弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
和歌山城も裁判所の近くにありました。
眺めもよいところでした。
眺めもよいところでした。
機会があって、昔の不当解雇事件のことをふと思い出しました。
私が依頼された時点では、交渉をしている最中でした。
会社側にはすでに大都市の弁護士がついていました。
会社側にはすでに大都市の弁護士がついていました。
客観的には、会社の対応が違法不当でした。
しかし労働者ご本人は早期の円満解決を望んでいました。
そこで、私は受任をしてすぐに、金銭を支払ってもらうことで円満解決できないか? という和解提案をしました。
そのあとで相手の弁護士に電話もしたところ、相手方も和解案については検討する、という話でした。
そのあとで相手の弁護士に電話もしたところ、相手方も和解案については検討する、という話でした。
和解の手応えがありました。
ところが…
何日かたってから、相手の弁護士に連絡したところ、「もう○○裁判所に提訴していますから」という回答でした。
和解交渉のフリをして、提訴する準備を続けていたようです。
話しあいを続けるという約束を反故にされたのです。
弁護士不審が強くなりました。
弁護士不審が強くなりました。
なお、このときの裁判は、2年くらいかけて、完全勝利しました。だから、結果オーライです。
日弁連(日本弁護士連合会)が定める職務基本規程では、弁護士同士で相互に名誉と信義を重んじなければならない、と定めています。
しかし、残念ながら、最近では、信義を欠く弁護士がみかけられます。
品位を欠くと思うのですが…
品位を欠くと思うのですが…