素朴なオフクロの味
お値ごろで栄養価が高くて美味しい
かつて宮崎に5年住んだことがあります。気候が温暖で人柄が優しく、のんびりとしてとっても暮らしよいところでした。
宮崎県は全国の切干大根生産量の約9割を占めるそうです。
大根を美味しく乾燥させる条件は、一昼夜冷たい風と乾燥した空気で自然乾燥させることだそうで、冬の晴れ間が多くて、霧島おろしという乾いた冷たい風が美味しい切干大根にしてくれます。
今年は夏の終わりから秋にかけて、台風や異常気象のせいで野菜が高く、大根も例年よりうんと高くなっていますので、安くていつでも入手できて栄養価の高い切干大根は大いに利用したい食材です。
<材料>
切干大根 1袋(50g)、ニンジン 1/2本、油揚げ1枚、干椎茸 2枚、いりこ 一掴み、切干大根の戻し汁 400cc、干椎茸の戻し汁 100cc、サラダ油 大さじ1/2、ごま油 大さじ1/2、酒 大さじ1、砂糖 大さじ1.5、みりん 大さじ2、醤油 大さじ3、塩 一つまみ
<作り方>
干椎茸を冷水に2時間以上(できれば冷蔵庫で5時間)浸けて戻し、細く切っておきます。
※ぬるま湯やお湯で戻すと旨味が抜けてしまいます。戻した水はとっておきます。
切干大根は流水でもむようにして一度洗った後、ひたひたになるくらいの水に20分ほど浸けて戻します。戻した切干大根は軽くしぼって、適度な長さに切ります。
※干椎茸同様に戻した水はとっておきます。
ニンジンは細切りにし、いりこは軽く流水をかけて埃をとります。
油揚げは熱湯をかけて軽く油抜きをして、短冊に切ります。
鍋またはフライパンにサラダ油&ごま油を入れて火にかけ、切干大根とニンジンを軽く炒めます。
そこに切干大根と干椎茸の戻し汁を入れ、油揚げ、椎茸、いりこを加えます。
酒、砂糖、みりん、醤油、塩を順に加えていき、煮汁がなくなるまで蓋をしないで中火で煮詰めてできあがりです。
ダシはいりこの旨味に加えて、大根と椎茸の戻し汁から十分出ています。
本当に懐かしいお味です。