建設アスベスト訴訟、国の責任確定! | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。

アスベストは発がん性の高い物質です。
日本では、危険性が分かってからも、最近まで、たくさん使われていました。

建設現場でアスベストを吸い込んで健康被害に遭ったことで、建設労働者などが国と建材メーカーを相手取った裁判がずっと行われてきました。
これが建設アスベスト訴訟です。

12月14日付けで、最高裁は、国を被告とした国家賠償責任を認めた1審・2審判決を支持して、国の上告を退けました。
アスベスト建材の危険性について警告をきちんと行っていなかったからです。

国の責任が確定しました。

企業相手の訴訟は、来年2月25日に弁論が開かれます。


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>余談
時を同じくして、大手ショッピングセンターで販売していた珪藻土マットから基準以上のアスベストが検出されたとして回収の話が出ていました。
アスベストは危険なのです。