とある方のブログに、「線維筋痛症と身体表現性障害とどう違うの?」という内容があって、あそうか、それもあったなーと思いベンゾバディを検索しました。
以下の投稿を紹介してます
前回はこちら
「画一的な身体表現性障害」 ②
2013年5月13日投稿
erika 「こんにちはLC。わたしがベンゾを止めたとき、主治医は身体表現性障害と診断しました。12年間です。クソ野郎です。
主治医を変えて、そして初めてベンゾジアゼピン離脱症候群と診断されました。前の主治医はただ休んでくださいと言い続けベンゾ離脱症状をけして認めなかった。」
LC 「わたしは10人目の精神科医(わたしのカウントが正しければ)にかかったとき、彼が言うには、診断名そのものは治療において一番重要というわけではなく、すでに診断がついたわたしの病名にまた新しく追加したくはない、と言ってました。彼はやはりベンゾ離脱症状を認めていなくて、なぜなら薬物がもはや体内に残っていないのだからその影響を受けることはない、と言っています。そして一方、ベンゾを安定した量を服薬中であればやはり離脱症状は発症し得ない、と。なのでわたしはテーパリング減薬が終わったと同時に彼をお払い箱にしましたよ。ただ、他の患者を身体表現性障害と誤診しないようにいくつかの注意点を添えて叩きつけてやったわ。
万が一米国精神医学会がベンゾ離脱症候群と長期にわたる遷延性離脱症状を調査してくれたとしても、新しいDSMを作成している最中にこの理解を超えた精神的、身体的症状を24時間365日体験している被害者が増え続けているわ。
DSM Vで、この障害の基準がどのようなものかはわかりませんが、以前のバージョンは次のようになっています。
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精神障害の診断および統計マニュアル第4版、DSM IVは、身体表現性障害を次のように定義する。
A. 多くの場合30歳前に始まり、数年間に渡って多くの身体的な苦痛を呈する。その結果、治療を求め、また重大な障害が併発したりする。
B.以下の基準のそれぞれが満たされていなければならず、個々の症状がつねに発生している。
1. 4つの痛みの症状(さまざまな部位や機能に関連する)
2. 2つの胃腸症状
3. 1つの性的症状
4. 1つの「疑似神経」(pseudoneurological)症状
C.(1)または(2)のいずれか
(1).適切な検査にもかかわらず、症状が既知の一般的な医学的状態(GMC)または物質の直接的な影響によるもの、と説明不可能な場合。
(2).関連する医学的状態(GMC)が類推できても、身体的な苦痛・衰弱が、病歴、身体診察、検査所見からは想定外である場合。
D.その症状が故意によるもの、詐病でない。
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私は正直に言って・・・
」
このLCの発言が長いので、いったんここで切らせて~
※ みなさん、減薬手法はアシュトンマニュアルを読んで基礎知識をつけたのち、米国NPO団体BICのメディカルボード医師達監修のもとに作られたベンゾジアゼピンテーパリング戦略とソリューションを参考にしてください。
『ベンゾの減薬は年単位で』
『ベンゾ依存は依存(addiction)ではなく薬剤性神経障害(injury)』
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