決算賞与

 

これは非常に経営的です。
利益が出た。→ 社員へ還元する。→ 会社も節税になる。

 

つまり **利益を社員と分かち合う** という制度です。

意思ではありません。制度が可能にするのです。ここは重要です。
優れた経営者、良い会社ほど、上手に使っています。

原点は、飯塚毅博士が考案された、「別段賞与」です。
---

 ⑭不良在庫・不良債権


これも重要です。実際には価値がないのに帳簿だけ残っている。
これでは、利益が正しく見えません。真の企業価値も計れません。

経営とは、現実を見ること。
だから、棚卸しは、会社の健康診断なのです。

飯塚毅先生は、自ら進んで「毒薬を飲む」に等しい行為と言いました。

---

 ⑮ 経営者個人

最後だけが、会社ではなく、経営者個人に向けられています。
・ふるさと納税・NISA・分離課税 など。
これは、社長自身のお金を守る話です。なぜでしょう。

 

会社だけ良くても、社長個人の資産形成ができなければ、
本当の意味で豊かとは言えません。先ず公器。

そして最後に、自身の姿を鑑みさせる構成です。
---

 

☆15項目を俯瞰すると、4つのテーマに整理できます。


(1) **数字を早く知る(経営管理)**
* 月次決算 * 決算事前検討

(2) **会社を強くする(内部管理)**
* 経費管理 * 規程整備 * 広告 * 接待 * 在庫管理

(3)③**未来へ投資する(成長戦略)**
* 共済 * 年金 * 設備投資 * 決算賞与 

(4) **制度を活用する(税務戦略)**
* 税制優遇 * 前払費用 * 個人の節税 
---

☆まとめ

「節税」と聞くと、多くの経営者は、

「税金を減らす方法」を思い浮かべます。

しかし、このチェックリストが教えているのは、その逆でした。

**会社を良くすれば、節税はあとからついてくる。**

これを直観できる経営者は、ほとんどいないでしょう。

毎月数字を見て、未来を予測し、人を育て、必要な投資を行い、

制度を正しく活用する。その積み重ねが、会社を強くし、

結果として税負担をも最適化するのです。

だから、節税は経営の目的ではありません。

**良い経営の結果**なのです。

この15項目は、「税金を減らすためのチェックリスト」ではなく、

**「利益を守り、未来をつくる経営のチェックリスト」**

として活用していただきたいと念じます。

巡回監査担当者の、7月からの心構えです。
---
☆最後に
「**決算書は経営者の通信簿ではなく、未来への設計図である**」

という考え方を、山下事務所は、一貫して発信してきました。

この思想は、今回のチェックリストと、よく響き合います。

節税を入口にしながら、最終的には経営そのものの質を高めること!

これを目指している点に、創業者の魂が生きていることを感じました。

 

涙がでるほど感動しています。飯塚先生の弟子が育っているからです。

経営者にとっても同じこと。中小企業における真の後継者とは…

その関係性を師弟にできた先だと受け止めています。

 

この思想と実践、巡回監査で普及していきます!

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

生命は向上する

 

「人間の生命の力を、
向上的のものであると気づかぬ人は、
その一生を平凡無為に終わることとなる。」

 

― 中村天風 ―  思想家 
            1876年7月20日 ‐ 1968年12月1日 

 

一見すると「努力しなさい」という教えのようですが、

天風はそんな表面的なことを言っているのではありません。

彼が語るのは、
**「生命そのものの法則」**です。

「生命」とは、現状維持を望まない
私たちはつい、「今のままで十分」
「このくらいでいい」と思ってしまいます。

しかし、天風は、
それは生命の本性ではないと言います。

植物を見れば分かります。

春になれば芽を出し、幹は太くなり、枝は空へ向かって伸びていく。
誰かに命令されたわけではありません。
生命とは、本来、上へ伸びようとする力そのものなのです。

人間も同じです。昨日より今日、今日より明日へ。
もっと知りたい。もっと役に立ちたい。もっと美しく生きたい。
この願いは欲望ではなく、生命そのものの働きなのです。

「向上」は競争ではない
ここで勘違いしてはいけません。
向上とは、他人に勝つことではありません。

会社を大きくすることでも、地位や名誉を得ることでもありません。
向上とは、昨日の自分を超えていくこと。

・昨日より少し優しくなる。・昨日より少し勇気を持つ。
・昨日より少し学ぶ。・昨日より少し社会に貢献する…。
それが生命の自然な姿です。だから、向上には終わりがありません。

