【平成29年6月4日(日)】
今年の1月に行われた「奈良まほろばソムリエ検定」の奈良通2級になんとか合格。
次のステップ、1級を受験出来る資格は、2級の合格者であり、指定の体験学習を受講したもの。
ということで、今回その体験学習に行って来ました。選んだテーマは「大和政権発祥の地を歩く」です。
講師は阪南大、来村多加史教授という贅沢なガイド。
まずは大神神社の摂社、末社を訪ねます。
大直禰子神社(若宮社) 古事記に由来する「おだまき杉」
ここはかつて大神神社の神宮寺(大御輪寺)
久延彦神社 注連柱の鳥居 ここは知恵の神様
そして御存じ大神神社へ
巳の神杉 流石ここの注連柱は太い。
狭井神社 神水の井戸 この水を飲めば病気が治るという
大和三山展望所からの眺望 大神神社の大鳥居がハッキリ判る
そして振り向くと御神体の三輪山 狭井川付近に咲くささゆり
古事記に出てくる狭井川 神武天皇聖跡狭井河之上顕彰碑
「神武天皇 伊須気余理比売命ノ御家アリシ狭井河之上ニ行幸アラセラレタリ聖跡ハ此ノ地付近ナリト推セラル」と記されている。要するに神武天皇が狭井川の畔で大物主神の娘ヒメタタライスズヒメ(神武天皇皇后)と出会ったのがこの付近という事です。
弁天社古墳(富士・厳島神社) ここは古墳の上に神社が鎮座している
茅原大墓古墳(帆立貝式前方後円墳) 古墳時代中期初頭(4世紀末頃)の築造と考えられる。
元伊勢とよばれる檜原神社 三つ鳥居
二上山が注連柱の真ん中に収まる
檜原神社から少し下ってきた井寺池からの三輪山が美しい 振り向けば…箸墓古墳!
ホケノ山古墳 古墳時代前期(3世紀中頃)帆立貝式前方後円墳で箸墓の一つ前の古墳といわれる
そして卑弥呼の墓と云われて名高い箸墓古墳
卑弥呼の墓は宮内庁治定 大市墓
いつみても素晴らしいシルエット!
纏向小学校を挟んで右が纏向石塚、左が矢塚、奥が勝山古墳 纏向石塚古墳
そして最後は、纏向遺跡居館域
吉野ヶ里と大きく違うのは東西南北綺麗に整列して建てていることです。
延べ4時間、たっぷりの体験プログラム堪能しました。 これで1級受けられます!