
美しすぎる化石 シカマイア
本日は 月に1度の
浅草へ資材の買い出しとセットの
上野公園で 博物館&美術館巡り
東京国立博物館は年間フリーパス(友の会)を毎年購入しているので、月に1、2回はフラッと訪れて
日本刀と仏像と庭園を時間の限り楽しむのが、毎月行事ですが
今日は早めに来たので 4月頃も見たミロ展が今週6日で終わりとのことで、もう一回見てきました。
ミロはイギリスでも、フランスでも、スペインでも個展を見ていて、スペインのバルセロナのミロ美術館が
圧巻で、その時に見た作品も多く来ていたので、スペインの思い出にも浸りつつ。。。
それから、久しぶりに科学博物館へも行ってきました。
建築も好き❤️
7月12日から開催される氷河期展も楽しみですが、氷河期展で混雑する前に
↓
大好きな ”隕石ルーム”で 隕石と戯れて 縄文人の骨を拝み
ペルム紀の巨大化石の”シカマイア”に見惚れて
(写メを撮り忘れ、岐阜博物館の写真を拝借↓ )
フォルムが美し過ぎて、自然の驚異。 なんて美しい曲線だろう。。。。
少し靴の木型にも、帽子にも似てますね。
アラトコンカという2枚貝だそうですが、謎が多く 今後の解析にワクワク
期待です!
↓
https://www2.pref.fukui.lg.jp/press/atfiles/pa401712272723b1.pdf
もうね、博物館ってこういう出会いがあるから大好き。
まだまだ、知らない世界ばかり。
まだまだ、知らない美しい世界があり、自然の創造物が山ほど!⛰️
この世は一生飽きないね
暑い中やっと工房に辿り着き💦
でも、やる気に漲ってる! さ、明日からまたお教室![]()
今週は何が起こるかな?
先週はクリッキングを行っていた生徒さん達がスキンステッチに入りますね。
アッパーが仕上がったZOOM生徒さんも↓
今週も靴作り、楽しもう![]()
型紙の誤差 と ”チ”
先週もお教室は賑やかに終了。
工房内は、外の暑さに負けず 靴作りの情熱もHOT🔥でした。
お教室も満員でZoomの生徒さん達も真剣集中!で
もう少しで、オールソール取り替え中の生徒さん↓ 靴作り→靴愛用→靴修理の良いループ🌀
カラフルな靴が並んだ作業テーブル↓
『暫く振りにミシン使うと、色々忘れてる〜💦』
とお話しされてた方もいたので、
ミシンの注意点とコツの話をしましたが、
ミシンを縫う前に、デザインごとの注意点やピッチのバランスなど毎回お話ししますね。
それから、かなり上級レベルな
サイドシーム・ホールカット・モンクの型紙を作成中の生徒さん↓
Zoom受講の方は上級者が多いのですが、皆さんより難しいもの、ややこしいものに挑戦しています!
基礎レベルと、上級レベルの型紙の違いは何かというと、型紙に生じる『誤差』です。
立体の木型から、平面の型紙を作りますので、そこにはある程度の誤差が生じます。
デザインによって ”どこにどの位の誤差が出るか” が、だいぶ違ってきます。
デザインごとの”誤差と生じる理由”を学び、その解決方法を知ればどんなデザインも怖いもの無し!
