”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室 -104ページ目

無事終了

日曜日に開催致しましたOPEN DAY & 展示会、沢山の方々にお越し頂きまして、誠に有難うございました。

午前中はあいにくの雨で、スタートは静かに始まりましたが、お昼過ぎには小物作り体験コーナーは椅子が足りない。。。、靴磨きコーナーは人が入れない。。。ベビーシューズはやたらと上手な人達が。。。。と大賑わいでした。生徒達の靴の展示を見て『靴の中身ってすごい事になっているんですね!』と驚かれている人達もいたり、生徒の友人、知人、ご家族もいらして、ワイワイ楽しい場になりました。毎年お越し下さる方や、遠方からお越し下さった方も多く、とても嬉しかったです。


今回スタッフとして大活躍されてた太田さんの”フリンジ ”が一気に流行り、工房内のあちこちで靴にフリンジ付けて皆で見せ合ったり、『物づくりは何にもしたことなくて。。。』と言いつつ、ペンケース作りに没頭してとても綺麗に仕上げていた方、カップルでお越しになり、作ったものを見せ合いイチャイチャしていた方々(笑)、友人の勧めに従って、何がなんだかわからな状況で小物作りをさせられていた方(笑)、などなど。。。良い雰囲気が工房中に充満していました。お越し下さった方々、本当に有難うございました。

それから、スタッフの生徒さん達、本当に良く頑張ってくれました!皆さん私より教えるの上手いですね!私という反面教師から多くの事を学んでいるのだろうな~と考え深かったです(笑)。新聞部の皆さん、とても読み応えある楽しい新聞をどうも有難う!新聞部は少ない時間の中で夜中まで記事を書いてくれたり、週末に成城内を食べ歩いてグルメマップ取材してくれたり、ロンドン支局長も参加してロンドン情報を載せてくれたり、お疲れ様でした!来年も宜しくです!!(来年は新聞部のメンバー集めを早めにしますね!スミマセンでした。。)

それから、OBの皆さん、今年も頑張っていますね!毎年毎年成長しているのを見れて本当に嬉しいです。現役生徒達は『僕もいつかこの位の靴作れるようになるんですよね!』と目を輝かせていましたよ。その他、教室の生徒にしか理解できない、『発明品』を数々生みだしている阿部さんの発明品展示もかなり面白かったです。物を作る情熱が靴以外の所にも飛び散って、物凄い鞄を作った生徒さん達も展示しましたが、物を作る喜びって素敵だな~とつくづく思いました。

 展示会後の『焼き肉会』も25名位集まり、まーそれはそれは賑やかで、毎年微妙に顔ぶれが変わりますが、『本当に毎年よくもこんなに個性の濃い人達が集まるものだわ!』と感心してしまいました。みんな、育った環境も、得意科目も、職種も、年齢も、住まいもバラバラな人達の集まりだけれど、相変わらず仲が良いですね。体力と集中力と忍耐力を予想以上に駆使しなくてはならない、過酷な教室に入ってしまったという悲しい現実を忘れたいが為なのか、良く飲み、良く食べ、良く笑い、あっという間の4時間弱。。。次はいよいよ忘年会だよ!(笑)

 私は、お越し頂いた方々にも、生徒さん達にも、本当にありがとうございました!とお伝えしたい思いでいっぱいです。飲み会後半にスタッフと水ちゃん(笑)と『仲間っていいね!』って、学生のようなセリフが出て笑っちゃったけれど、そういえば生徒さん達は『靴作り学生』なんですよね。それは、人生で一番いい時期だよな~と、うなずきながらほろ酔いで帰宅しました。また、来週から頑張ろう!

いよいよ今週末OPEN DAYです!

 今週末10月7日(日)11:00~18:00は教室のOPEN DAY & 展示会を開催です!