 

なぜ「気づかぬ人」は平凡無為に終わるのか
天風は厳しい表現を使っています。
「気づかぬ人」と言っています。「努力しない人」ではありません。

生命が向上するものだと知らない人は、

現状維持を人生だと思ってしまうのです。
・変化を恐れる。・挑戦を避ける。・失敗しないことを優先する。

すると人生は、少しずつ守りに入り、少しずつ小さくまとまり、
やがて「こんなものだろう」という世界で終わってしまう。
天風はそれを「平凡無為」と表現したのでしょう。

無為とは、何もしないことではありません。
毎日忙しく働いていても、生命が向上する方向へ使われていなければ、
魂は眠ったままなのです。

 

「生命は向上する」

 

それが宇宙の法則です。

また一週間かけて、深めていきましょう。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

― 経営マインド 355  ―


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理念経営を構築したいとお考えの方
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お電話によるご相談は 03-5925-2205
担当:総務 山下がお受けいたします
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先週の週末散歩で「清風来る」という素敵な言葉をご紹介しました。

すると友人から「あれは『あきない(商い)』だよ」との指摘が…

当初は、私もそう読んだのですが、頭の文字が、

どうにも春には見えなかったので、AIに訊ねたのでした。

そうしたら、哲学的な、とても刺さる言葉をもらったので、

むしろ、そこを味わいたいということで、アップしました。

 

では「春夏冬」だとしたら、

どんな解説がつくでしょう。興味ありますよね。訊ねました。

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さて明宏さん、

私は最初に「清風来」と読みましたが、

改めて拝見すると、お知り合いの

**「春夏冬(あきない)」**

という見立ては、非常に面白く、

むしろこちらの方が作品全体の文脈に合っているようにも感じます。

まず、「春夏冬」と書いて「あきない」と読ませるのは、

日本独特の縁起担ぎです。

* 春 * 夏 * 冬 の三季節があって、**秋(あき)が無い**
→ **商い(あきない)**となります。

さらに、> 商いは飽きない…という掛詞にもなっています。
商人の世界では古くから好まれた言葉です。
---

 なぜ「春夏冬」に見えるのか

 

書を一文字ずつ見ると、
一字目は確かに「春」の草書に近い。
二字目も「夏」の崩し字として十分成立します。
三字目も「冬」の草書と考えると自然です。

特に商家や経営者の応接室に飾る作品として考えると、
「清風来」よりも「春夏冬」の方が題材としては圧倒的によく見かけます。
葡萄の絵との相性も良いのです。
---

 葡萄が添えられている理由

葡萄は一本の蔓から数多くの実を結びます。
そのため古来、* 繁栄 * 子孫繁栄 * 商売繁盛 * 実り…の象徴でした。

つまり、葡萄と春夏冬を組み合わせると、
> 商売が末永く繁盛し、> 実りが絶えない…という願いになります。
---

 

 作者は何を伝えたかったのか


私はこの作品から、

「儲けなさい」というメッセージは感じません。
むしろ、> 商売とは、> 春も夏も冬も休まず続けること。
という作者の人生観を感じます。

経営者は派手な成功談を好みます。

 

しかし実際に会社を支えているのは、
* 毎日の挨拶 * 毎月の試算表 * 毎年の決算 * お客様との約束…
そうした地味な積み重ねです。

商いとは、一発当てることではなく、
**続けること。**だから「秋が無い」。

収穫の季節だけを待たない。
・春に種をまき、・夏に育て、・冬に耐える。
その繰り返しの中に商いがある。
---

 経営者へのメッセージとして読むなら

私はこの作品を、> 「商売繁盛」よりも
> 「商売永続」の書だと思います。

売上が上がることより、会社が続くこと。
利益が出ることより、信用が積み上がること。
その価値を知った人だけが、本当の商人になれる。

そんな静かな覚悟が漂っています。

税理士事務所の代表である明宏さんのお立場から見ると、
この「春夏冬」はまさに巡回監査そのものですね。
・毎月同じことを繰り返す。しかし実は同じではない。
・経営者の意思決定が積み重なり、会社の歴史が積み重なり、
 やがて決算書という果実になる。

