今日は、靴のお話です
久しぶりに、『隠れ細幅』のお話をしようと思います。
最近も、「自分は幅広だ」とご自分では思っていらっしゃるのだけど、実際は全然幅広ではなく、逆に「幅が細い」細幅さんだった、というお客様が、とってもとっても多いことを痛感します。
ほんとに隠れ細幅さんって多くてですね、「私、幅広なんですよ～」っておっしゃるお客様がいると、まずはウタガッテしまうほどです(笑)
さて、こちらのトウシューズ、まずはご覧ください。
。。。幅がぜーんぜん違うでしょ？？
これは、自分は幅広だと思い込んでいた、バレエ友のHちゃんのトウシューズ。
右の幅広トウシューズを何十年も履いていたのです。
でもずっと爪も指も痛くて悩んでいるとのことで、ハダシを見せてもらったところ、あ～これは隠れ細幅だな～とすぐわかりましたので、細幅の私が履いているトウシューズの品番を教えました。
それが、左の細幅トウシューズです。だいぶホッソリ見えると思いますが、これがHちゃんの足にドンピシャリ！ピッタリだったのです。
ふたを開けてみたら、正真正銘の細幅さん（A幅よりのB幅）でしたので、こんな幅が全然合わないブカブカトウシューズ、絶対大きすぎますからね。。さぞ痛かったことでしょう。
トウシューズって、ホントにつま先で立つんですよね。指ではなくて、ホントにつま先しか床に着きません。
幅が広すぎると、足の側面での支えがなくなるので、つま先がダイレクトに地面に着いちゃうんですよ。。。その痛さったら。。。普通の靴の比ではありません
でも、幅がぴったり合うトウシューズにしたら、痛くなくなって、Hちゃん、「何十年も悩んでいたのは、何だったの～！？」と、叫んでいました
さらに、うれしいことに、ぴったり細幅トウシューズに変えた、まさに最初のレッスンで、先生が「あっ、そのトウシューズ、いいですね
」とすぐに気づいて下さったのです
私もその場にいたので、思わずガッツポーズをしてしまいました(笑)
痛くなくなるだけでなく、足先のラインも、先生が気づくくらいきれいになったのですね
『幅広神話』の真実 ←こんな前から延々と書いてますね。。。でも靴売り場には、相変わらず３E幅ばっかり涙 せめてC幅は標準で置いてくれぃ～
4/28（土）、29(日）、30（月祝） 10:00～18:00 上野の森バレエホリディでお待ちしております！
場所は、上野駅公園口改札すぐ！東京文化会館です。
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はぎのもり ゆきこ