自動車ライフ -16ページ目

電気自動車考

猛烈な勢いで冷え込む経済・消費・行動ですが、20世紀産業の中核で日本にとっても重要な製品である自動車に関しての、ここ最近(といってもモーターショーでは既に2000年頃から"eco"が全面的にテーマだった気がしますが)のトレンドは、普及段階の見えてきている「電気自動車」でしょう。

燃料電池や余り日本では聞かないエタノール・ディーゼルなど他の技術に比べて、ハイブリッドも含めた電気自動車は恐らく最も早いペースで関連産業と供に日本発信で発達する余地がありそうです。

ところで、もし6割がた(特に根拠のある数字ではありません)の乗用車が電気自動車に転換できたとして、それらが”新たに生み出す”問題点はなんでしょう?

電気供給インフラや、整備技師の不足とかそういう堅い話ではなくてニコニコ、一つには「静粛性」があるのではないかと思います。

逆説的ですが、当然「静粛性」は明らかに道路周辺の住民にとっても大歓迎ですし、その他色々な点で街中の様子を激変させてくれると思います。車内のドライバーだって静かに走る車の中で適当な音量で聴く音楽を圧倒的に好むはずです。

一方で、歩行者・自転車にとっては、音で感じていた部分が弱くなるので特に背後からの接近に気づきにくくなる恐れもあると思います。

そこで考えたのは、現在のクラクションに代わる「接近案内」。クラクションは”=警笛”ですからビービーと大音量で煩いし、そうである必要があります。でも、人に自車の存在を知らせるのは、もっと親切で良いですよね?
「バックします、ピーピーっ、バックします、ピーピーっ」というのが良く中大型車についていますが、アー言ったものであればローコストでしかも違和感は少ない。
※逆にITSとして、接近案内というのはかなり研究されているが(例えばOMRONさんでは、自動車ビーコンからの情報で、歩行者が持つ携帯電話に装着した専用端末経由で接近を知らせるような事を開発している様子)、そこまで行かないでも、結構簡単にできるかと。グッド!

次世代自動車のテーマは、「おしゃべりなクルマ」というのは、どうでしょうか。

ホンダ インサイトが11日間で受注1万台越え

キマシタねー、予想通り200万円を切るお手ごろ価格帯でのハイブリッド車戦略大当たり!v(^-^)v
税制優遇(自動車税・取得税)や、実は細かいところで公共駐車場料金の優遇とかもあったりしますが、何と言っても日常の足として、ガソリン消費が少ない(つまりランニングが少ない)というところが最大の魅力であります。

このブログで私は自動車を「移動手段」と「ホビー」に分けて捉えていますが、私はインサイトに関しては確実に「移動手段」色の濃い戦略商品だと感じました。
それは、もちろんハイブリッドであると言う事がまずそうですが、若干批判めいた事を言わせてもらえるならデザイン面・パッケージ面で自動車としての魅力はそれ程強調されていないと感じたからです。
見た感じは近年の本田の顔つきに合わせてあり(各社ともデザインアイデンティティはこの10年は随分意識されて来ている)、それはそれで結構なのですが、あまりにもトヨタプリウスに似てない?

前身のインサイト初代は随分画期的なデザインでしたが、今回のインサイトは、トヨタプリウス(こちらもデトロイトモーターショーにてモデルチェンジが発表されていますが)と特にCピラー以降リア周りのとりまとめが良く似ています。

ある意味、近未来的な形を取り入れていると思われますが、ユーザビリティ含めもう少し美しい形又はカッコイイ形にはならんモノなのでしょうか?

「移動手段」なので余りデザイン性を重視せず、コストもそれ程かけない事で提供価格を下げましたと言う事かもしれませんが、工業製品の粋とも言える自動車にも、もっとデザイン力が欲しいですよねー。
古くから工業デザインの発達しているドイツ・イタリアから生まれて来る実用車達は何故あんなに美しく纏まっているのか、何故輪島漆器や各地の陶器、京都の織物は、アイデンティティを持ちえているのか?
両方を組み合わせれば日本車も「和モダン」が表現できるはずなのですが・・・

自動車とどう付き合うか?(レンタル)

「カーリース」「カーシェアリング」3人に1人が関心あり (cnet japan 2009.2.6)

カーシェアやカーリースについては、今後拡大の余地はあるだろうと思っておりますが、一方、シェアやリースより古くから既に浸透しているレンタルサービスはどうでしょうか?

個人的には、自動車に対する満足感を満たしつつも利用価値があるのは3つの方法のうち、「レンタカー」だと思っております。但し、現状のサービスを更に改良する余地あり!ですが。

それぞれのメリットデメリットは、次のようになります。

カーシェア:インフラが整えば電車・バスに注ぐ公共交通機関になりえる反面、所有欲は満たされない。また緊急の利用には向かない。

カーリース:ある程度所有欲は満たされ、ランニングコストが低めに見える反面、中期・長期的には必ずしもトータルコストが抑えられるわけでもない。また特にecologicalな特徴があるわけではない。

レンタカー:好きな車種を選ぶ事で、実は満足感が得られる反面、社会インフラではないので、車種選択・営業所・営業時間が限定的など民間で出来る範囲が限られており不便さがある。また、トータルコストは利用回数次第で大幅に削減できるが、買い物利用などの通常利用には向かない。

公共交通機関として特に都市部ではカーシェアを、ステータスや自動車イジリは余り重んじないけど、フェラーリなど、「クルマ」としての美学・Fun To DrivingをEnjoyしたい!(ルー語っぽくなりました)・堪能したいニッチな自動車好きは、レンタカーでどうでしょうか。