立冬のころの旬の魚介類
時々暖かい日が戻ったりしますが、朝晩の冷え込みが冬を感じさせる空気になってきました。立冬から半月近くたちましたが今の旬の魚介類、食べていますか?ししゃも、ブリ、サンマ、鮭、牡蠣、カニ等がそうですね。香箱ガニや松葉ガニの解禁日は毎年楽しみですね。これらの物を楽しみながら健康な身体を作りましょう。豊富な栄養を損なわずに頂く方法は簡単です。熱を加えない方がより多くのものがとれるのです。刺身煮物蒸し物焼き物揚げ物の順に貴重な栄養素が失われていきます。特に揚げ物は一番取りたいDHA等の油脂が揚げ油に溶け出し、残念な食品になってしまいます。新鮮なお刺身は口にも身体にもそして心にもたっぷりの栄養をもたらせてくれるのです。良い季節です。旬を味わいましょう。鮭にはビタミン類アスタキサンチン、DHAやEPAなどの栄養素が豊富に含まれています。鮭から摂取できる代表的なビタミン類は、ビタミンB群やビタミンA、C、D、Eなどです。ビタミンには水溶性と脂溶性の2種類が存在し、ビタミンB1は糖質を分解するために必要な栄養素です。ビタミンB2は脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜の健康を維持します。シシャモはカリウムが豊富で、おもに体内で浸透圧の調整をしてくれます。ナトリウムの排出を手助けする作用があり、塩分のとり過ぎを調節する役割があります。りん、カルシウムも豊富で、骨を作る成分が多いのも特徴です。サンマにもたくさんの栄養が含まれています。必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質や貧血防止に効果のある 鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、また骨や歯の健康に欠かせないカルシウムその吸収を助けるビタミンDも多く含んでいる。頭の良くなるとわれているDHA中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果もあり、体系の気になる方、育ち盛りのお子さんからお年寄り、閉経後の女性とまさに老若男女に万能の食材と言えます。それでは、より良い明日を迎えるため素敵な一日をお過ごしください。