雄略天皇 泊瀬朝倉宮 伝承地その3 天の森 | 倭は国のまほろば…残された憧憬を訪ねて…。

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【平成30年4月5日(木)】

 

【泊瀬朝倉宮】(安康天皇3年~)  所在地:桜井市黒崎158 天の森

第21代雄略天皇 在位:安康天皇3年(AD456)~雄略天皇23年(AD479)

 

実は天の森に関する情報がネット上でも殆どなく、ようやくなんとか場所を突き止めました。

 

白山神社からR165沿いに東に100m程歩くと左(北)に登っていく道があります。

 

3分程登って行くと舗装道路がここで終わりますが、この御家の左手の山道を登って行きます。

 

登って20mぐらいの処に右に行く道がありますのでここを右。(右手の石が目印)

情報ではこの三叉路に道標が立ってたはずなんですが、朽ち果てて跡形も無いようです…。

 

しばらく行くと朽ち果てた小屋があります。

 

朽ちた小屋の前に石垣があって少し平坦な場所が目的地。

この木柱の碑のようなもの(文字も識別不能)も朽ちて倒れていましたし、説明書きもありませんでした。

もしここを伝承地として推すのならば桜井市はもう少し整備してもらいたい。

 

たしかに、ここ「天の森」は、立地的に見て宮を営むのに適地ではないようですが、高安城のような防御施設的な古代山城と考えれば宮の見張り櫓としての可能性も否めない…。(高安城築城は約200年後ですが…。)

 

雄略天皇 丹比高鷲原陵