 展示会の準備でアワアワしておりますが、年に1度のOPEN DAY。靴づくり、靴教室、物づくりに興味のある方、教室の雰囲気をお知りになりたい方、どんな靴を作れるんだろう?とお思いの方、非日常をお探しの方、ちょっとした冒険をしたい方等、酒癖の悪い酔っ払い以外はどなたでもウェルカムです!(酒癖の良い酔っ払いは可。笑)

 数件ご質問のメールを頂きましたが、ベビーシューズ作り以外は無料です!ご予約も不要ですので、お気軽にお越しくださいませ。

 ベビーシューズは2~3時間で初心者でも1足作れるようなキットにしておりますので、「靴作りってどんなのだろう?」とか、「友人に赤ちゃんが生まれるからプレゼントしよう!」と思っている方、是非ともご参加下さいませ。詳細写真はFACEBOOKに載せましたので、そちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/benchworkstudy?ref=hl


 BWSのOPEN DAYは毎年、参加型で行っておりまして、沢山遊んでいって下さいませ。足に合わない靴の修正や靴磨き講座も1日中行っておりますので、自分の靴をお持ち下さり、思う存分、靴と共に戯れてください。当日のメニューは2回前のブログを御覧ください。

 
 毎年この日は、静かめのお祭り。。って感じで、ワイワイ靴談議をしている人、黙々と革小物を作る人、真剣に靴を鏡のように磨く人達で賑わいます。靴を通して、人の輪が広がったり、靴に対する興味が深まったり、物づくりの楽しさを味わって頂けたら、嬉しいです!


 それから、当教室出身の私お勧めの、若手靴職人達の靴の展示も行います。靴をオーダーしたいけれど、工房を訪ねるのはちょっと。。。と思っている方、お手にとって御覧頂けますので、この機会にぜひ!!
 
 皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております!どうぞ宜しくお願い致します。

 

掲載

 あまりの仕事量の多さに、この2年程雑誌等の掲載は生意気を承知でお断りさせて頂いていましたが、やっぱり生意気だな~と改心しまして(笑)、それにやっぱり私は靴づくりが好きで好きでたまらなく、まだ靴の魅力に気づいていない人達にも知って頂きたいと言う想いも重なり、掲載させて頂けるお声がかかった際は、心より有り難くお受けさせて頂こう!と思い始めたら、早速お声が。。。人生は不思議な事が多いです。本当に有り難いことです。


 と言う訳で、数日前の9月28日発売のMONO スペシャル『革の力』に見開きでどーんと靴2足と私が小さく掲載されております(生徒曰く、『またもや、もの静か風の人に写っている!』との事)。革製品お好きな人は必見。鞄屋さんの事とかあまり知らなかったので、『革の力』読んで勉強になったわ!


それから、本日10月1日発売の『Pen』(完全保存版 一冊まるごと美しい靴)にもハンドソーン ウェルテッド製法の作られ方、ショールームなど当工房が4ページに渡り掲載されておりす。本日届いたばかりなので、まだペラペラっとしか見てませんが、凄いですよ。掲載されている靴達の美しさったら。。。やっぱり『Pen』の切り口とか、物の見方とか、センス、好きだわ~。

本当、完全保存版ですよ!靴好きの人達は早速本屋へGO! 生徒さん達は全員今すぐ本屋へGO!

Facebook も宜しくです。 https://www.facebook.com/benchworkstudy?ref=hl

 


 

BWS OPEN DAY &展示会

10月7日(日)11:00~18:00
ベンチワーク スタディー OPEN DAY & 展示会を開催します!


皆さま、どうぞお気軽にお立ち寄り下さいませ。

当日メニュー

*生徒作製靴+作製中の靴の展示
 
 教室の生徒達の靴をどうぞ御覧くださいませ。作製途中の靴も展示致しますので、ハンドソーン ウェルテット製法靴の作製過程を御覧頂けます。生徒達の涙ぐましい努力の軌跡が感じ取れるのではないでしょうか?

