「・・・・・・」芝 & 屋号なし・でも安くて、美味い & 素人の名店 | KISHO director's blog

KISHO director's blog

人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

この店は本当に変わっている・・・・メニューは夫々一品だけ、餃子と麺。餃子に相対する麺は、季節ごとに変わりちょっと前までは中華的な冷やしソバ。季節が寒く変わってくると、じゃじゃ麺の今となった。これから冬を迎えるとスープを主体とした麺が主流となる・・・・でも麺は、いつも一品だけ。


この店どっから見ても・・・・屋号が無い、店の名前は書かれていない。真っ赤な暖簾に餃子と書かれて、貼ってある案内はセット物と単品の値段。あとはランチの案内と言う次第・・・・屋号はどこにも無し。
aa
「じゃじゃ麺」麺は左程特別な物ではなく、業務用の一般麺。しかし、小さな鍋で一生懸命作るキッチンの姿は、好感を持てるお姉さんを卒業した女性。合鴨と肉味噌と胡瓜の相性が不思議に納得。サッパリと頂けて手頃だ、お姉さんが趣味でやっているような雰囲気だが・・・・拘りを持ったいい店だ。
aa
さて年中の定番「餃子」、当然手造りで餃子だけはお持ち帰りの人もいるようだ。冷凍をして保存しているが、自家製の物を冷凍しているのであって、業務用メーカーの冷凍餃子ではない。

小さなフライパンで焼いている性か、焦げ斑があるが美味しさにはあまり影響はない。この手のお店では良心的で、本来の餃子の素朴な味がする。
aa
肉汁こそ少ないが具の太り具合は十二分に満足。お姉さんの素人味が業務用になったと言う餃子。親しみがあって値段も廉価・・・・無名の名品と言っていいかもしれない。
aa
慶応関係者は知っている店だと思う、田町の駅から慶応中通りを桜田通りの交差点に出る間際の店。真っ黒なトタンで作った様な店、暖簾だけが真っ赤に「餃子」・・・・今時のラーメン屋っぽい造りだが、至って金はかかっていない店の造り。


売り物を餃子と季節の麺一品だけ。あとは餃子にライスを付けるか、麺とのセットにするか、餃子だけと麺だけとなる。単純明快な構成で、専門店の祖の様な感じ。


食べ手も分かりやすいが、作り手も作りやすい。なまじメニューを増やしても、店の大きさや設備から効果は望めないと知っている・・・・努力の指針は単純明快で、屋号までカット。



今時の飲食店が見習う術がある。

今度はビー&ぎょうで行ってみる。