男の料理レシピ「玉子焼き」
「だし巻玉子」と「厚焼玉子」
・・・味も食感も見た目も、微妙に異なります
「だし巻玉子」と「厚焼玉子」は違います。
主に関西で好まれる「だし巻玉子」は砂糖を控えて甘さを抑え、だしを効かせてしっとりした味です。「厚焼玉子」は寿司ネタにもなっていますが、砂糖やみりんで甘くしていますので、色も味も濃い目で、少し焦げ目がついています。
今回、両方を作りますので、微妙な違いを理解してください。
①だし巻玉子
<材料>
玉子 4個、だし 90cc、片栗粉 小さじ1弱、酒 小さじ2、薄口醤油 小さじ1、塩 一つまみ
<作り方>
ボウルに、だしと片栗粉を入れてよく混ぜ、その中に玉子を割り入れる。
酒、薄口醤油、塩を加え、初めに箸で白身を挟み切るようにして混ぜ合せ、その後、箸の先を表面に出さないようにして大きく混ぜる。
※箸を細かく動かしたり、先を表面に出して叩くように混ぜると、泡が立ってふんわり感がなくなります。
玉子焼き器に油をひいて火をつけ、表面を溶き玉子のついた箸でなぞってみて、すぐに白く色が変わるほどに熱したら、溶き玉子の1/5~1/4ほどを流し込む。
すぐに箸で溶き玉子をかき混ぜて空気を入れ、ふっくらさせる。
全体の表面から8割ほどが固まったら、一方向に巻き込んでいきます。
※火加減が肝心で、強すぎると焦げたり千切れたりしてしまいますし、逆に弱すぎると、かき回しても空気が入り込まないのでふんわり作ることができません。
また油をひいて、はじめと同量ほどの溶き玉子を流し込む。巻き込んだ部分を軽く持ち上げてその下にも溶き玉子を流しこみ、境目がないようにする。
同様に箸で大きくかき混ぜて空気を入れるようにし、ある程度固まったら今度は逆方向に巻き込んでいきます。
その作業をさらに2回やって焼き上がりです。
熱いうちに巻き簾で巻いて形を整え、完成です。
※だしが入っている分緩く出来上がっています。折れやすいので、器に盛るときなど十分に注意してください。大根おろしを添えて、お醤油を少しかけていただくのがポピュラーです。
②厚焼玉子
<材料>
玉子 4個、砂糖 小さじ2、塩 小さじ1弱、薄口醤油 小さじ1、みりん 小さじ1
<作り方>
ボウルに玉子を割り入れ、他の材料を入れて、箸で大きくかき回す。
だし巻玉子と同様に、箸を細かく動かしたり、先を表面から出さないように注意する。
焼き方もだし巻玉子と全く同じです。ただ、砂糖が入っている分焦げやすいので、作業を手早くする必要があります。
だし巻玉子に比べて、色が濃く表面ががっちりしています。
正直なところ、どちらも美味しいです。両方の作り方を覚えて、その時の気分でどちらを作るか決めて楽しんでください。