*BWS OBの靴の展示

 当教室で靴作りを学んだ後、工房を立ち上げオーダーを受けている人々の靴を展示致します。
名刺もおきますので、ご興味を持たれた靴がありましたら、それぞれの工房にもどうぞお立寄り下さいませ。

*革製ペンケース作り体験コーナー

 靴製作で出た余り革で、ペンケースを作ってみましょう!物を作る楽しさ、自分で作った物を使う喜びを感じて頂けたらと思います。スタッフが丁寧に手ほどき致します。

 ペンケースの画像はfacebookから御覧頂けます!↓ https://www.facebook.com/benchworkstudy?ref=hl

*靴用 フリンジ作製体験コーナー

 砂避けとして紐靴に取り付けるフリンジを作ってみましょう!ゴルフシューズなどに付いているあれ、です。紐靴であれば付けられますので、どうぞご自分の紐靴を着用またはご持参下さいませ。今までの靴を着せ替え出来て、新たに靴の魅力を発見できる事と思います。

*靴磨きコーナー

 いまいち靴の磨き方に自信がない。そもそも靴の磨き方を知らない。という方がいましたら、どうぞご自分の磨きたい靴をご持参下さいませ。スタッフが丁寧に靴の磨き方のA to Zを手ほどき致します。靴を磨きながら、靴談議をしたり、瞑想状態に入ったり、、、どうぞ靴と共にお楽しみ下さいませ。

*靴の修正コーナー

 買ったけれど、痛くて履けない。ゆるくて靴の中で足が動いてしまう。なんて靴をお持ちではありませんか?そのような、ちょっと困っている靴の修正を致します。ほんのちょっとの事で改善できる靴も多いですので、どうぞ靴をお持ちより下さいませ。ご自分の足の問題も発見できたり、靴を選ぶ時のポイントをお教え致します。

*ベビーシューズ作りコーナー

 ご自分の赤ちゃんへ、お孫さんへ、友人の赤ちゃんへ、自作の靴をプレゼントしては如何でしょうか?初心者でも簡単に可愛いベビーシューズが作れます。

*BWS新聞の配布

 靴作りに熱中している生徒達(BWS新聞部)が不定期に発行している新聞を配布致します。靴作りの楽しさ、靴好き面白人間達によるかなり内容の濃い新聞ですので、是非お持ち帰り下さいませ。

 
 と以上のような内容になっております。教室内で革小物を作ったり、靴を磨いたり、靴談議をしたりして数時間楽しんで頂けるので、お一人でふらっと来ても良し、お友達といらしても良し、どなたでもウェルカムです!

 普段は、ご予約頂いているお客様と生徒以外は、とても足を踏み入れにくい怪しいドア(笑)と恐れられている『あのドア』を、年に一日だけ全開にし、その怪しさを気軽にご覧頂ける日となっておりますので、ご興味のある方は是非ご来店くださいませ。教室にご興味のある方は尚の事、教室の雰囲気も分かると思いますので、是非!私とスタッフ一同、心よりお待ち致しております。


 生徒さん達は、他の生徒の靴を見てモチベーションを上げたり、『次にはこういう工程が待っているんだ~』と予習してみたり、馴染みの教室で別な楽しみを堪能して下さいね。スタッフの人達は朝10時集合です!宜しく。


 それから、展示会後には『国産牛革にエールを送る焼き肉会』を開催致しますので、18:15分までには工房に集合して下さい(既にお店を予約しましたが、参加表明し忘れている生徒さんがいたら早めにご連絡下さい!)自分のクラス以外の人達と日々の教室での楽しさや悩みや不満をネタに、靴談議に花を咲かせましょう!!毎年、この焼き肉会と12月の忘年会で人の輪が広がり、OB達のように今後もながーい付き合いになれる友人&良きライバルに巡り合えるチャンスです。思いっきり楽しみましょう!!


