こんにちは
☀のち☁のち時々雨☔の日曜日の名古屋。
以前観た李相日監督作品
松坂桃李さん、広瀬すずさん主演
【流浪の月】を編集して再投稿させていただきます🙇
雨の公園で10歳の少女・家内更紗を偶然見かけた大学生の佐伯文(松坂桃李さん)。叔母の家に引き取られていた更紗だがどうしても帰りたくないと言う。文は自分の家に連れて帰り2ヶ月もの間共に過ごした。
しかし、文は、少女誘拐犯として逮捕された。被害者と加害者としての二人の関係性。
それから15年もの歳月を経て偶然にも文と更紗は文の経営するカフェで再会する。
文には看護師の彼女(多部未華子さん)がいた。
更紗には、恋人(横浜流星さん)がいた。
世間の枠からはみ出した二人の心模様が丹念に描かれた作品です。
文の子供の頃の母親との関係性。文は、男性としての機能を喪失していた。
ずっと性的な関係を持てない哀しみ。人としての優しさから幼児の少女を匿ったつもりが逮捕されるというとんでも無い状況になってしまうという文にとっては理不尽な立場。
そして、15年後の更紗が同棲彼氏からDVを受けて逃げて来て、文は自分の住まいの隣に匿った。
更紗の知り合いの子供を預かる事になったが更紗の代わりに文が遊んであげていたら、すかさず警察が踏み込んで過去の事件とダブらせて色眼鏡で文を誘拐犯として逮捕した。
再び更紗は文を追い詰めたとして自己嫌悪に陥る。
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全編 何となく暗い気持ちになりますが法律に従い未成年誘拐犯として逮捕されたが果たしてこの冤罪を理解出来る大人が居なかったという哀しい現実。
松坂桃李さんの憂いのある哀しみの演技力に引き込まれました。本当に素晴らしい役者さんです。映画【娼年】の演技も驚きを通り越して感動しかありませんでした。