『どんなデザインの型紙も切れるようになる!』を目標に頑張っていきましょう。
(それから、型紙はどの順番で学べば良いですか?と聞かれたので、お薦めの順番を別に書きますので、少々お待ちを。)
靴の型紙作りは本当に面白いです。
立体(木型)から平面(型紙)へ、そしてまた立体(靴)へ。
想像力を使い、一本の線へ想いを馳せる。
通過しなければいけない点があり、その点をいかに滑かに美しい線に繋げるか。
点を繋げることには”ロマン”がありますね✨
先人達が、星を見ながら星座と物語を作ったように点を繋げる喜び。
最近、アニメで『チ。-地球の運動について-』を見終わり (”進撃の巨人”以来のハマったアニメ)
地動説を信じ、命懸けで研究した人々のお話し。
自分の信念や学び得たことを次世代に繋げていく ということの大切さだけでなく
知りたくてたまらない! 好きなことにただただ没頭するという
知的欲求と探究心を解放して生きている時の人間の強さと喜びにも共感しました。
いちいち邪魔してくる異端審問官にイライラしつつ
、そんなに命をすぐに捨てて良いのか?と思いつつ
こうやって、人間は過ちを繰り返しながら、亀の歩みのようにゆっくりと
イライラするくらいゆっくりと、過ちを正していくのでしょうね。
過ちなどしないに越したことはないのに、
「過ち」を犯さないと「正しい」ことが何なのか、知り得ないのかもしれません。
悲しい生き物です。
そして、それが「過ち」とわかった時点で、潔く正しく方向転換する勇気を持ちたいですね。
夜空を見上げてみますが 星が少なくて。。。。![]()
かつてはアニメの夜空のようだったのか
と思うと、この地球の美しさ!
そして、この美しい地球を汚す愚かしさ。。。。
靴作りで使用する麻糸
暑い日が続きますね〜。
今年は梅雨明けも早いようで、
お教室でも夏の暑さ対策の話をしている方が多いです![]()
また、暑さでボーとしてか?修理しようと持ってきた
靴を電車の網棚に置いてきてしまった生徒さんがいたり
見つかるといいな〜。
ヒールを作っている方↓
毎週、工房に何かを忘れて帰る生徒さんがいらしたり![]()
![]()
夏の間はこんなことが増えるかな。。。![]()
先芯形成中の方↓
さて、
お家で”糸を作って準備してくる方”や
”手縫いはお家で終わらせてくる生徒さん”が多く
作業の進みが早くなるので良いですね![]()
ものづくりはリズムが大切で、毎週行う作業が1週間開いてしまうと
前回スムーズに行えていたことが出来なくなってしまったり、
作業の意味も作業自体も色々忘れてしまったりで
感覚を取り戻すのに3時間かかったり![]()
作業をスムーズに、身体で覚えるようにするには
定期的に学ぶことが大事ですし、進められる作業は自宅で一気に進められると
覚えも早いし、記憶も留まりやすいです。
ですので、お教室のお休みの振替はなるべく同じ週に消化し、
できる作業はお家で行える環境づくりも頑張ってみてくださいね。
さて、お教室では何種類か麻糸を使い分けておりますが
基本は”単糸”(たんし)を束ねてワックスをつけて撚って糸を作っています。
糸作り↓
で、この”単糸”を入れる容器を見つけるのに必死になっている生徒さんがおりました。
お教室では瓶に入れたり缶に入れたりしていますが
私は友人からオランダ土産で頂いたのですが、
缶が”単糸”に奇跡的にピッタリ![]()
奇跡の缶 ↓
ワッフルが入っていた缶なのですが、この缶欲しさに好きでもないワッフルを購入した方も多数
(デパ地下や成城石井で以前は売ってたようです)
缶の蓋に穴を開けて、糸を通すと使いやすいですね。
パテで整え中の方↓
”茅の輪くぐり”と”申年の梅干し”
仕事前に 毎年恒例の 「茅の輪くぐり」 をしてきました。
大きな茅の輪を 左に回って、右に回って、また左に回り 参拝
そして、 大祓人形という
人の形の紙に名前と年齢を書いて 息を吹きかけて 半年の穢れを祓い もして
半年間の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を願う という 神社の行事で、
エンタメ感もあり、6月末のこの行事は楽しみに待っていました!