 


 



 

ダンシャリ

 今週は季節の変わり目もやっと体感できたのですが、お会いした人達全員が風邪をひいていました。私はここ数週間、不眠に悩まされていて、夜な夜なヨガをしてなんとか熟睡したい!と頑張っておりましたが、全然眠れず、毎日2時間位の睡眠時間だったのですが、やっと昨夜熟睡!!8時間も眠れた!!土曜日が祝日だった為、教室はお休みだったので、金曜日の夜10時に仕事を終えた後、スタッフと友人と3人でカラオケへ行って、3時間唄ったら溜まってた物が出たみたいです。たまに大声で上手い下手を気にせず唄うって、良いですね。

 そんな訳で、体調がスッキリしたついでに、家の中もスッキリさせようと思い、本日は大掃除。とうとう映画のVIDEOテープ数百本を処分。大きなゴミ袋4袋分。本も整理して、本棚スッキリ!!網戸のそうじもして、食器棚も整理したら、何と気分の良いことでしょう。本当に気分爽快!!洋服も衣替えしたかったのですが、毎晩少しづつやっていこう。。

 これから年末までは休日なんて取れそうにないので、気になっていた所片付けられて良かった。私の場合、気分が落ちている時や、機嫌が悪い時は、ひたすら鍋やフライパンの底を金ブラシで、ゴシゴシ磨いてピカピカにすればスッキリする。だから、私が鍋を磨きだしたら、家族の者達は絶対に話しかけてこないし、磨き終わった後は異様に優しく、隠し事等を告白したりしてくる(笑)。身の回りの整理整頓がしっかりされていれば、元気でいられるような気がします。なかなか、毎日どこもかしこも整理整頓されたままでいるのって大変なのですが、、、

 とりあえず、スッキリ爽快なので明日から年末にかけて、仕事に集中!!再来週はいよいよ展示会だし、日々楽しさを交えつつ、全力投球しようっと!


 教室では、靴が仕上がった人が2名!(O子ちゃんの写真撮るの忘れちゃった!ごめんなさい!)おりましたし、展示会のアイデアを持ってきてくれたやる気漲る生徒さんもいたりと、活気が出ていました。というわけで、展示会のメニューも増えます!後日詳細を載せますが、今年の展示会は充実した内容になりそうです。皆さん、是非ともお越しくださいませ。

 生徒の皆さま、BWS新聞用アンケートを返信下さり有難うございます。まだの人、早めにお願い致します!!

 

 
 

9月のお休み

 9月22日(土)は『秋分の日』で祝日の為、教室はお休みです。

 21日(金)クラスは通常通り行います。どうぞ宜しくです。

BWS新聞部

 ちょっと今週は私の悪い癖『突発的に何か始める&それに人を巻き込む』(笑)が出まして、急に今年も”BWS新聞部”が発足しました!!

 今まで2回『BWS新聞』は発行されたのですが(Vol 2はHPのnewsからご覧頂けます)、なかなか面白かったので、土曜日の午後のクラスで急遽『BWS新聞部は誰でも自己申告で入れるんだけれど。。。BWS新聞部の人は手を挙げて!』と無茶ぶりしたら、6人程集まり(若干強制的。。)、今年も愉快で楽しいBWS新聞が皆さんのお手元にも届く事でしょう。

 こちらの新聞は、10月7日(日)11:00~18:00開催のOPEN DAY & 展示会で配布致します!どうぞよろしくお願いします。

  生徒の皆様にはアンケートをメールでお送りしましたので、お手数お掛けしますが、どうぞご記入の上、ご返信下さいませ。また、メールが帰って来てしまったアドレスもありますので、メールが届かなかった生徒さん達は、恐れ入りますがメール下さい。また、再来週28日に締め切りなので、それまでに教室内で記入して頂く事も可能です。


 さて、他には今週から、これまた突発的に『靴のデザイン講座』を開始しました。英国靴のデザインについて、毎週プチ講座を私の知識が尽きるまで続けたいと思います。今週はOXFORDでした。

 英国靴の基本中の基本。この靴無しには英国靴は語れないデザインです。昔は『ドレスシューズ』と言ったら、OXFORDのみ!ってくらいでしたので、ビシッとスーツで決めたい時はこの靴以外はあり得ないデザインでもありました。今はダービーでもモンクでも、ドレスシューズの中に入るのですが、タキシードを着る時は、黒のエナメルのパンプス(リボンタイ付き)か、キャップ無しのプレーン オックスフォードがドレスコード的にも正解です。