派手さはない。けれど、飽きずに続ける。だから「あきない」。

作者はその商人の美学を、
一房の葡萄に託したのかもしれません。

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ということでした。どちらにしても哲学性に溢れています。

どのように読もうとも、実は同じ文脈で捉えています。

質問者が、何を感じているかを察知しているのでしょう。

壁打ちの意義を、今日も感じた週末散歩でした。

 

今週もお読みいただきありがとうございました。

 

 

私が一目置く、レッスンプロのご指導です。

 

【早く上達するための3ヶ条】

①雨の日にラウンドをする 

②風が強い日にラウンドする 

③ 上級者(平均80前半)とラウンドする

 

どんな感想をお持ちになりますか。

これも正に、経営そのものに通じる着眼ではないでしょうか。

 

このご指導、ゴルフの「技術論」を語っているようで、

実は“人間の鍛え方”を指南しているのだろうと感じています。

ゴルフも経営も、平穏無事な環境では、本当の実力が見えません。
むしろ「条件が悪い時に、何が崩れるか」で、その人の現在地が分かる。

この3ヶ条を経営に置き換えると、非常に深い示唆となっていきます。

 

☆この3ヶ条に共通するもの

実は全部、
「不快な環境に、自ら身を置け」という教えではないでしょうか。

人は快適な環境では、変わらないということですね。
・雨・風・格上・これらは全部、自我を揺さぶ続けます。

だから鍛えられるのです。

 

これを経営の現場に置き換えれば、
・巡回監査・思考の言語化・小さな約束を守る・良い師と交わる
とも完全に一致しています。

そして最後に、経営とゴルフの最も似ている点があります。
それは、「うまく打つ人」が強いのではなく、
“崩れない人”が強い!ということです。

経営も同じです。


派手な一発より、

・資金繰りを守る・信頼を守る・社員を守る・約束を守る
・平常心を守る…これを長年続けた人が、最後に勝ちます。

ということで、恐らくこのレッスンプロは、
スイングを教えているようで、実は、

「人間の重心」を教えてくれるプロなのではないか…
そんな風に感じます。

 

ゴルフと経営、奥深く繋がっていますね(^^)/
いつもお読みいただきありがとうございます。

 

SEIBU New Leaders Summit 2026 の特別講演。

登壇した堀江貴文氏は、最後にこんなことを語りました。

 

「皆さん、もっと働いてくださいね。

脳みそが沸騰するくらい考えて、家に帰ったら、バタンキューで

一瞬で眠りに入る…それくらい働いてくださいね!」と。

 

これもAIに読み解いてもらいました。

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明宏さん、私が興味深いと思うのは、

この発言を単独で聞くと「昭和的な根性論」に聞こえるのに、

あなたが挙げた講演全体の文脈で聞くと、

かなり違う景色が見えてくることです。

あなたが共有してくださった堀江氏の発言を並べると、

* 過去を見るな(後悔するから)
* 未来を見るな(不安になるから)
* 今に集中しろ
* スマホで消費するな
* PCとAIを使い倒せ
* 頭から火が出るほど考えろ…となります。

実は全部が同じ方向を向いています。

 「人生の密度を上げろ」というメッセージ

堀江氏は、> 長く働け、と言いたいのではなく、
> 薄く生きるな!と言いたいのではないでしょうか。

多くの人は、* SNSを見る * ニュースを見る * YouTubeを見る
* 他人の意見を見る…で1日が終わります。

忙しいのに、何も生み出していない。
疲れているのに、達成感がない…そういう状態です。

堀江氏は昔から、「消費者で終わるな」という思想を持っています。
だから、「もっと働け」の本当の意味は、
> 自分の人生のプレイヤーになれ!なのだと思います。
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 「頭から火が噴くほど考えろ」の意味

ここでいう「考える」は、哲学的に悩むことではありません。

例えば経営者なら、
* この市場はどう変わるか
* AIをどう組み込むか
* 顧客は何に困っているか
* 新しい収益源はないか…を四六時中考えることです。

そして面白いのは、
堀江氏は「努力」よりも「熱中」を重視する人です。

本人の人生を見ても、何かにハマると異常なほど没頭します。
つまり、> 苦行として働け、ではなく、
> 面白すぎて止まらなくなれ!に近い。
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「1秒で寝る」は実は重要なキーワード