それから、申年の梅干し も購入し
申年の梅干しは
平安時代、村上天皇が申年に梅干しと昆布茶で病を克服したという伝説が由来
とのことで、縁起の良い梅干しです。
今回は、梅干しの周りに残ったお塩も頂けて、今年の夏バテ防止はこれで万全! かな。
季節ごとに気持ちを新たにできて、生きていることに感謝できる行事があることは有難いです。
ついつい当たり前のことに思ってしまう日常が、とんでもない奇跡の連続の上にあるこを
忘れないでいたいですね。
さ、秋が来るまで 無理をせず 暑さに負けず
頑張ろう! と
気合いを入れ直す 6月末の 楽しみでした![]()
靴作りと脳トレ
先週も”靴が仕上がった生徒さん”が続々と。。。。。
3足目の靴 が仕上がった生徒さん↓
スタイル:U-チップ ダービー
革 :アノネイ社 の アニリンカーフ ミディアム・ブラウン
製法 :スクウェア・ウェイスト
Uーチップ:レイスド・レイク スキンステッチ
全くの初心者からスタートし、毎週「先週やっていたこと記憶にございません!」と言い続け![]()
2足目を作成中も、
生徒さん「前回こんな工程やった記憶ない。。。。」
私「やりましたよ〜。ノートつけてくださいね〜」
↑の会話を毎週のルーティン化しつつの2足目! ![]()
でも3足目を作製している途中は
時々 「あ!これやった記憶がある。。。」「なんだか体が覚えてる」
との発言も増えてきて ほっとしておりました
脳が活性化してきたのかな?![]()
生徒さん達と「記憶力」の話題によくなりますが、だいぶ衰えますよね〜💦
「俳優の名前が出てこない。。。。💦」
「忘れ物が多い。。。。💦」
「長い文章が読めない。。。。💦」
年齢的なものプラス、『スマホ脳』の影響もかなりあるのではないかな〜?
記憶するためのノート作りや、お家での復習などをして、面倒くさがらずに脳を使っていきましょう〜。
毎週、靴作りを行なって手先を使用しているから、このくらいの症状でKEEPできているのではないでしょうか?
もっともっと、手先を使って細かい細かいこと、手に力を入れての作業など、脳への刺激を与えつつ
履きたい靴を作っていきましょうね!
『靴作り』と『脳トレ』を 同時に行うつもりで 頑張っていきましょう〜。
さて、他にも靴が仕上がった生徒さん![]()
10数年振りに当教室に戻って靴作りを再開された生徒さんの復活1足目!
仕事に履いていける〜
と喜んでいました
普段ガンガン履けるのは最高ですね。
スタイル:オックスフォード・キャップス
革 :ダークブラウン アニリンカーフ
製法 :ベベルド・ウェイスト
次の靴も楽しみです!
さて、↓の アデレード スタイルのアッパー作りをしている生徒さんは
トップラインの”伸び止めの革”である BEADING(ビーディング)を付ける作業中。
↓は、奥様用のソリッド作りと、靴の修正と、靴作りを並行して行なっていた生徒さん。
作成中の靴は、
スタイル:フルブローグ・ダービー
革:アニリンカーフ ライト・ブラウン
製法:シート・ウェルテッド
↓
↓ はシンプルなアデレード・スタイルのアッパーが仕上がり、底付けをスタート!
↓は 雨用の靴を作成中の生徒さん
キリの良いところまで作ったら、サンダルを急いで作ります!と、今年の夏用のサンダル作りにも意欲を見せています。
↓ 木型の原型のソリッドがもう少しで完成か?の生徒さん。 この木型を使用して作る靴を考え中。
靴作りをいつからでも始められる教室です。↓ 手先を鍛えて、一緒に脳活しましょう〜。
梅と雨
今日は暑かったですね💦 6月だというのに34℃!!
仕事の合間 15時位に 『都知事選の期日前投票』へ 行ったのですが
真夏
のような太陽を浴びながら行った投票場には
平日の昼間だというのに結構人がいて なんだか元気が出た![]()
日本が良くなっていくように 国民一人一人が 国を作っていけるように
希望も未来も 毎日の 少しづつの積み重ねですものね。
さて、
あまりの暑さに、早めに仕事を終わらせて
お家に帰って この季節の 楽しいお仕事
梅雨は大好きな季節。 多分、 梅と雨の 『梅』 の方に 重きを置いているので
『雨』の方は全く気にならない。 なんなら、雨の夜は読書が進むから 梅も雨も好きだな
今日は先日漬けた梅に 塩揉みした赤紫蘇を投入!