 そんなOXFORDですので、エレガントなデザインNO,1なのでありますが、最近私がお受けしているオーダー靴は『ゴツめのオックスフォードで。。』というのが何故か多いです。はじめは、今イチピンとこなかったのですが、一度作ってみると、日本人の体系にもトラッド系のファッションにも意外な程、似合います。木型もちょっとコロンとした英国クラシックにして、ボリュームある感じにアッパーのラインも丸めに描き、ソールもウェルトも厚めの革を使用したら、作った私がかなり気に入ってしまいました。『完全注文靴ってこれだから楽しいな~。』と思います。お客様も気に入って下さるといいな。今週作っていた靴は1足目のお客様なので、フィッティングするまで緊張しますが、履いて頂いたところを早く見てみたいです。毎回お客様が足入れする瞬間は、凄い楽しみと共に凄く緊張もして、良い刺激になります。

 今週は生徒さん達も続々と靴が仕上がり、靴を木型から抜く時からズーと”にやけ顔”が止まらなかった生徒さんが2名おりました。お二人とも1足目だったので、それはそれは嬉しそうでした。
私としましても、生徒さん達がナイフで指を切り切り、ハンマーで指を打ち付け血豆を作り、ハンドステッチは3時間で5針しか進まず、針はボキボキ折れて、その度に心も折れて。。。という場面を見てきておりますので、靴が仕上がる喜びはきっと格別でしょうね~と一緒に感動してしまいます。人生において、『血と汗と涙の結晶』ってものを持つ経験って、なかなかないですものね。BWSの靴づくりはスポ根にも似た、苦しく辛い道のりの後に、清々しい達成感&充実感が待っています。『自分を褒めたい!』と今日仕上がった生徒さんが言ってましたが、私も褒めてあげますよ!!本当に頑張ったね。

 もうすぐ仕上がりそうな人も、まだまた沢山のハードルを超えなくてはならない人も、靴が仕上がる喜びは、乾涸びたのどに通る、キンキンに冷えたビールだからね!今のうち、苦しみ抜いて、のどをカラカラにしておこう!『ドS!』って生徒さん達にまた言われそうですが。。。(笑)

BWSの open day &展示会

 BWSのOPEN DAY & 展示会を10月7日(日)に行います!

 当日は生徒の作製した靴、作製中の靴を展示します。その他のメニュー以下に

革小物作り体験:

物作りの楽しさを知って頂く為に、革小物作りを手ほどきします。             どうぞ自分で作った小物をお土産にお持ち帰り下さいませ。

靴磨きコ-ナ-:

靴磨きのA to Z を手ほどきします磨きたい靴をどうぞお持ちより下さり、靴を蘇らせ、靴磨きの楽しさを堪能して頂けたら。。。と思います。

靴の修正コ-ナ-:

家にある足に合わない靴を修正致します。また、ご希望者には足を採寸させて頂き、足の特徴等、靴を買う時の注意点などお伝え致します。

Baby shoes作りコ-ナ-:

誰でも簡単に作れるベビーシューズ作りを手ほどきします。赤ちゃん へのプレゼントに手作りファースト シューズはいかがですか?
           


こんな感じで予定しております。当教室にご興味のある方、靴&靴作りに興味のある方、物作りに興味のある方、靴と足の関係がしっくりしない方、靴談義がしたい方、趣味を持ちたい方、ちょこっと暇つぶしをしたい方等々、どなたでもお気軽にお越し下さいまで!!


 生徒の皆様へ:当日スタッフを募集中です!既に4名希望者おりましたが、もう2人位いるとい        いな~。

  OB諸君  :OB展示コーナー設けますので、参加希望者メール頂戴ね。今年も頑張ろう!


