AIで労働者がゼロ | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
 
「ケンミンの焼ビーフン」は、恥ずかしながら、神戸に来るまで知りませんでした。
兵庫「県民」のビーフンかと思っていたくらいです。
このまえ、ケンミンが直営するレストランで食事をしてきました。
焼きビーフンはおいしかったのです。
 
閑話休題
・みずほFG、1万9千人削減へ
 ロボットやAI活用 約800カ所店舗統廃合
・三菱UFJ、9500人分の仕事自動化
 国内従業員の3割
 
AIによって大量に人員削減するニュースが相次いでいます。
銀行だけでなく、オフィス部門・ホワイトカラー部門の大量削減案は他の会社でもでてくるでしょう。
 
19世紀に産業革命が進展したイギリスでは、機械の普及で失業をおそれる手工業者や労働者が「ラッダイト運動」という打ち壊し運動を起こしました。
機械は、労働の負担を軽減し、労働者の仕事や生活を楽にするもののはずです。ところが、機械が人間にとってかわり失業が発生する‥
それが打ち壊し運動の理由でした。
 
理論的には、機械やAIにとってかわられた分を他の分野で雇用創出すれば失業問題は起こりません。しかし、そうはうまくいくはずがない。
機械やAIによって人員削減されるというのも、資本主義が始まってから何度も繰り返されている問題なのです。
 
このような人員削減が法律的に許されるかは、きちんと吟味して報告したいと思います。
 
AIが個人情報をを盗み見