赤紫蘇を塩揉みしながら色の綺麗さにうっとりしつつ![]()
今年も昔ながらの しょっぱい「梅干し」を仕込み中 毎年の楽しみ
梅干しは、これから梅雨が明けたら「土用干し」してさらに漬け込むので
まだ手が掛かるのが なんだか嬉しい 天塩にかける喜び![]()
この間漬けた 「らっきょ」と と「梅シロップ」
気温が高いせいか? 梅が完熟に…💦 大丈夫か? 💦
それから、実家の庭に毎年大量発生するドクダミを母と妹と一緒に摘んで作った
「ドクダミ・チンキ」 と 「ドクダミ茶」
季節を感じながらの 「ものづくり」 は 作るのも 使うのも 考えるのも
どれも純粋に楽しく 1日を豊かに思う。
自然の恵み。 土着の喜び。
母も 祖母も 楽しそうに漬けていた梅干しを 私も楽しく漬けれる 喜び。
去年作った 残り少ない「梅干し」
日本に生まれて良かった〜 。
靴のアッパー革についてのあれこれ
今週靴が仕上がった生徒さんの作品を紹介します。
2足同時に作っていた生徒さんが、両方同時に完成いたしました![]()
今回のテーマは「ELASTIC」(ELASTIC とはゴムのことです。)だったのかな。学び方も良いですね。
まずはこちら↓
デザイン : ELASTIC SIDE SHOES(エラスティック・サイド・シューズ)
革 : アザラシの革
製法 : ストーム・ウェルト
ボトム : ゴム底
靴ひもが苦手。。。。という方に履きやすいデザインですね。
当教室では、教室内で革を購入することもできますが(手頃な革から、超高級革まで
)
生徒さん達が自分で革屋さんから購入してきてもOKですので、毎回珍しい革にチャレンジする方もいて
面白いです。
こちらの生徒さんは、毎回様々なエキゾチックレザーを使用していて、私も使用したことがないものが多く
毎回生徒さん達のチョイスが楽しみです![]()
もう一足は 何とも斬新な 紐なしのブーティー。 中にELASTICが入っているデザインです。
デザイン : ELASTIC BOOTS(エラスティック ブーツ)
革 : パネル・ハイド
製法 : スクウェア・ウェスト
ボトム : ゴム底
フィッティングがどうなるんだろう?ということで、実験的に作っていましたが
フィッティングも問題なく履けました![]()
紐がない分、フェーシング部分が広がってしまうのが気になっていたようでしたが、
次回、こういう時の解消法の提案をいくつか授業で紹介しますね。
こちらで使用したアッパーの革は
"PANEL HIDE"(パネル・ハイド) を使用されています。
雨にも強そうで、数年後履きこなした時の風合いも楽しみですね。
パネル・ハイドは元々馬車の幌に使用されていた革で、現在では”鞄”や”革小物”に使用される革です。
ですので、通常靴では使用しない革ですが、靴でも良い感じに仕上がりましたね。
高級靴ではCALF(生後6ヶ月以内の牛革)をメインに使用します。
赤ちゃん牛の革ですので、キメが細かいので表面の艶が良く、革の繊維質も密なので耐久性があり
手触りも滑らかで、伸縮性にも富み靴には最適な素材です。
CALF以外の革で靴を作ることも勿論ありますが、
靴としての耐久性、通気性、伸縮性、見た目の美しさ、ポリッシュとの相性、を考えた上でも
ドレスシューズにはCALFの革が最適!なのですが、
ドレスシューズ以外は、靴の用途も様々ですし、色々な革の風合いを楽しんでみることができますね。
