「スケベニンゲン」銀座 & 食は女性上位 & パスタ三国同盟 | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

平日の夜の銀座は、何処となく落ち着いた雰囲気がある。しかし、どこぞから、広東語や北京語が聞こえてくる。御上りさんが減った分、外国からのお金持ち集団が「銀聯カード」でお買いもの。と言う銀座だが、そんな表通りを避けて、松屋の一本裏に有る「SCHEVENINGEN」=「スケベニンゲン」に・・・・女性のパスタのメッカ。

銀座を生活圏としてる女性やOLのパスタのメッカであり、メルティングポットでもある。

25年振りくらいの・・・・お邪魔様でーす。
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この「スケベニンゲン」と言うネーミング「助平人間」を意識しているわけではない。オランダのハーグに有る町の名前。でも、イタリア料理でどうしてオランダと言う点は疑問に残る。色々なEUの風を感じながらの店は女性の一人客あり、グループありでパスタ料理の底の広さを感じない訳にはいかない。

この店の毎日の人気の一つに、ネーミングから来る滑稽さと笑いが女性に受けているが、この手は女性の方がエスプリに敏感である証左でもある。
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アボガドソースのかかったフレッシュサラダ、千円前後でサラダが付きワインや飲み物がつくのだ。しかも量は多めで女性特有の会話をしながらの食には持って来いのスペース。
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相方の頼んだ「フリッタータ」・・・・店のNo1の人気メニュー。カルボナーラをオムレツを焼くように丸めてフライパンで焼いた様なもの。パスタのオムレツ版と言っていいかもしれない。一口頂いたが・・・・いけました。
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私の頼んだものは自他共に認める「スケベニンゲン」・・・この店の代表選手。オーダーした段階で係りから「大丈夫ですか・・・・?」と心配されてしまった。
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その心配とは、このパスタ・・・・スープパスタで、スープは殆んどワインで構成されている。最初の一口は、むせかえる様なワインの香りと湯気が鼻腔と口中を襲う。この段階で女性はギブアップだそうだ。男の面子にかけても完食しなければと意気盛り上がる。額に汗をかきながら、せっせと口に運んで行く。     
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日本語版で表現すると、御燗をした酒の中に蕎麦か饂飩を入れたようなもの。それもかなりの熱燗で、酒を食べているといった感じは外れていない。ただ、スムースに食べられたのはカッぺりーニの細い麺の性だろう。唐辛子の辛さとワインの御燗・・・・スケベニンゲンの面目躍如、完食をいたしました。
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完食感は充実感であるが、身体中から汗が噴き出してくる・・・・ついでに虚脱感も感じている。さすが店の代名詞となっているパスタかもしれないが、イタリアに行って食べられるものなのか、オランダのものなのかは、正直分からない。


料理レシピのID等どうでもいいが、店のエスプリが三国同盟を結んでいるとは知らなかった。オランダ・イタリア・日本と・・・・そして銀座の昨今。時代が変わっても生き続ける店の凄さを垣間見た感じだった。


個性のあるレシピが満載で、一品夫々が楽しく美味しい。殆んどのお客は女性が席捲しているが、食に敏感で行動力のある女性の強さを再確認させられた。吉牛や立ち食いうどんから解放されない男性には、当面女性上位は変わらないだろう。



汗かきかきの完食。

食べてこそのスケベ人間・・・・今だ現役なり。