 
 さて、先週の教室では、着々と仕上がり真近の生徒さん達が頑張っており、顔もにんまり気味で『もうすぐ履けるんですね!やっと履けるんですね!』と嬉しそうです。

 底付の仕上げは、ウェルトとヒールにワックス(メンチロウ)を付けて、それを熱したアイロンコテで溶かしながら擦り付けて、面を整え、耐水性&耐久性を高め、ピカピカに磨く事によって、見栄えも1,5倍増になります。

 ここで、気を付けなくてはならないのは、アイロンコテの温度。コテを熱し過ぎると、革が焦げて艶が出なくなりますので、コテを当てる前に温度チェック。温度チェックと言っても、なんせアナログ製法、温度を見るのも温度計等使いません。触ってみて『アチャー!』じゃなく『アチ!』っ位です。私はそうやって温度を測っていますが(笑)、初心者でも分かる方法ですと、コテに水をちょっと乗せてみて、水がジュ!っと蒸発するようですと、熱すぎです。触って熱く、水滴がゆっくり蒸発するくらいが適温です。

 ワックスをコテであてた後は、指に布を巻き付けて、余分なワックスを拭き取ります。力を入れてピカピカに光を放つまでひたすら磨き上げます。ワックスの特性として、熱すると溶けるので、力を入れて素早く手を動かし、摩擦で溶かしますので、指紋消えます。指の皮は分厚くなります。でもね、どんどんピカピカになるのを見れるのは、本当に嬉しい楽しい事ですので、頑張ってね。

 このようにワックスを付けると、ヒールは革と思えない程輝きますので、『ヒールって革なんですね!木だと思ってた。。。』と時々お客様に言われます。レディースのヒールですと木やプラスチックの物もありますが、革の方がクッション性もあり、衝撃吸収力もあり、5ミリ厚の革を数枚積み重ねてありますので、減った分だけ取り替えられるので、修理の時、エコですね。


 さ、コテあてして、ボトム処理したら、いよいよ靴から木型を抜けますよ! これは教室では『出産』と呼んでいますが、安産でありますように!!!
 

 
 

 

 あち~!あち~!と言っているうちにもう9月。。。。

 本日は油断してシーツを洗濯して干してから家を出たので、雨がザーと降りだした時には気分がザーと落ち込みました。。。猛暑続きで好きな事って、シーツがパリッと乾くこと位ですが、長年愛用している麻のシーツは年々クタってきて、さわり心地も益々良くなって、ベットにピーンと張って寝るとひんやりして気持ち良い。掛け布団代わりにも麻のシーツを使っていて、かなりガンガン洗濯し続けていますが、丈夫だし、本当に買って良かったよ~と毎年思います。

 
 
 麻という素材は生地の中で最も丈夫な素材で、昔は靴のライニングにも使われていました。現在は昔ほどのクヲリティーの麻が手に入らなくなってしまったので、革のライニングになったそうです。 


 日本では縄文時代から麻の栽培は盛んで、麻産業もかなり発達していましたが、戦後マッカーサーのGHQ政策により、麻の栽培をほぼ禁止されてしまい、日本人が1万年以上も培ってきた麻産業の繁栄が終わってしまいました。現在は細々と残っているにすぎません。日本のような湿気の多い国には麻の着物や服は最適だし、日本の宗教である神道ではお祭りの際に使用したり、麻の実は健康食品として最近は売られていますが、栄養価も高い。しかも麻は成長が凄まじく早く、虫が付かないので、農薬いらずの手間いらず。そして繊維はとても丈夫で、良いことづくめの素晴らしい植物なのです。歴史の浅いアメリカ様は世界中のあっちこっちで、他国に余計なおせっかいを繰り返し、他国の文化や他国そのものさえ崩壊させて、腹立たしいことこの上ない!歴史を重んじない人ってや~ね~!や~ね~!ぶーぶー。


 話しが脱線しましたが、そんな麻ですので靴作りの際も麻の糸を使用しています。アッパーの糸は細くカラフルな糸が必要ですのでナイロン製だったりしますが、底付けに使う糸は『単糸』と呼ばれる糸玉から糸をスルスルっと引きだして、必要な本数を束ねて、ワックスを付けて、しっかり縒って、頑丈な糸を作ります。束になって売られているものもありますが、やはり自分で縒って作ったものの方が丈夫です。