商業的に考えると、キメが荒かったり、シミが多かったり、消えないベインマーク(静脈(vein)の線)
などが多い革は高級靴や既製靴には使いずらいので使用されませんが、
自分で履いて楽しむ分には、全然OK!な革は多いので、
自分で作る特権として、何だって使えますよね。
あまりに硬い革や伸びない革は柔らかくする方法もありますので、
使いたい革があったら、生徒の皆さん相談してくださいね![]()
ちなみに 牛革には以下のようなものがあります。
*CALF LEATHER :
生後6ヶ月以内 高級な靴や鞄に使用されます。
*KIP LEATHER : 生後1年以内
革のサイズが大きく、原皮も厚くなりますので、丈夫です。
*HIDE LEATHER : 2年以上の革
KIPよりもさらに大きく、分厚くなりますのでカジュアルで耐久性の必要なワークブーツなどに適しています。
*STEER HIDE LEATHER : 生後3ヶ月から6ヶ月の間に去勢され、2年以上経った雄牛
かなりがっしりとした大きな革になります。
*COW LEATHER: 出産経験のある雌牛、乳牛。
厚さはありますが、ステアに比べて柔らかめでライダースのジャケットなどに使用されるので有名です。
靴に使用するのはKIPまでが多いので、HIDE以降の大きな革は私は使用したことが無く細かいことは分かりませんが大体こんな感じです。
牛革は肉食後の副産物でありながら、その後も余すことなく丁寧に使用されています。
本当に素晴らしい素材です。感謝🙏
ちなみにAIに聞いてみたところ
世界最古の革製品は、アルメニアの洞窟で発見された紀元前3500年頃の牛革の靴です。 だそうです![]()
5千年以上も牛革を超える靴の素材が発明されていないというのも、何だか凄いことだな〜![]()
![]()
古代人リスペクト!
靴の木型づくりはムズカシイ?
今月も木型作りが仕上がった方、木型作りをしている方、これから木型作りに入る方。。。がおり、
やすりを使ってカーブを削る方法、テープメジャーで正確に測る方法など、アワアワしながらみなさん頑張っています![]()
靴作りは大きく分けて以下の順番で行います
①LAST MAKING (木型づくり)
②PATTERN CUTTING (型紙)
③ CLICKING (裁断)
④CLOSING (製甲)
⑤BOTTOM MAKING (底付け)
実際に着用できるのが③の革の裁断 からになるので
①の木型と②の型紙は、靴を作る為の”工具” の類になります。
木型作りの順番は
①足の採寸
②足のサイズのソリッド作り(木型の原型 左足のみ作成)
③ソリッドを工場へ送り、左右プラ型にコピー
④左右のプラ型を細かく修正
上記のステップを踏んで、ようやく靴作りに使用する木型(プラ型)が仕上がります。
木型と呼んでいますが、湿気の多い日本では木製ではサイズが変わってしまうので
1mmのずれでもフィッティングが変わってしまうので プラスティック製の ”プラ型”を使用しています。
イギリスだと、乾燥した気候ですので木製でも良いのですし、木製の方が、見た目は良いのですが。。。。
湿気に左右される木製は日本の機構には向いていないので残念です
。
①の採寸は、座ったままの状態で足の外周、土踏まずのカーブ、必要な足囲4箇所を測ります。
歩行は、体重の加重と非加重の連続ですが、重要なのは非加重の際の数値になります。
加重の際の数値で木型を作りますと、その靴はブカブカで大きいサイズになってしまいます。
