役所広司主演【すばらしき世界】 | べっぴん典ちゃんのブログ

べっぴん典ちゃんのブログ

映画、音楽、料理や日常の日々感じた事を綴ります。



こんにちは☀☀

北風が冷たい1日です。

さて、Amazonプライムビデオにて、役所広司さん主演【すばらしき世界】を観ました。




役所広司さんの流石のリアルな演技が光っておりました。

人生の半分以上をヤクザの裏社会と刑務所で過ごした三上正夫(役所広司さん)。

殺人で刑期を終えた三上だが実社会に出てもなかなかその暮らしに馴染めない。





三上の身元引受人の弁護士・庄司(橋爪功さん)の助けを借りながら自立をしようとしていた。

三上は、アパートで一人暮らしをはじめた。



スーパーでは、店長(六角精児さん)に万引き犯に間違えられて、怒りが爆発寸前だったがぐっとこらえた。そんな一件もありスーパー店長とは親しくなった。

そんなある日、生き別れた母を探す三上にディレクターの津乃田(仲野太賀さん)とやり手プロデューサーの吉澤(長澤まさみさん)が近づいてくる。



社会に適合しようと足掻きながら、母親を探そうとする三上の姿を感動ドキュメンタリー仕立てにしようとする。

しかし、カメラを実際に回し始めると三上の行く先々では、喧嘩や暴力等のトラブル続きで、大変な事になる。





元はといえば、刑務所での三上の個人情報が記してある身分帳をテレビディレクターが入手したのがきっかけだった。





生活保護の申請の為に役所に行き担当者とのやり取りなど、お役人仕事の社会の構図も観られる。


三上との関係を思うように出来ないディレクターの角乃田は、三上の生い立ちから来るのではないかと本人に言う。彼が反社になったのは、母親から捨てられた事が原因だと角乃田は、本人に言うも三上は、それを認めることが出来なかった。

そして、古巣のヤクザの組織の兄弟分に連絡して九州に会いに行く。

迎えの車に乗り、そのまま風俗店へ。そこの風俗嬢とのやり取りの会話の中で、風俗嬢には一人息子がいてもうすぐ会える。というお母さんの顔を垣間見て、三上は安らぎを覚える。

ヤクザの兄弟分の家での姉御さんの話でかなり切羽詰まった現状を見せ付けられた。

そして、兄弟分の家に警察が踏み込んだタイミングで、間一髪 姉御さんに助けられ逃げた。

そんな三上に介護施設での仕事が決まり、充実した日々だったが・・・・

役所広司さんのリアルな演技となまりの上手さが天下一品~👏👏👏👏

でもね。ラストが切な過ぎました。