 自分で作る良さって、靴でも糸でも、料理でも食材でも、体で出来具合が感じられる事です。自分で『良し!』と思える所まで丁寧に作れば、良いものが出来上がる。自分で納得した安心感がある。いちいち素材表読んで頭で納得するのとは次元が違う。不出来だった時の理由も自分で分かる。だから改良も出来る。その積み重ねが経験で、経験の積み重ねが歴史ですものね。

 コツコツ積み上げられた先人達の知恵の恩恵に触れた時、私達は祖先に感謝の念を持つことが出来、自分達も未来の人達に誇れる物を残そうとするのではないでしょうか?音楽でも絵画でも建築でも物づくりは何でも、どれだけ時が進もうとも、良いものは人を感動させ、感動したものに魅せられた人達は自分もそんな物を作りたい!って、同じ志をもって時代を繋いで行くのですよね。手間を省いてインチキしたり、時間をかける事を面倒くさがったりしたら、先人達にも未来の人達に対しても、恥ずかしい!と思えますよね。

 自分の好きな物の歴史を繋げる一員になれるって、素敵じゃないですか。ハンドソーンウェルテット靴は約200年の歴史が既にあるから、BWSの生徒さんも200年の歴史の中に登場しているんですよね。スカイビングやハンドステッチや、積み上げ地獄に嵌ってしまった時、この200年の間、同じ失敗して乗り越えた人達がずーといるんだよな~と思うとちょっと頑張れるかな?

靴革講座


 今週は『革講座』を行いました。靴に最も適している革はカーフですが、カーフと言っても、アニリン カーフ、ボックス カーフ、ベビー カーフ、ワックス カーフ等、色々ありまして、それらを見せながら、触りながら、購入する時のポイント、裁断する時のポイント等説明しました。

 靴に使われる革は、カーフ、キッド、シープ、ゴート、カンガルー、コードバン、エナメル、クロコダイル、オーストリッチ、エレファント、リザード、スネーク等、色々あります。魚の革で作られた靴もある位ですので、『革』であれば、何でも作れるんじゃないかしら。革以外にも、キャンバス、フェルト等の布地でも作れます。が、靴に最も適しているのは『カーフ』です。耐久性、伸縮性、通気性と靴を作るにあたって必要な事柄がありますが、この中の耐久性と伸縮性において、カーフに勝る革はありません。

 靴を買う側にとっての革は、輝き方ですとか、色や素材感で選ぶと思いますが、作り手からすると、作り易さということも重要になってきます。作り易いか否かで、革のクヲリティーが把握できます。

 いくら耐久性があっても、釣り込みするのに硬すぎる革では、作り難いだけでなく、履いた後も足に馴染むまでに硬くて大変です。靴の製法によっても革の選び方は違ってきますが、ハンドソーン ウェルテット製法の場合、釣り込みをするにも、ウェルトを縫うにも、かなり力を入れて革を伸ばしますので、その力に耐えられない革では、そもそも作れませんし、力を入れるのが不安になるような革では、靴になった後の寿命の短さが分かります。

 ハンドソーン ウェルテット製法の靴は、作り方自体も驚くほど頑丈に作られておりますが、手で革の伸縮を感じながら、思いっきり引けるだけ革を引っ張って作るので、革も勿論頑丈です。最近、私の二の腕の筋肉がさらに進化し、昨日スタッフのメグチャンに『ユキさん、腕の筋肉3つに割れていますよ!なんか、ちびマッチョ!ですね』と言われました。どのくらいカーフの革が頑丈かお分かり頂けたでしょうか?私、体張って仕事してます。。。。


 もうひとつ、革の良さには『革は食肉の副産物である』ということがあります。物作りの根底にある”物を大切にする”という尊い気持ちが革には含まれていると、私は思います。この気持ちを失くした物づくりは色々な物を破壊へ導くように思うのです。それから、自分が食さない肉の革はあまり使いたくないな~とも思います。私は最良のカーフを使いたいので、牛肉は良質な物を沢山沢山食べたいな~という思いも強いです。勿論革の為ですよ!!(笑)。