靴紐を結ぶときに、ぎゅーと紐を絞った際の足の大きさで木型を作りたいので、足の体質も考慮に入れながら
独特な計測の仕方があるのですが、足に吸い付くようなフィット感を出すためにも、採寸はとても大切です。
採寸したものをDRAFT(ドラフト)と呼びます。
②木型の原型になる木のブロック(ある程度の足の形になっているもの)を、ドラフトに合わせながら削っていきます。
左足のみを作ります。
削る順番は
1:外周
2:土踏まず&足裏
3:足囲
4:外周の骨の高さ、カーブを合わせる
5:つま先
③仕上がったソリッドを工場へ送り、プラ型にコピーしてもらい、その時反転させて右足も作成。
ソリッドを作成することにより、左右のつま先が左右対称の形でのプラ型が作れますので、作業が楽になります。
④右足は左足の大きさと同じで仕上がってきますので、ドラフトに合わせながら右足のプラ型を形成していきます。
⑤両足完成。
ソリッドを作るのに、私は半日〜1日位で、イギリスのビスポーク木型職人の平均もその位です。
足の形は顔と同じで全員違いますが、顔同様に構造は同じです。
骨の大きさが多少違って、角度が多少違って、肉付きが違うだけの違いです。
なので、形を形成するのはそれほど難しくはありません。
外周はDRAFTと同じ形にして、骨の並びと平均の大きさを考えながら、計測数値を見ながら削り上げていけば
足が入る木型は作れます。
難しいのは形じゃなく、それぞれの足の感じ方です。
キツく感じやすい硬い足、いくらでも絞れる柔らかい肉の足、歩行の癖、歩行時の足の傾き
それらを考慮して削りあげ、バランスよく美しく仕上げること。これが木型作りの難しいところです。
20年以上も作り続けているので、この足はこんな感じ削る、この足にはこんな工夫をすれば良い。。。
と、人によって、足の体質によって作り方を変えていくので、経験値がものを言う工程です。
1足目の木型を作成中の際は、かなり難しいことしているな〜と感じる生徒さんも多いことと思います。
または、言われるままに削っていたらできた!
という生徒さんがほとんどだと思います。
まずは、1足1足作るごとに経験値を上げていく、知識を増やしていくように、ゆっくりじっくり
腰を据えて作っていきましょうね。
木型作りは一日にしてならず。
お教室に通われている生徒さんの中には、
「とにかく足に合う靴を履いたことがないんです!自分の足に合う靴が欲しい!」
と、靴作りをスタートしている方も多く、
自分の木型が1つあれば、大きな悩みが一つ解決しますよね。
自分の足に合った靴を、自分のデザインで作れる喜び![]()
他人の木型を作るのは難しいですが、
自分の木型を作るのは、自分の足を見ながら触りながら作れるので
自分の足のことについて知識も増やしながら、楽しく作れると思います。
靴や足に悩んでいる方がいたら、ぜひ自分の靴を作ってみませんか?
とりあえず、初心者さんには🔰 1足目の木型はこちらでご用意しますので、安心してくださいね。
毎週土曜日説明会を開催しています。 土曜日ご都合の悪い方は、別日でも承れます↓
ビスポーク・シューズの"仮縫い靴" とは
今週は仮縫い靴が仕上がった生徒さん2名![]()
自分で作成した木型で作成した仮縫い靴、アッパーは自分でデザインしたもの。
その仮靴が足にピッタリ!!!![]()
![]()
嬉しさひとしおですよね。
外反母趾が酷くて、履ける靴がない。。。。
とおっしゃってたので、
それも本当に嬉しい!
