最終話を迎えた韓国ドラマ【天国の階段】。愛を語るのに言葉は要りません。このドラマが教科書みたいなものです。😁
チョンソが義妹ユリの車で牽かれた後遺症で、盲目になったが財閥御曹司ソンジュの心は、幼き頃より、幼馴染のチョンソの事しか眼中に無い。愛する二人は結婚し、新居は、チョンソの事を考え広い空間に家具無しだった。
テファは、チョンソへの献身愛で自動車事故で自死し、角膜移植を提供した。手術は成功し、チョンソは、晴れてソンジュの顔を見られる。
喜びも束の間、チョンソの腫瘍が再び悪さし、倒れる。
結果を知ったチョンソは、自暴自棄になりかけるも角膜を提供したのがテファであった事を初めて知る。
テファの死を無駄にしない。余命を輝かせて生きると決めたチョンソは、理事に教えられながらソンジュに手料理のディナーを振る舞った。
チョンソは、刑務所のユリに面会に行き、これまでのお互いの心のしこりを除く為に、ユリを許した。新たな始まりだった。
そして、精神疾患で入院している元女優でチョンソの父親の再婚相手ミラを見舞った。これ迄の強欲で見栄っ張りな悪魔のような義母ではなく、人が変わってしまった。もはや、この義母にも恨みはなくなった。
最後に、テファが入賞した絵の展覧会にソンジュと共に出向いた。テファの絵の才能を高く評価し応援し続けたチョンソ。
その絵は、愛し合う二人がいて、天国への階段が描かれていた。其処は、苦痛の無い世界。一足先に、テファが天国で待っていた。
ソンジュは、海の見える砂浜へ車を走らせる。
二人は、浜辺に寄り添いあい、チョンソの最期の命の灯火が消えるのをジッと懐き合いながら、その時をむかえる。
チョンソがこの世で出逢えた最愛のソンジュの腕の中で最期を迎える事が出来、あまりにも背景が美し過ぎてウルウル。
ハッと我に返って見ると、あの砂浜に腰をおろした御二人、下半身がずぶ濡れだったのかしら?なんて、ロマンチックじゃない事をチラチラ気にしているのは自分だけ?
でもね。綺麗な終わり方でした。冒頭で砂浜でビアノを弾くソンジュは、絵になるけどピアノが潮をかぶるかな?なんて事をグルグル考えてしまいましたが ソンジュの家は財閥でしたわ。
失礼致しました。
しかし、何度観てもチェ・ジウ姫が可愛いしクォン・サンウもキム・テヒ、シン・ヒョンジュンという四名の役どころに観ている者が右往左往させられ、非常に堪能出来ました。