ベンゾバディのPost-withdrawal Recovery Support(断薬後回復サポート)というカテゴリのスレッドを翻訳しています。ほとんど一気断薬、急減薬してしまった人達の投稿です。

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いちばん悩ましい再服薬についてショック

 

前回はこちら

断薬から1か月半。再服薬すべき?」 ②

2014年1月31日投稿

 

 

アン 「こんにちはショーン。私はクロノピン(リボトリール)というベンゾを長年服薬していました。 キツイと思いますがなんとかそのままで耐えることをお勧めします。 あなたは急性離脱状態にあり、それはきっと過ぎ去ります、数ヶ月後か1年後か。 私の急性離脱症状も非常にひどいものでしたが、最終的には過ぎ去りそして回復していきました。」

 

マンダラ 「やあショーン。大丈夫かい?かわいそうに。バリウム(ジアゼパム)は半減期が長いため、この時点(断薬から1か月半)で重度の急性離脱症状が出ることは十分あり得る。
ベンゾは長期間使用するものではない、短期使用および急性症状にのみ使用されるべきものだ。 耐性がつくから低用量だとしても永遠に服薬できるものでもない。 時間とともにだんだん増薬することになる。君の脱毛は非常に一般的な副作用だよ。もちろんベンゾのせいだ。 私もとても質の良い髪を持っていたのだけどカットしなければならなかった。頭皮に禿げたパッチがたくさんできたものだから。しかもそいつらが大きくなっていってね・・・。

低用量を再服薬してテーパーをやり直すことはお勧めできないかも。そのままの状態で時間薬を信じて体が自然治癒するのを期待しよう。」

 

クプトゥク「昨夜再服薬しました。断薬から20週です。大丈夫になるよう祈りながら再服用しました。 少量の液体バリウムで少し症状安定しました。私の考えでは、もう少し増量するかこのままの少量で続けるか、考える時間的余裕ができました。」

 

 

ショーンの服薬/減薬歴
2012年5月30日、3週間クロノピン(リボトリール0.25 mg)服用、そして一気断薬
2012年6月14日、重度の離脱症状のためリボトリール0..125mg再服薬
2012年6月21日、再びクロノピンを一気断薬
2012年8月、重度の離脱症状のためバリウム(ジアゼパム)25mgを再服薬
2012年12月、バリウムのテーパリングを開始
2013年12月、バリウムを1年かけて0.2mgまで減薬。

2013年12月11日、0.2mgからジャンプ(断薬)

 

 

古い投稿なので断薬1か月半でももう再服薬しないほうがいいという意見が多いです。一方でクプトゥクの20週というと5か月?断薬5か月でも再服薬がきいてるひとがいます真顔

効くか効かないかの2択なら試しに飲んでみてって言えるけど、もっと悪くなって拗らせてしまう人もいるので本当にヤヤコシイ・・・ショボーン 参考:再服薬すべきでしょうか?①

 

 

 

睡眠薬は魔薬さんのツイート

ベンゾは断薬して一生飲まないようにするという試練はありません。精神的渇望などないからです(例外アリ)。しかし神経システムが元に戻るのに数年かかるので減薬方法は麻薬、お酒とはまるで違うものになります。そして断薬まで到達し神経システムがもとに戻れば治癒完了 = 依存症ではない

神経システムが元に戻ればもはや健常者と同じですから、ふたたびベンゾを飲んでも大丈夫です。もちろん「一時的な使用に限って」です。それがいわゆる依存症におけるスリップにはなりません。まあ気分的にはもう一生飲みたくないでしょうが(笑)

※ 減薬手法はアシュトンマニュアルを読んで基礎知識をつけたのち、米国NPO団体BICのメディカルボード医師達監修のもとに作られたベンゾジアゼピンテーパリング戦略とソリューションを参考にしてください。

それと、専門医を探そうとしている方はベンゾ専門医の見つけ方:ベンゾ断薬10のヒントを読んでみてください。自称”専門家”や"カウンセラー”が減薬バブルに乗って乱立してきてるのですぐに飛びつかないように!!

『ベンゾの減薬は年単位で』

『ベンゾ依存は依存(addiction)ではなく薬剤性神経傷害(injury)』

 

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