前回までに紹介したスティーブの減薬ログ。
(前回はこちら)
グラフ化してみました!
【スティーブの1年半全行程減薬グラフ】
これだとすんなりといった減薬やなあ、という感じでスティーブが苦しんだ最終フェーズがわからないのでラスト3か月を抜き出します。
【減薬最後の3か月】
9月22日に0.4mgの壁にぶち当たり、10月中旬まで約1か月間だいぶ苦しんでいるのがわかるよね グラフが上の方にビョンと飛び出してるのは頓服で3mgとか5mgを服用したもの。
スティーブがここでやるべきだったのは、
スケールの変換
なんやそれ?
つまり、スティーブは全行程を小数点2位までの計算で減薬してきたんよ。
最初は0.04mg/日づつ。そして途中から0.02mg/日づつ。
それを残り「0.4mgの壁」からは小数点3位にスケール変換するんや。
そうして0.4mgの壁からは0.002mg/日, もしくは0.004mg/日づつ減らしていく。今までの10分の1スケールになる。
そうすると、ラストフェーズの減薬グラフはこうなります。
(緑=実際のスティーブの減薬。赤=スケール変換シミュレーション。)
どう?
実際のスティーブの減薬グラフはすごく切り立っていて、かなり猛スピードって感じでしょう
グラフ作成代イイね、拡散よろしく~
※ みなさん、減薬手法はアシュトンマニュアルを読んで基礎知識をつけたのち、米国NPO団体BICのメディカルボード医師達監修のもとに作られたベンゾジアゼピンテーパリング戦略とソリューションを参考にしてください。
『ベンゾの減薬は年単位で』
『ベンゾ依存は依存(addiction)ではなく薬剤性神経障害(injury)』
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