仮縫い靴とは、本番の靴を作る前に
木型のフィッティングと靴のデザインをチェックする為の靴です。
一応、私の工房では「仮縫い靴」を作成していますし、お教室でも全く同じように行っています。
仮縫い靴で足が入らない等
そういうことは無く、作った木型のまま靴を作っても良いのですが、
木型というものは、靴を作って足を入れるまで、その木型がどのようなフィッティングなのかはわかりません。
なので、木型が作り終わった時点では、それが良いものなのか否かはわからないという、不思議な代物です![]()
静止した状態での足を測った採寸表をもとに木型を作りますので、歩行の癖や、
個人の体感によるゆるさキツさはわかりませんので、実際履いた時の繊細な感覚も把握する為の”仮縫い靴”でもあります。
私が昔働いていたロンドンのジョンロブでは、仮縫いはしません。
靴を作ってみて、不具合があった場合はその靴を修正して仕上げます。
そして、その不具合だった部分を見て木型も修正しますので、
1足目より2足目、2足目より3足目のフィッティングが良くなっていく。。。という謳い文句のようなものがあります。
私が日本で20年前にビスポーク靴店を開業する際、まだ”ビスポーク・シューズ”という言葉を知る人もいない時代、
当時30万円台で販売し出したのですが、金額を聞いて「靴の値段じゃない!」と怒鳴るような方もいたりして、
そんな中で、3足目から足に合います。。。。なんて商売が成り立つとは思えなかったので、
1足目から合うように、”仮縫い靴” という工程を入れてみました。
なので、今では日本のビスポーク靴店では ”仮縫い靴”を作るのが当たり前のようになっておりますが、
本場イギリスの方法ではなく、日本で日本なりのやり方で進化したものだと思います。
イギリスでも”仮縫い靴”を作ることはたまにあります。
どのような場合かというと、足に疾患をお持ちで足がかなり変形している際などはお作りしていました。
そんな時は、木型作りも足の形を石膏でとって、それを見本に木型を削り出したりの大がかりで
限界なきビスポーク・シューズの凄さを垣間見れたように思います。
当教室では、「仮縫い靴」を作ることが当たり前になっていて、
生徒さん達は「仮縫い靴」を作ることで、デザインや型紙のチェックもできるし、
ミシンの練習にもなるし、仮縫いで失敗した際には「本縫いじゃなくてよかった〜!」
と、本縫いの靴の完成度を上げる為に必要なワンステップになっています。
”短時間”を目指すのでなく、”質を上げる”ことを目指し
”簡単”を目指すので、”長く愛用”できることを目指し
”大量に生産”することを目指すのでなく、”少なくても良い”ものを目指す
ビスポーク・シューズを作ることにとても役立っている”仮縫い靴”です。
いつも にこやかさん 本日も靴とサンダルの修理![]()
赤ちゃんが産まれる前に仕上げたい。。。頑張り屋さん↓![]()
自分用を作って、とても履きやすいのでお母様の分も作成中
↓
もうすぐ仕上がりそうかな
この靴が仕上がったらサンダル作ります
とのこと↓
靴作りを始めたい方、いつからでも開始できます! ↓ 説明会&見学会 は毎週開催しています!
靴の修理&修正を学ぶ
さてさて、充電満タン! ってことで、仕事も頑張るぞ💪
先週のお教室では、靴の修正についてストレッチャーの色々を紹介しました。
金曜の午前と午後は行ってないので、来週行いますね。
それから、BWS T-シャツ届きました![]()
来週から受け取れます!
さて、お教室では、靴作りに励んでいる生徒さん達ですが
「昔買った靴が痛くて履けないです。。。。」と言う生徒さんが
しばしばおります。
そういう靴を持っている生徒さんは、いつでも教室に持ってきてね。
修正方法を教えますので、一緒にあれこれやってみましょう。
あとね、靴の修理も 自分で作った靴以外でもできますので
既製靴の修理も自分でやってみましょう〜。
靴が作れると、材料さえあればどんな修理もできます。
オールソール、ヒール取替え、だけでなく
靴のサイズを大きくする方法、縮める方法
、など
イギリスのビスポークだからこそ行ってきた、驚きの修理方法、修正方法がありますので
どんなことでも無理だと決して思わずにね。
生徒さんの中には、靴の製作よりもひたすら靴の修理ばかり行っている方もおります💦 ![]()
靴に関することなら何でもできる教室ですので、
ご自由に”靴作り” だけでなく、
サンダル作り、 靴の修理、 靴の修正、
も、いつでも出来ますので、ご相談くださいね。
生徒さんは随時募集中です。↓ ビギナーからプロの方まで、学びたいことを思いっきり学べるラボです!






















