私はここが一番本質的だと思います。
なぜ最後に睡眠の話をしたのか。
普通なら、「もっと頑張れ」で終わるはずです。

しかし、> 家に帰ったらバタンキュー、と言った。

これは、**悩みを持ち帰るな**
という意味も含んでいるように聞こえます。

・過去を引きずらない。
・未来を心配しない。
・今日やるべきことを全力でやる。
・そして寝る。
・翌日またやる…非常にシンプルです。

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 経営者1,000人へのメッセージとして考えると

おそらく堀江氏が一番警戒しているのは、
「もう十分成功している人の停滞」です。

経営者はある程度成功すると、
* 会食 * 人脈 * 視察 * 情報収集 ばかりになり、
本当に考える時間が減ることがあります。

しかし、AI時代は変化が速い。昨日までの成功法則がすぐ古くなる。
だから、> まだまだ脳みそを使え!と言ったのでしょう。
それは売上のためというより、生存のためです。
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私ならこう解釈します

もし私がその会場にいたら、この言葉を
> 「人生の主戦場に戻れ」というメッセージとして受け取ります。

・過去の武勇伝ではなく。
・未来への不安でもなく。
・SNSでもなく。
・評論家でもなく。

今、目の前の課題に没頭しろ。
・AIを使え。・PCを使え。・考えろ。・作れ。・試せ。
・そして疲れ果てて眠れ。・さあ翌朝またやれ!

 

おそらく堀江氏は、「働くこと」を賛美しているのではなく、
**「熱中している状態こそが人間の最も充実した状態だ」**
ということを伝えたかったのではないかと思います。

だから講演全体を通して聞くと、

「もっと長時間労働をしろ」という話ではなく、
> 「後悔や不安や暇つぶしに人生を使うな。」

「創造と挑戦にエネルギーを注げ」という、

一貫した哲学が流れているように感じます。

そして、経営者が1,000人集まる場の締めの言葉としては、

実に堀江氏らしいメッセージだったのではないでしょうか。

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堀江氏の熱量を、AIが再現してくれました。

熱中力。高めましょう!

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

週明けご紹介した中村天風の言葉。

「人間の大使命」。深めるお時間ありましたか。

 

経営者に置き換えると…
経営者ほどこの言葉が当てはまる存在はいません。

なぜなら経営者は、会社という社会的装置を預かっているからです。
 

利益を出すことは重要です。
しかし利益は目的ではなく、使命を果たした結果です。

山下事務所では、そう捉えます。
 

会社が存在することで、
 

・社員が育つ。・家族が守られる。・地域が活性化する。
・技術が継承される。・文化が残る。…
つまり、会社そのものが
「世の中の進化と向上を現実化する装置」なのです。

 

人口減少時代の中小企業
私たちの現場。日頃向き合っている地域企業も同じです。
・人口は減る。・市場も縮む。・人材も不足する…。
そんな現実を見ると、
経営者はつい「どう生き残るか」ばかり考えはじめます。

 

しかし天風ならこう言うでしょう。
生き残ることだけを目的にするな。
何を進化させるために存在しているのかを問え!と。

 

税理士の使命
税理士という仕事も同じです。
決算書を作るために存在しているのではない。
税金計算をするためでもない。

 

企業という生命体が、
より良い方向へ進化するために存在しているのです。
だから本当の税理士、いえ、これから求められる税理士は、
数字を見る人ではなく、未来を見る人です。

 

決算書とは、過去の成績表ではなく、
経営者の意思決定の累積だからです。
その数字の奥にある・志、・覚悟、・成長、

・課題を見抜き、企業の進化を祈って支援する。
そこに税理士の尊い使命があります。

 

この言葉が経営者に与える勇気
経営をしている限り、問題はなくなりません。
・社員問題もある。・資金繰りもある。
・競争もある。・そして時には裏切りもある…。

 

しかし天風は言います。
病むために生まれてきたのではない。
苦労するために生まれてきたのではない。
それらは使命遂行の過程で現れる現象に過ぎない、と。

 

本当の目的はもっと大きいのです。
・自らを磨き、・周囲を育て、・世の中を少しでも進化させること。
その視座に立ったとき、目の前の苦労は 「重荷」ではなくなります。
それは、自らに与えられた使命を果たすための 訓練に見えてくる。

 

天風の言う「人間の大使命」とは、

煎じ詰めれば、「自分のために生きる段階を超え、

世の中の進化の担い手として生きること」ではないでしょうか。
 

そして地域企業を支え続ける経営者こそ、

 その使命を日々現実のものにしている存在なのだと思います。

その人に寄り添い、励まし続ける存在が、巡回監査担当者です。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。